出張から戻り、家のポストの郵便物をチェックするおいら。
この時期になると、喪中のため年賀の挨拶を自粛のハガキがちらほら。
ん?
あ、元同僚のお母さん亡くなられたのか…。
年賀状は作ったけど、控えないとな。
こちらも、元同僚から。
え?
奥さん亡くなったのか?
こちらの元同僚は、同じチームで仕事をしていた人。
ちょいちょいご自宅にも訪問してたので、
奥さんの事もよく知ってる。
元同僚がなかなかの熱いヤツで、感情のアップダウンが凄まじかったのですが、
奥さんは陽だまりのような穏やかな方で、
結婚を聞いた時も『この人ほどの人は現れないから、不幸にしちゃダメだよ。』と熱弁をふるったこともありました。
→お前は誰だ?
今の仕事の関係である団体事務局の職員に奥さんが転職されてて、
おいらが会議に出てたときに、会議での新任の職員挨拶の時においらを見つけて、『あ!ねずみくんだ!』と走り寄ってきてくれたな。
(挨拶早々だったので、他の職員も『え?え?何?』となり、後から説明するのがややこしいことになったのも、今となっては良い思い出。)
その後いろいろあったらしく、そこは辞められたので、そこの事務局の人たちと『彼女、元気かね?』と話していた矢先に。
まだまだ若いのに。
ハガキなので多くは語ってないものの、
病気療養してたこと、療養も虚しく亡くなってしまったことが綴られていました。
いい人ほど、なぜ早くいってしまうのか、
今度会えるから、と思ってたら永遠にその機会を失ってしまうのだと、改めて気付かされました。
アイツのことだから、きっと凄まじい哀しみに暮れているに違いない。ハガキをよく出せたな、と心配になります。
おいら以上に仕事の鬼だから、きっと仕事で紛らわせてるのかもしれないな、
迷惑にならない程度に、線香を送ろう。
気になる人には、今のうちに会っておかないと。
それと、もちろんアイツにも。