沖永良部島は今朝もどんよりとした天気。
マダカスジヤスミンも 雨に濡れて毎日雫が垂れている
8月も中旬、お盆前にこのようなジメジメした天候が続くのは 覚えてる限りでは初めての事、本土はお盆は大荒れの天気と予報が出ています。
さて、マンゴー農家さんがB品に出来ないような規格外の青マンゴーや表皮汚れの訳ありマンゴーを、マンゴーC品/加工用と名付けてInstagramやFacebookで全国に1キロ900円販売で紹介したのが2、3年前。
SNSを見て、加工用マンゴーを探し求めていた方との取引のスタートでした。
その後、週一の割合で加工用マンゴーを10キロずつ発送し、その方が取扱店を紹介してくださり販路がさらに広まりつつありました。
ところが新型コロナウイル蔓延により、加工用マンゴーが使用される、飲食店やバーなどが次々と影響自粛、休業などで販路が閉ざされてしまいました。
今年のマンゴーは、長い梅雨や低気圧 台風などの影響で日照不足になり、糖度低下や色のりが悪い規格外品が沢山出たようです。
当直売所には毎日10キロ位の加工用マンゴーが運び込まれInstagram、Facebookの他にもフリマアプリやヤフオクなどで出品し販売促進をいつにも増して行った。
かなり、沖永良部島の加工用マンゴーは
糖度もあり、ナマ食としても美味しいと
評判でした。
しかし、5キロ 10キロ単位で販売出来ても船舶欠航では出荷が出来ず、出品も船舶運航再開後迄ストップ。
益々、業務用冷蔵庫には加工用マンゴーが山積みに、、、
何とかして農家さんの力になりたいとの思いから、卸値を下げてもらいブログで「マンゴー農家さんを助けて下さい」などと投稿。
この投稿を閲覧された あるアイスクリーム製造業者から、東京のデパートで年末商戦として「マンゴーアイスクリーム」を製造する為、加工用マンゴーを探していたが
すぐに用意出来るか!と嬉しい一報が。
バタバタとサンプル品を送り、加工用マンゴーがアイスクリームに使えるかどうかを判断してもらい、無事に昨日オッケーが出たので、納品スケジュールや配送方法などを電話で次々と確認。
最終的に、双方とも商品の傷みの進行を止めてロス化を図る為に、冷凍マンゴーにして発送する事で合意。
急遽、業務用冷蔵庫の溜まっていた加工用マンゴーを 冷凍庫に引っ越しさせました。
冷凍庫には案外入るもので、取り敢えず50キロを入れ冷凍化をすることにした。
最終的には60キロ〜100キロ間で取引する事になったが、救世主現る!である。
沖永良部島産のマンゴーC品/加工用が
東京の有名デパートで、年末商材として高級なマンゴーアイスクリームに変わり
販売される事を想像するだけでも、ゾクゾクワクワク(^^)
これまでの地道なSNS発信が農家さんの新たな収入源になればと期待しているところです。
どうか、来年以降も、沖永良部島のマンゴーをご使用いただくよう、加工会社にもお願い申し上げます。