長年にわたって、色々な意味で闘争が繰り広げられてきた成田空港。「空の国際玄関」としての機能が期待されていましたが、滑走路増設の遅れや立地条件などから、不便だと感じる声も多く聞かれます。
そんな中、前原国交相が羽田空港を国際ハブ空港として整備していく方針を表明しました。
この報道を受け、ニュース畑に「前原国交相『羽田を国際ハブ空港に』 あなたはこの方針に賛成ですか、反対ですか?」という投稿が寄せられました。
話題を投稿した rokometto さんは、これまでの「計画性のない日本の空港プラン」を批判し、アジアのハブ空港として発展している韓国・仁川空港を引き合いに出して、日本としての空港戦略を見直す必要があると強調、羽田の国際ハブ化について是非を問いかけています。
この話題には、掲載から5日間で200件を超える意見が寄せられており、一般の関心の強さが伺えます。
羽田の国際ハブ空港化に賛成する意見が56件(60%)と半数を超え、反対が18件(19%)と、賛成意見が多数となっています。
賛成する意見の多くが、都心からアクセスしやすい立地など羽田空港の利便性を指摘しています。
一方、反対意見ではハブ空港とはいったい何かという、本来の存在定義を把握した上で議論すべきだとの意見が多く寄せられました。
また、そもそも日本にハブ空港は必要なのか?と問いかける意見もあります。
さらに、ハブ空港に必要な条件を考えた場合、コスト的に難しいのではとの指摘もありました。
このほか、政治的な見方からの意見も多く寄せられています。
また、前原国交相の改革手法に対する疑問や、説明不足を指摘する意見もありました。
さらに、「自民党の『旧来からのシガラミ』では提案不可能な議論でしょう。それこそ政権交代のメリットでしょう」(y-techさん)と、空港の位置づけについて議論がなされていること自体に意義を見出す意見もあります。
島国の日本にとって、空港は国外との重要な玄関口です。空路や航路の整備は、国策として戦略的に考えていくことも必要です。前原国交相の方針をきっかけに、広く深い議論がなされてよりよい方向性を見出すことが、最も重要なことではないでしょうか。
ニュース畑では「「前原国交相『羽田を国際ハブ空港に』 あなたはこの方針に賛成ですか、反対ですか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは11月3日0時です)。ぜひ、みなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。
そんな中、前原国交相が羽田空港を国際ハブ空港として整備していく方針を表明しました。
この報道を受け、ニュース畑に「前原国交相『羽田を国際ハブ空港に』 あなたはこの方針に賛成ですか、反対ですか?」という投稿が寄せられました。
話題を投稿した rokometto さんは、これまでの「計画性のない日本の空港プラン」を批判し、アジアのハブ空港として発展している韓国・仁川空港を引き合いに出して、日本としての空港戦略を見直す必要があると強調、羽田の国際ハブ化について是非を問いかけています。
この話題には、掲載から5日間で200件を超える意見が寄せられており、一般の関心の強さが伺えます。
(円グラフは10月21日時点のものです。ニュース畑の記事はこちらです。)
羽田の国際ハブ空港化に賛成する意見が56件(60%)と半数を超え、反対が18件(19%)と、賛成意見が多数となっています。
賛成する意見の多くが、都心からアクセスしやすい立地など羽田空港の利便性を指摘しています。
「利便性を考えると、首都圏からも近いので、いいと思います。アジアのハブ空港には韓国やタイそしてシンガポールと負けていると思います。日本がハブ空港として頑張るのであれば、羽田空港のハブ化は必要だと思います」(羽田ハブ化賛成ですさん)
「日本の4分の1の人口が集中する首都圏にハブ空港があるのが最も多くの人に利便性をもたらし、効率的であるのは明らかだ。羽田ですべての便が処理しきれるわけもなく、成田が衰退するわけがない。これまで、国内・国際での住み分けだったが、羽田を首都圏のファースト空港、成田をセカンド空港として、両空港とも、国際・国内便を扱うべきだと思う」(匿名投稿者)
一方、反対意見ではハブ空港とはいったい何かという、本来の存在定義を把握した上で議論すべきだとの意見が多く寄せられました。
「ハブ空港と言うのは、車輪の軸を意味しており、車輪のスポークに相当するのは空路です。鉄道路線や高速路線は本来のハブ空港で言うところのスポークでは有りません。近隣国の空港がハブになっているとの事ですが、その空港に行くまでの路線は空路なのです。鉄道や道路では有りません。ここでのコメント投稿は、東京と言う大都市近郊に国際空港を作ったほうが便利です、という議論になっているだけです」(匿名投稿者)
「ハブ空港が、どんなものかを理解して発言してるとは思えません。必要とされるのは、空港への交通の利便性ではなく、中継ポイントとしての利便性です。空から陸ではなく、空から空の乗り換えのための空港なのです」(匿名投稿者)
また、そもそも日本にハブ空港は必要なのか?と問いかける意見もあります。
「そもそも、日本にハブ空港なんて必要なのかな? 関西在住だけど、わざわざ羽田とか成田に行くのと、ローカル空港の関空からチャンギ経由で行くのと、たいして違いが無い。アジアのどこかをハブにして、それでいいんじゃない?」(技術者さん)
さらに、ハブ空港に必要な条件を考えた場合、コスト的に難しいのではとの指摘もありました。
「国際ハブ空港に求められる24時間の離着陸、大型機対応の長い滑走路、多くの滑走路、広い駐機スペースなどをあわせて提供しようとするととても高価な空港になってしまいます」(the_typhoon (タイフーン)さん)
このほか、政治的な見方からの意見も多く寄せられています。
また、前原国交相の改革手法に対する疑問や、説明不足を指摘する意見もありました。
「地元にとっては大事な問題であるから、直接関係のない自治体の長に対して話す前に千葉県知事や成田市長と話し合うべきだったと思います。八ツ場ダムの件といい今回の件といい、民主政権は自公政権より地元無視の傾向が強いように思われます」(runa_6087さん)
さらに、「自民党の『旧来からのシガラミ』では提案不可能な議論でしょう。それこそ政権交代のメリットでしょう」(y-techさん)と、空港の位置づけについて議論がなされていること自体に意義を見出す意見もあります。
島国の日本にとって、空港は国外との重要な玄関口です。空路や航路の整備は、国策として戦略的に考えていくことも必要です。前原国交相の方針をきっかけに、広く深い議論がなされてよりよい方向性を見出すことが、最も重要なことではないでしょうか。
ニュース畑では「「前原国交相『羽田を国際ハブ空港に』 あなたはこの方針に賛成ですか、反対ですか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは11月3日0時です)。ぜひ、みなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。