
甲突川が氾濫し、天文館等鹿児島市内を中心に、国道10号線、日豊本線の被害など多くの死者、行方不明者を出した鹿児島の水害、いわゆる8.6水害から今日で20年を迎えました!
当時、私は町役場の教育委員会に所属しており、その日は鹿児島市内の自治会館で、補助事業審査の日でしたが、その日は和泊町の港祭りパレード、翌日舟こぎ競争など 町のイベントがあり、審査を別日程に変更してもらいました。
私の姉夫婦は、国道10号線、日豊本線の加治木町に住んでいたので、鹿児島出張の時は甥っ子や姪っ子に会うため、日豊本線で加治木の錦江駅で乗り降りしていました。
当日のNHKテレビの6時の ローカルニュースでは、鹿児島が大雨云々の程度でしたが、時間を追うごとに、甲突川の氾濫や市内道路の冠水、天文館への流水など、想像を絶する状態に変化していったのを鮮明に覚えています。
折しも和泊町では、パレードで盛り上がりながらも、テレビに釘付け!
あの日、日程通り鹿児島市内で仕事に出席していたなら 間違いなく竜ヶ水事故の列車に乗っていたと思います。
隣町の担当者は、予定の日程で参加し、仕事を終えて天文館の地下飲食店で飲んでいたら流れ水が店内に入り 慌てて地上に脱出!
市内道路は膝うえまで溜め池状態で命から柄ホテルに帰りついたと聞いています。
私を救ったのは港祭り役員と言う仕事だと思って 毎年この日を振り返ります。
犠牲になられた皆様とご遺族に改めて、哀悼の意を表するとともに、日程変更を認めて頂いた、県庁担当者に感謝します。