日経オンラインを見ていたら気になる記事がありました。
”米アリゾナ州に、アルコー・ライフ・エクステンション・ファンデーションという非営利団体がある。
この団体は、希望者が亡くなると、その人間の遺体を液体窒素を用いて-196 ℃で長期冷凍保存するという技術を一般に提供している。”
費用は全身の保管が20万ドル、頭部だけの保存は8万ドルだそうで、その内訳は永久保管料と解凍蘇生費用が含まれている、
既に138人の遺体がここに保管されていて、その多くは大金持ちではなくて一般人というのがちょっと意外。その訳は、
多くの場合、生命保険で自動的に支払われる契約になっているそう。そう考えるとそれほど法外な価格ではないのかも。
最初はSFチックでワクワク気分で記事を読んでいたんですけども、ん?待てよ?と言う思いも。
記者も指摘していますが、
まず、本当に蘇生できるのかどうか?の保証は無い。今までに成功した実績なんて全く無いんですと。ま、だから、何十年か何百年か
の未来になればきっと大丈夫だろう?という期待に基づいている訳です。すごく楽観的。
それから、解凍出来るようになる何十年か何百年まで、この団体自体が存在出来ているのか?国とか法律とか社会環境がどうなって
いるのか誰も予測出来ないでしょう。
それと、蘇った時の社会が、あえて生き返るに価値のある社会なのか?逆に自分がその時の社会に存在する価値のある人間たりえるのか?
など考えると、長生きしたからといって決してバラ色の未来が待っているとは限らないでしょ。
果たして生き返って延命することにどれだけの価値があるのか?
もしも自分が蘇る日のことを考えたら、希望よりも不安の方が大きいです。
いずれ科学や医学が進歩して技術的に可能な話になってくると、重たいテーマになるんでしょうね。
”米アリゾナ州に、アルコー・ライフ・エクステンション・ファンデーションという非営利団体がある。
この団体は、希望者が亡くなると、その人間の遺体を液体窒素を用いて-196 ℃で長期冷凍保存するという技術を一般に提供している。”
費用は全身の保管が20万ドル、頭部だけの保存は8万ドルだそうで、その内訳は永久保管料と解凍蘇生費用が含まれている、
既に138人の遺体がここに保管されていて、その多くは大金持ちではなくて一般人というのがちょっと意外。その訳は、
多くの場合、生命保険で自動的に支払われる契約になっているそう。そう考えるとそれほど法外な価格ではないのかも。
最初はSFチックでワクワク気分で記事を読んでいたんですけども、ん?待てよ?と言う思いも。
記者も指摘していますが、
まず、本当に蘇生できるのかどうか?の保証は無い。今までに成功した実績なんて全く無いんですと。ま、だから、何十年か何百年か
の未来になればきっと大丈夫だろう?という期待に基づいている訳です。すごく楽観的。
それから、解凍出来るようになる何十年か何百年まで、この団体自体が存在出来ているのか?国とか法律とか社会環境がどうなって
いるのか誰も予測出来ないでしょう。
それと、蘇った時の社会が、あえて生き返るに価値のある社会なのか?逆に自分がその時の社会に存在する価値のある人間たりえるのか?
など考えると、長生きしたからといって決してバラ色の未来が待っているとは限らないでしょ。
果たして生き返って延命することにどれだけの価値があるのか?
もしも自分が蘇る日のことを考えたら、希望よりも不安の方が大きいです。
いずれ科学や医学が進歩して技術的に可能な話になってくると、重たいテーマになるんでしょうね。