練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

● 記憶に刻まれる日 ●9月読者会で話したこと ●

2009年10月18日 | 読者会定例会
 政権交代選挙・鳩山内閣発足後初の読者会となった9月は、今回の政権交代などについてじっくり話せるように開始時間を1時間繰り上げて行った。
 まず、今回の政権交代の歴史的意義や鳩山内閣への期待と課題などについて「今回の政権交代は、日本国民が歴史上初めて主体的に国家の権力を引きずり下ろした出来事で、『8.30総選挙革命』とさえ呼ぶに値する、大政奉還、ポツダム宣言受諾に続く転換点となろう。また、外国でいえば、例えば、フランスにおけるフランス革命にあたる出来事といっても決して誇張ではないのではないか。」、「民主党批判を控え自制した今回の共産党の対応は評価できる。」、「今回の選挙で初当選した「小沢チルドレン」と呼ばれる民主党の新人の中に、「小沢さんが選挙のやり方をご指導して下さったお陰で当選できた。」と発言していた人がいたのが気になる。」といった意見や指摘が出た。また、公共事業削減などの鳩山内閣の政策に地方がどれだけ耐えられるか、前原国交相の八ツ場ダム工事中止や日航再建などの取り組み、鳩山内閣の外交防衛政策などについても議論は進んだが、今回の選挙で政権交代がなったのは良かったこと、国民は鳩山内閣を温かく見守るべきであることなどで意見の一致をみた。関連して、環境問題や原発問題が話題になり、 温暖化懐疑説や鳩山首相のCO2・25%削減表明が原子力政策に与える影響などについても話し合った。
 その他、「週刊金曜日読者会は、市民同士が会い、親交を深め合える役割を果たす場であることを常に意識しないといけない。」、「朝鮮による拉致問題を考えるにあたっては、戦前の日本の植民地支配を第一に意識しなければならない。」といった発言が出た。政権交代後最初の読者会にふさわしい充実した会にすることができた。
 長いこと多くの国民が待ち望んでいた総選挙を経て、日本の歴史上初めて国民が主体的な意志で選んだ、民主党中心の鳩山内閣がついに発足しました。総選挙投票日の2009年8月30日(日)と、鳩山内閣が発足した2009年9月16日(水))は、政権交代を望み、そうなるように行動し投票した日本国民にとっては、しっかりと記憶に刻まれる日になるのではないかと思います。民主党などには問題がところどころあるものの、国民が主体的な意志で選び樹立した政権である以上、当面は、責任を持って温かく見守っていかなければならないと思います。
 なお、10月の読者会は、以下の通り行います。日本国憲法の理念を現実化したいと思っている方、自民党政権時代とは違う日本を創りたいと思っている方、どなたでも大歓迎です。みんなで鳩山内閣を見守り、日本国憲法を現実化する決意を新たにしましょう。(kdak)

練馬読者会10月例会

  日  時:2009年10月24日(土) 18時から
  会  場:喫茶ノウ゛ェル(西武池袋線大泉学園駅北口駅前)
  会  費:喫茶代
  問合わせ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
       または03-3925-6039 近藤まで。


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