はてさて。昨年の人間ドックで謎の塊を見つけ、
肝生検を受けることになったおいら。
（遠い目）
朝入院をして、パジャマに着替えて待つ。
検査のため、朝食後は絶食になるそうな。
そんなわけで、看護師さんが
食べないようにと壁のところにデッカく
『禁食中』
と書かれる。
母親が暇だろうからと、dancyu（料理雑誌）を買って
くれましたが、何故にそのチョイス。
こりゃー目に毒ですね。
絶食のため、点滴を打たれました。
つまりはこれがおいらの栄養源。
どうもこの看護師ちゃんは新人なのか、
後ろで先輩看護師が心配そうに見つめてます。
注射の針が入らず、下に敷いた枕が血だらけになったというちょっとしたハプニングがご愛嬌ということで。
昼過ぎに先生から検査の方針を聞きました。
静脈から鎮静剤を打ち、その間に針で組織をとるそうです。
朦朧としているので、最初のトイレに行くときは
声かけてねとのことです。この意味が後で分かることになろうとは。
しかし、それが終わると検査のある夕方まで暇…かと思ってたら、心電図やらX線カメラやら受けることに。
さて、まだ時間があるぞ…
と思ったら、頼りない若者が入ってきました。
ん？誰じゃ？
研修医『今回、回診担当の〇〇です。いろいろお聞きしますので。』
∑(ﾟДﾟ)研修医かーーい！！
あー、ここにも新人ちゃん、春ですね。
つーか、カーテン開けるまえに声かけようね。
研修医『ねずみさん、これまでを教えてください。』
おいら『（いや、チミタチ知ってるでしょ？それとも勉強で聴いてるのか？）人間ドックで…』
研修医『なるほどなるほど。大きな病気はかかったことありますか？』
おいら『（やっぱり勉強のためだな）あー、15年ほど前に手掌多汗症で、交感神経のT2、T3に切り込みを入れる手術をしましたね。』
研修医『あー、ペインクリニックでやってるアレですか？』
おいら『いえ、あれは副作用が多いため、別の方法ですね。ペインクリニックでは完全に切除することで代償性発汗が起こり、問題になってたようですからね。』
研修医『…はぁ…、では両親の既往歴も』
おいら『父は、糖尿病と大腸ガン、母は副甲状腺肥大ですね。』
研修医『なるほど、なるほど。副甲状腺肥大でどんな…』
おいら『（∑(ﾟДﾟ)わかってなかったんかい！）ここにある副甲状腺の片方が異常に肥大してしまい、血中のカルシウムが増える病気ですね。』
研修医『なるほどなるほど』
なるほどなるほどって、
∑(ﾟДﾟ)おまえは、手越祐也か？！
こちらから見ていても目が泳いでいる。
あんまりどう対処していいかわからないんでしょうね。
新人ちゃんとのやりとりは、ある意味勉強になりますね。
さてさて、そんなやりとりも終わり、
待っていると、同じ部屋のところに見舞い客が。
『ばあちゃん、惣菜買ってきたから！』
って、軽い宴会になってるし∑(ﾟДﾟ)
ごはんを食べれないおいらにとっては
軽い拷問ですね。
といっても、点滴のおかげかそんなにお腹が空いているわけでもないですね。点滴、おそるべし。
トイレにも点滴を自在に操れるようになり、
キャプテン翼の『点滴は友達さ★』状態ですね♪
さ、次はいよいよ検査編です。
