~笑顔いっぱい 附属高校生~ Nias ! ◆長崎総合科学大学附属高等学校◆

長崎総合科学大学附属高等学校
(男女共学・普通科)
2010年 4月1日blog開設

Face to face

2011年05月09日 | 学校行事
こんにちは。
今にも雨が降りそうな、早くも梅雨を感じさせる天気です。

さて、先週末の7日(土)に育友会総会が開催されました。
役員の方を始め、参加していただいた保護者の皆様、お忙しい中本校に足を運んで頂き、どうもありがとうございました。

この日は長崎県メディア安全指導員の横山祐美先生による講演も行われました。
演題は『今ドキのケータイ・ネットゲーム事情 ~あなたの子どもは大丈夫!?~』でした。
文字通り、高校生のほとんどが所持している携帯電話のトラブルと対処法を中心に、素人でもわかりやすく説明していただき、とても勉強になりました。

私たち教職員も聴いていたのですが、ネット世界の発展スピードと影響力に驚き、また恐怖を覚えます。
例えば、ほんの一例ですが、ネットに一度流れた画像を削除することは不可能であることや、メディア依存は薬物依存の7倍もの影響があること、などです。

お互いの顔が見えないネット世界。
そこには人と人との間にメディアがあるというだけで、事が時としてとんでもない方向に動いてしまうのです。

だからこそ Face to face が大事である、と横山先生はおっしゃいます。
会って話すことにより、顔の表情や声のトーンで相手の気持ちをくみ取ったり、またくみ取ってもらったり・・・。

なんと、メールを始めとした、メディアを介したコミュニケーションは、「直接会って話す」に対して1%しか相手に伝わっていない、とのことでした。
普段の生活で、なんとなくそう感じている方もいらっしゃるとは思いますが、この数字にはビックリです。
足りない99%・・・
それは、読む人のそのときの感情や想像、妄想によって左右されるということでした。

確かにそうだと思います。
短時間でも、直接会って話せば何てないことだったのに・・・。
そういう経験は、特にこのご時世、誰しも一度はあるでしょう。

自分にとって大切な友だち、家族、恋人。
そんなかけがえのない存在を失わないように、便利だけどあえて使わないでみる日を作ってみませんか?
※写真は、育友会総会(講演)の様子

■中間考査  5月13日~18日
■歯科検診  5月19・20日
■高総体短縮授業 5月26日~