知人で岡山県備前市出身で小説家の小手鞠るいさんの新刊が上梓された。
現在、ニューヨーク州にお住まい。
「望月青果店」は岡山県の旭川沿いのダムが近くにある温泉街が舞台となっている。
岡山県の人が読んだら、あ、それ、そこだ(笑)とわかる。その他岡山に縁のある産物や行楽地も
文中に登場している。
小手鞠さんは恋愛を巧みに心理描写されかれるが、今回の作品は家族が主題かな。
相変わらず文中にちりばめられた、綺麗な表現。宝石箱から宝石が飛び出てくるような
タッチだ。
望月青果店 | |
小手鞠 るい | |
中央公論新社 |
ある人から聞いたのですが、
全国にある47の県庁所在地の比較ですが、
岡山市は人口当たりのパン屋の数、及び人口当たりパンの年間購入額、
ともに神戸に次いで第2位なのです。
1位は頷けますが、意外。
でも、今住んでいる地域はパン屋さんは数少ない。
美味しいパン屋さんできないかな…