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 市井の片隅で暮らす者の備忘録です。

二度とない人生だから 

2022年07月29日 | 家庭菜園

 「二度とない人生だから」
 
     二度とない人生だから
     一輪の花にも
     無限の愛をそそいでゆこう
     一羽の鳥の声にも
     無心の耳をかたむけてゆこう
 
     二度とない人生だから
     一匹のこおろぎでも
     ふみころさないように
     こころしてゆこう
     どんなにか
     よろこぶことだろう
 
     二度とない人生だから
     一ぺんでも多く
     便りをしよう返事は必ず書くことにしよう
 
     二度とない人生だから
     まず一番身近な者たちに
     できるだけのことをしよう
     貧しいけれど
     こころ豊かに接してゆこう
 
     二度とない人生だから
     つゆくさのつゆにも
     めぐりあいのふしぎを思い
     足をとどめてみつめてゆこう
 
     二度とない人生だから
     のぼる日 しずむ日
     まるい月 かけてゆく月
     四季それぞれの星々の光にふれて
     わがこころをあらいきよめてゆこう
 
     二度とない人生だから
     戦争のない世の実現に努力し
     そういう詩を一篇でも多く作ってゆこう
     わたしが死んだら
     あとをついでくれる若い人たちのために
     この大願を書きつづけてゆこう

              坂村 真民

「癒しの詩人」と言われている坂村真民さんの「二度とない人生だから」
「念ずれば花ひらく」も有名です。

入道雲。空も、夏らしくなってきました。が、寝苦しい夜が続きます。
猫の額の家庭菜園もかぼちゃの花が開き、蜂が蜜を吸いに、
トマトは朝日を受けて輝いてました

一日一生 無理せず今日も良い一日になりますように!



 


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