2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」の後半戦が行われています。様々な事業ついて継続の必要性が議論される中、次世代スーパーコンピューター(スパコン)開発事業にメスが入れられ事実上の凍結と判断されたことに対し、産学界から強い批判が寄せられています。仙谷行政刷新相は復活を含めて事業を再検討する姿勢を見せていますが、スパコン事業の行方はまだ見えない状況です。
ニュース畑では、事業仕分けそのものに関する議論も活発に進む中、スパコンを国家主導で行うことの是非について問う、「事業仕分けで『スパコン開発予算、事実上の凍結』 あなたは国の事業でスパコンを開発することに賛成ですか?」という投稿が寄せられました。
事業仕分けで広く認知された次世代スパコン開発。この事業については多くの人々が注目しており、掲載後3日間で200件を超えるコメントが寄せられています。
この議論で、国のお金を使って次世代スパコン開発を推し進めることについて賛成する意見は65%(94コメント)と過半数を上回り、反対の意見は22%(31コメント)と比較的少ない割合となっています。
次世代スパコンの開発を国が進めることに賛成する意見の多くは、将来の日本の技術力を憂慮するものでした。
また、「利益にすぐに結び付かない研究・開発こそ、国が主導するべきだ」との意見に多くの人が共感を寄せているほか、スパコン開発は日本の技術力の底上げに結び付くとの指摘もあります。
このほか、他の事業や政策と比べて相対的に価値があると考える意見もありました。
一方、国の事業としてスパコンを開発することに反対する意見では、開発費用としての予算額が本当に適切なのかどうかを問いかける意見があります。
また、スパコンという「モノ」を作るのではなく、人材を育てるためにお金を使うべきだとの指摘もありました。
このほか、多額の借金を抱えている現状を直視し、投資先を目の前の問題に設定するのか、将来を見据えるのか、優先順位の議論が必要だとの声が挙がっています。
税金を使って進められる国の事業について、納税者が使途や目的を監視し、議論することは重要です。しかし、その根底には国がどういった目標を持って事業を進めるのか、方向性が見えないと話し合いもうまく進まないのでしょうか。
「日本の科学技術行政(他の行政分野もみなそうだが)は、一貫した目標が持てていない。本当に必要な物は何かを定めずに三方一両損のような行政を続けてきた結果、すべてがムダに見えてしまう」(匿名投稿者・男/30代/関東)という意見に評価が集まっているのは、同意する人が多いということなのでしょう。
ニュース畑では「事業仕分けで『スパコン開発予算、事実上の凍結』 あなたは国の事業でスパコンを開発することに賛成ですか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは12月11日0時です)。このほか、事業仕分けに関する議論も、「行政刷新会議WG「事業仕分け」スタート あなたの感想はいかがですか?」で活発に繰り広げられています。ぜひ、事業仕分けに対するみなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。
ニュース畑では、事業仕分けそのものに関する議論も活発に進む中、スパコンを国家主導で行うことの是非について問う、「事業仕分けで『スパコン開発予算、事実上の凍結』 あなたは国の事業でスパコンを開発することに賛成ですか?」という投稿が寄せられました。
事業仕分けで広く認知された次世代スパコン開発。この事業については多くの人々が注目しており、掲載後3日間で200件を超えるコメントが寄せられています。
この議論で、国のお金を使って次世代スパコン開発を推し進めることについて賛成する意見は65%(94コメント)と過半数を上回り、反対の意見は22%(31コメント)と比較的少ない割合となっています。

(円グラフは11月27日時点のものです。ニュース畑の記事はこちらです。)
次世代スパコンの開発を国が進めることに賛成する意見の多くは、将来の日本の技術力を憂慮するものでした。
「人間力と技術力以外日本が生き残る道はないし資源もない。最後の技術力まで奪って本当に日本丸を沈めるつもりなのか。本当に10年、20年先の日本のビジョンを持ってやっているのかは疑問だ。一度やめたらスポーツのようになまった体を鍛えなおすのに時間や力がかかる。また理系離れも政府の理解が得られないのかとより進むでしょう」(rokomettoさん)
また、「利益にすぐに結び付かない研究・開発こそ、国が主導するべきだ」との意見に多くの人が共感を寄せているほか、スパコン開発は日本の技術力の底上げに結び付くとの指摘もあります。
「こういう営利の出ない事業こそ国が責任を持ってやるべき。これからも科学技術立国もありつづけたいのなら、赤字であってもそれは必要経費なのではないか?」(higashinishi1230さん)
「スパコンは各種の技術開発の基礎として使われるものなので、それ自体の採算が合わなくても、国が補助して開発を進めたり補助することによって、日本全体の産業技術の後押しに繋がります」(vitruviusさん)
このほか、他の事業や政策と比べて相対的に価値があると考える意見もありました。
「少なくともバラまきや高速無料化に使われるよりははるかにマシ」(納税者さん・男/30代/九州)
一方、国の事業としてスパコンを開発することに反対する意見では、開発費用としての予算額が本当に適切なのかどうかを問いかける意見があります。
「開発費用が莫大ですが、本当にそんなに費用がかかるのでしょうか。そのあたりも検討する必要がありそうです」(憂える老人さん・男/50代/九州)
また、スパコンという「モノ」を作るのではなく、人材を育てるためにお金を使うべきだとの指摘もありました。
「スパコンが作れたってそれをどのように利用できるか? また、作られたものを上手に使える頭をもった『ヒト』を育てる方に予算を回す事こそ、今一番大事だと思う」(匿名投稿者・男/40代/関東)
このほか、多額の借金を抱えている現状を直視し、投資先を目の前の問題に設定するのか、将来を見据えるのか、優先順位の議論が必要だとの声が挙がっています。
「スパコン競争に負けて、滅びた国が有れば教えて下さい。多額の借金が現存している中で、優先順位の議論は積極的に行えばよいと思っています。今を救うのか、将来に投資するのか。800兆円の借金はあまりに多額です」(匿名投稿者)
税金を使って進められる国の事業について、納税者が使途や目的を監視し、議論することは重要です。しかし、その根底には国がどういった目標を持って事業を進めるのか、方向性が見えないと話し合いもうまく進まないのでしょうか。
「日本の科学技術行政(他の行政分野もみなそうだが)は、一貫した目標が持てていない。本当に必要な物は何かを定めずに三方一両損のような行政を続けてきた結果、すべてがムダに見えてしまう」(匿名投稿者・男/30代/関東)という意見に評価が集まっているのは、同意する人が多いということなのでしょう。
ニュース畑では「事業仕分けで『スパコン開発予算、事実上の凍結』 あなたは国の事業でスパコンを開発することに賛成ですか?」という話題で意見を募集しています(意見投稿の締め切りは12月11日0時です)。このほか、事業仕分けに関する議論も、「行政刷新会議WG「事業仕分け」スタート あなたの感想はいかがですか?」で活発に繰り広げられています。ぜひ、事業仕分けに対するみなさんの考えを聞かせてください。
* 当記事に掲載されている意見はニュース畑の利用者による投稿であり、ニュース畑編集部の意向を反映したものではありません。記事の編集方針はこちらをご覧ください。








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