中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

大理古城人民路で撮られた裸照

2016年05月31日 | 大理古城

都市時報(注:雲南省昆明で発行されている新聞)に拠れば、5月25日0時50分に「微博」上に大理古城人民路で撮ったカップルの裸照(ヌード写真)が何枚か掲載されて大きな反響を呼んだとの事。都市時報(5月26日付)に拠れば、年若い二人の男女は、一糸纏わぬ全裸で、大理古城の人民路にある青年旅舎前、大理第四中の正門前、商店前等でヌード写真を撮り「微博」上に載せたそうです。

この情侶(注:アベック)がヌード写真を撮った場所は、何れも私にとっても馴染みの場所なので、些か複雑な心境です。私は、その二人が載せたと云う「微博」(既に、削除されたとの話もあります)を見ていないで分かりませんが、新京報(電子版)に拠れば、5月25日23時の時点で約56万回もアクセスがあったそうです。大理公安当局も捜査に乗り出し、結局、この二人は「ネット上に淫乱な情報を流したとして」陳某(女性)は15日、羅某(男性)は13日の行政拘留の処分を受けたとの事。

この若い二人が芸術と称して載せたヌード写真を巡ってはいろいろな反応があったようですが、大理古城文化遺産保護協会理事で作家の施怀基氏は、今回の二人の行動に対して「出て行け!大理はこの様な芸術の名をかりた猥褻行為は認めない」と云ったそうですが、二人の今回の行為は多いに顰蹙をかって居るようです。ごく少数ですが、二人は深夜に写真を撮ったようだし、写真を撮っている際に、他に見ている人も誰も居ない様なので、誰かに迷惑をかけた訳でもないので別に構わないのではないかと意見もある様ですが、否定的な意見が圧倒的に多い様です。

特に、全裸で大理第四中の正門に攀じ登っている写真は、四中の父兄からは「気持ちが悪くて鳥肌が立つ、子供の心理にも悪い影響を与える」「生徒の多くも、今回の事件は既に知っている」等の意見もあり二人は多いに非難を浴びている様です。また、大理古城は白族が多く居住する場所でもあり、特に学校正門前でヌード写真を撮った事で怒りを呼び起こしている様です。

 

この写真は以前人民路にあった「太陽島」と云うバーの隣にある店の前で撮った写真ですが、この店では、スペヤリブを売っており、私もこの店でスペヤリブを良く買うのですが、この写真を見ると私も胸糞悪くなります。


都市時報に拠れば、2016年4月11日にも若い女性がチベットでもヌード写真を撮り問題になったそうですが、2015年5月17日にも北京の故宮博物院内でヌード写真を撮り新浪微博に載せて問題になったりと、中国では最近この様な類似の事件が起きている様です。

 

 



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