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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

ここまで安倍政治の暴走を許してきた大人の責任とは★練馬読者会8月例会ご案内

2015年08月02日 | 読者会定例会
 この暑い夏。今年もまっ盛りをエアコンなしで乗り切れそうです。この熱さは温暖化やヒートアイランド現象が高じているためだといわれますが、我慢も限界。熱中症避けたければ電気(エアコン)に頼りなさいとテレビは繰り返す…。

 先日、本土最北端のまちで集会に参加し、♪こどもを守ろう♪おとなが守ろう♪というコールを上げながらパレードを歩きました。
 この定番ともいえるコールは、放射能から、特に被曝感受性の高いこどもを守るのは“核社会”を作ってきた私たち大人の責任だという意味で受け止めます。ところが先立つ集会で、もう一つの大人の責任に言及されたのが心に残りました。それは大人には伝える責任もあるということでした。

  ⇒ NHKローカルニュース
  ⇒ 大間原発反対現地集会&パレードすべて

 こどもを一義的に守りまもられる存在として扱うのではなく、この国でいま起こっていること、これから起ころうとし、起こるかもしれないことどもについて、こどもとして、一人の存在として自ら判断し、対応する術を身につけられるように……、ということ。
 言い換えれば、いまいかに被曝を避けるか(福島での暮らしや関東圏ホットスポット界隈での子育て)脱原発原発社会の構築運動…という現実の課題から一歩進んで、これからのこの国のありようについて、ここまで阿部政治の暴走を許してきた大人の責任について…考えさせられたのでした。

 関連して、総背番号制や周辺事態法、イラク特措法が成立した時代、週刊金曜日読者会に集う“かっての若者たち”からは、学生や若者の異議申し立ての声を渇望する声にならないつぶやきがありました。 時代が進んで、極右政権が立憲民主主義を踏みつぶす勢いで突っ走ろうとする今日このごろ、国会前で声を上げるSEALsなど若者のエネルギーを体感すると、そんな大人も「若者に負けてならじ」との勢いで声をかけあうのでした。

 民主主義は大人だけが作るものではありません。大人がやるべきは責任を果たすこと、責任者に責任を果たさせる社会をつくる責任もあります。そしてそれを若者、こどもへと繋ぐこと。そのことの大切さを改めて痛感します。
(イトヤン)

週刊金曜日練馬読者会8月例会

  日 時:2015年8月22日(土) 18時30分~
  会 場:こみゅにてぃかふぇ (なごみ) 
    西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図
  参加費:会場使用料分担
  問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
   


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