大麻や覚せい剤といった薬物問題が芸能人のみならず全国各地の学生にも広がっている状況を受け、京都大学が新入生を対象に法令順守や交通マナーなどの「社会常識」を授業で教える方針を打ち出しました。
この報道を受け、ニュース畑に「薬物ダメ、京大が『社会常識』の授業実施へ 大学で『社会常識』を教える必要はありますか?」と、大学で社会常識を教える事の必要性を問う投稿が寄せられました。
投稿者の 243243243243 さんは、オウム事件で高学歴の幹部が多かったことを指摘。「高学歴=社会常識がある」わけではないとしたうえで、大学の授業で社会常識を教えることの是非を問いかけています。
この投稿に、「大学で社会常識を教える必要がある」と考える意見は45%(22コメント)と、「必要はない」と考える意見は29%(14コメント)と、大学で社会常識を教える必要があるとの意見のほうが大きい割合を占めました。
大学で社会常識を教える必要があると考える意見では、大学生における社会常識を含めた倫理観の欠如が認められるため、社会に出る前にしっかりと身につけてもらうためにも教育という形が不可欠だと指摘しています。
また、大学生は色々な誘惑に囲まれており、破滅的な誘惑から自分の身を守るためにも、事前に教育することが必要だとの意見がありました。
このほか、在学生が薬物に手を出したりすれば大学のイメージダウンにつながるため、大学側の防衛策として必要になっているとの指摘もありました。
一方、必要がないという意見では、大学本来の存在理由を考えれば、大学入学の前に社会常識は身につけていて当然だとの声が多く寄せられています。
また、大学の授業で社会常識を教えてもらえる状況は、裏を返せば高校生までに社会常識を身につけていなくてもよいと認めることになり、ひいては家庭や義務教育でのしつけがおろそかになる可能性があるとの懸念もありました。
国公私立を問わず、大学は研究を主体とする高等教育機関として位置づけられています。しかし、少子化に伴う生徒数の減少などの影響も受け、大学全入学時代とも言われる昨今、大学の存在意義が昔と変わってきているのかもしれません。そんな中、社会常識を「授業で教える」ことの必要性も考える時代になってきたのでしょうか。
ニュース畑では「薬物ダメ、京大が『社会常識』の授業実施へ 大学で『社会常識』を教える必要はありますか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは12月15日0時です)。みなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。
この報道を受け、ニュース畑に「薬物ダメ、京大が『社会常識』の授業実施へ 大学で『社会常識』を教える必要はありますか?」と、大学で社会常識を教える事の必要性を問う投稿が寄せられました。
投稿者の 243243243243 さんは、オウム事件で高学歴の幹部が多かったことを指摘。「高学歴=社会常識がある」わけではないとしたうえで、大学の授業で社会常識を教えることの是非を問いかけています。
この投稿に、「大学で社会常識を教える必要がある」と考える意見は45%(22コメント)と、「必要はない」と考える意見は29%(14コメント)と、大学で社会常識を教える必要があるとの意見のほうが大きい割合を占めました。
(円グラフは12月1日時点のものです。ニュース畑の記事はこちらです。)
大学で社会常識を教える必要があると考える意見では、大学生における社会常識を含めた倫理観の欠如が認められるため、社会に出る前にしっかりと身につけてもらうためにも教育という形が不可欠だと指摘しています。
「やはり大学という専門機関において正規に取り組まれるべきものと思います。常識的な行動をさせようとするには、やはりカリキュラムに従った教育が必要でしょう」(匿名投稿者)
「社会常識というか、高度な科学技術で扱い方によっては多くの人命にかかわるようなところは、倫理観みたいなものについても徹底するべきだとは思います」(匿名投稿者)
また、大学生は色々な誘惑に囲まれており、破滅的な誘惑から自分の身を守るためにも、事前に教育することが必要だとの意見がありました。
「大学でのカルトの活動の話など聞くと、防衛の意味でもやった方が良いと思う。社会人として労働してる年代なのに、大学生はどうしても暇が多く都会の誘惑に魅惑される学生が多い。こういう所から改善してかないと根本的な解決にはならないんでしょうね」(匿名投稿者)
このほか、在学生が薬物に手を出したりすれば大学のイメージダウンにつながるため、大学側の防衛策として必要になっているとの指摘もありました。
「大学が自らのブランドイメージを守るために、学生に対する道徳教育を強化し、なるべく事件を起こす学生が出ないように予防措置をとるというのは、その大学の利益を守るための一種の自衛策として『必要』なのではないかと思います」(vitruviusさん)
一方、必要がないという意見では、大学本来の存在理由を考えれば、大学入学の前に社会常識は身につけていて当然だとの声が多く寄せられています。
「一体、何のために大学という教育機関が存在するのか、京都大学には原点に戻って考えて頂きたい」(匿名投稿者・男/50代/近畿)
「18歳を成人として扱い、選挙権も付与しようという時代に、常識教養ですか?そもそも大学は、一層高等な教養を受ける機関と認識していましたが、何時から変わったのでしょうかね」(abemalonさん・男/60代/北海道)
また、大学の授業で社会常識を教えてもらえる状況は、裏を返せば高校生までに社会常識を身につけていなくてもよいと認めることになり、ひいては家庭や義務教育でのしつけがおろそかになる可能性があるとの懸念もありました。
「常識を大学での必修科目にすることは、高校生以下が常識知らずでも構わないと認めたことになります」(hicky_1961さん・男/40代/関東)
国公私立を問わず、大学は研究を主体とする高等教育機関として位置づけられています。しかし、少子化に伴う生徒数の減少などの影響も受け、大学全入学時代とも言われる昨今、大学の存在意義が昔と変わってきているのかもしれません。そんな中、社会常識を「授業で教える」ことの必要性も考える時代になってきたのでしょうか。
ニュース畑では「薬物ダメ、京大が『社会常識』の授業実施へ 大学で『社会常識』を教える必要はありますか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは12月15日0時です)。みなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。
今の親たち、特に女親が義理の付き合いをせず、自分の肉親しかつきあわない。
親の我がままが子供や自分たちの[人間性」が
育成されず、社会を混乱させていると思う。