ねずママのねごと

日々生活しながら、あるいはインターネットの世界に遊びながら思うことをいろいろ。

中村勘九郎、襲名披露直前に……

2005年01月31日 | 日記
 歌舞伎役者、中村七之助が警官を殴って逮捕されたとの報道。

中村七之助容疑者を逮捕 タクシー料金トラブル 警官殴る (産経新聞) - goo ニュース

 父親の中村勘九郎は十八代目勘三郎襲名をひかえており、そのお祝いのパーティーがあった翌朝の事件でした。「本人が出てきて喋るべきだが、なにしろまだ(留置場に)はいっているので」と、父親として「少しでも早くお詫びを申し上げに」謝罪会見をした勘九郎。親としての思いや、中村屋としての立場や、関係者への影響、とりわけ襲名披露がどうなるのかとかの心配や、事件の相手への心遣いやなにやらが頭の中で渦巻きながらの会見だったと思いますが、普段とかわらない腰の低い丁寧な受け答えをテレビで見て、つい同情してしまいました。いえ、もとから熱心なファン……とまではいかないですが、応援していますから。もし子育て間違っていたのなら、いまからでもやり直しすれば(しないよりはずっと)いいのです。がんばれー。

 応援している理由は、役者としてすばらしい人だと思うからなのはもちろんですが、もうひとつ、ろくでもない(?)理由があります。うちの主人が、勘九郎に顔立ちが少し似ていた(過去形なのがちょっと残念)のです。いまでこそ、「そういわれてみると、目のあたりが似ていなくもないかもしれない」という程度ですが、若い頃はけっこう似ていると言われたそうです。私もテレビで勘九郎を見て、「この人○○さん(←主人のことです)に似てるなあ」と思いましたし。あ、あんなに格好良くはないです、もちろん。でもその当時だったら「いとこです」といえば信じてもらえそうなくらいは似ていたと思います。(笑)似ていたからなんとなく気になって、そして応援していたらいつのまにか大役者になっていた、というわけ。

 さて、なにしろいろいろ大変でしょうが、その時々での最前を尽くして、失速することなくこのままがんばっていって欲しいと思います、中村勘九郎さん。
 事件を起こした当の七之助についてはなにも書かないで終わるのが、なんとなく心苦しいですが、まだ事件の詳しいことはわかっていないですし、まあ今日はこんなところで。