当ブログ《練金術勝手連》は07年の東京都知事選挙を契機にスタートし、以来、各種選挙の機会には独自の主張とともに投票を呼びかけるメッセージ《棄権は危険》などと発信してきた。(カテゴリー《壊憲STOP勝手連》)
しかし、目前にせまる今次衆議院選挙が安倍自民与党の我利我利解散/総選挙であるとの見方と同時に、「『安倍に300』は『○○に刃物』」という危機感を共有しているので、投票呼びかけも一歩すすめた。
練金術師 @nerikinjyutu
#2014衆院選★安倍の暴走列車がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ! ♪極右をのせて♪ヘイトをのせて…。 キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン……そう、棄権は荷担なの…。
ここでいう荷担の意味は、棄権=白紙委任で政治の現状を追認するからだけではない。自ら奴隷の道を選択する(建前だけの主権者=主人公性をも捨てる)結果になるからだ…。
さて、練馬読者会12月例会は開始時間を30分繰り上げ、前半を選挙結果を踏まえた論議、後半で「忘年会」(望年会?)という段取り(下記)になったらしい。各位の積極的参加主義を期待。
11月例会のレポートも届いているので、どうぞ。
(練金術師)
18時~20時~引き続き忘年会
会 場:こみゅにてぃかふぇ 和(なごみ)
西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図〉
参加費:会場使用料、飲食代(飲食物の持込歓迎)
問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
練馬読者会11月例会
11月例会の冒頭は、80歳近い女性の方のお話を中心に進められました。そこでは、東京の大学では男子学生は地方出身が多かったのに対し女子学生はだいたい東京出身であったこと、社会科教員になって間もない頃はガリ版を切って独自の教材を作って教えていた教員が多かったこと、事情があり30代半ばで教員を辞めて以降は印刷会社で働いたり非常勤教員などをしていたこと、私学の教員をしていたとき学校側から教員側に起こされた裁判で証人になったこと、娘さんから「お母さんはこの時代としては恵まれているね。」と言われたこと、などのお話があり、そこから戦後の日本社会の歩み、教育現場や労働運動の変化などが垣間見えたものになりました。また、東京都教組育休部(産休育休等で休業中の代用教員で同教組内で結成した部門)の常務委員になったときに、メーデーの日に生徒に映画を観せたりして労働者の権利について考えさせるなど積極的に活動したことなどもあって、都内の代用教員の7割程度を加入させることができた話をされたときには、労働運動にとどまらず全ての運動を成功させる上で重要なことを教えられたような雰囲気になりました。
他にも、日本の人権状況の話では「ちらしは、高齢者などIT機器を使えない人達にとって情報伝達や受領の重要な手段であるにもかかわらず、マンションで投函をして不当逮捕されるなどにより、ちらし配りに支障が出ているのは大いに問題だ。」といった指摘が出ました。また、総選挙についても、「今回の解散の目的がさっぱり分からないが、安倍政権の政策やそれへの大多数の国民の反応などをみると、日本は、言うなれば法治国家ではなく人治国家ではないかと思いたくなる。目先の選挙結果よりも政治に関心のない人にどうやって関心を持ってもらうか考えるのが重要ではないか。」「民主党が与党時代に次第に自民党と変わらなくなっていったこと、維新の党には自公政権の暴政の後押しが目立つこと、小選挙区比例代表並立制という選挙制度などを考えると、今度の選挙は自民、公明両党を政権から引きずり下ろすよりも、左派の議員や政党を1人でも増やすことを重視して投票した方がよいのではないか。その方が、長い目でみれば、小選挙区制を廃止し、自民党政治を根本から変え、自民、公明両党を政権から引きずり下ろし消滅させることに資すると思う。」といった発言がありました。
さらに、戦前の社会主義者、堺利彦(1871ー1933)が投獄されたときに外国語を必死で勉強し、それが後に多数の欧州の名著の翻訳につながった話を参加者の1人がされたときには、堺の意思の強さや努力に参加者の多くが感服した思いになりました。
このように、1人の参加者の来歴から日本の社会や政治の現状を垣間見て、そこから市民としてどのように考えるべきかを活発に議論ができました。
(kdak)
しかし、目前にせまる今次衆議院選挙が安倍自民与党の我利我利解散/総選挙であるとの見方と同時に、「『安倍に300』は『○○に刃物』」という危機感を共有しているので、投票呼びかけも一歩すすめた。
練金術師 @nerikinjyutu
#2014衆院選★安倍の暴走列車がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ! ♪極右をのせて♪ヘイトをのせて…。 キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン・キケンカタン……そう、棄権は荷担なの…。
ここでいう荷担の意味は、棄権=白紙委任で政治の現状を追認するからだけではない。自ら奴隷の道を選択する(建前だけの主権者=主人公性をも捨てる)結果になるからだ…。
さて、練馬読者会12月例会は開始時間を30分繰り上げ、前半を選挙結果を踏まえた論議、後半で「忘年会」(望年会?)という段取り(下記)になったらしい。各位の積極的参加主義を期待。
11月例会のレポートも届いているので、どうぞ。
(練金術師)
週刊金曜日練馬読者会12月例会
日 時:2014年12月20日(土)18時~20時~引き続き忘年会
会 場:こみゅにてぃかふぇ 和(なごみ)
西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図〉
参加費:会場使用料、飲食代(飲食物の持込歓迎)
問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
練馬読者会11月例会
11月例会の冒頭は、80歳近い女性の方のお話を中心に進められました。そこでは、東京の大学では男子学生は地方出身が多かったのに対し女子学生はだいたい東京出身であったこと、社会科教員になって間もない頃はガリ版を切って独自の教材を作って教えていた教員が多かったこと、事情があり30代半ばで教員を辞めて以降は印刷会社で働いたり非常勤教員などをしていたこと、私学の教員をしていたとき学校側から教員側に起こされた裁判で証人になったこと、娘さんから「お母さんはこの時代としては恵まれているね。」と言われたこと、などのお話があり、そこから戦後の日本社会の歩み、教育現場や労働運動の変化などが垣間見えたものになりました。また、東京都教組育休部(産休育休等で休業中の代用教員で同教組内で結成した部門)の常務委員になったときに、メーデーの日に生徒に映画を観せたりして労働者の権利について考えさせるなど積極的に活動したことなどもあって、都内の代用教員の7割程度を加入させることができた話をされたときには、労働運動にとどまらず全ての運動を成功させる上で重要なことを教えられたような雰囲気になりました。
他にも、日本の人権状況の話では「ちらしは、高齢者などIT機器を使えない人達にとって情報伝達や受領の重要な手段であるにもかかわらず、マンションで投函をして不当逮捕されるなどにより、ちらし配りに支障が出ているのは大いに問題だ。」といった指摘が出ました。また、総選挙についても、「今回の解散の目的がさっぱり分からないが、安倍政権の政策やそれへの大多数の国民の反応などをみると、日本は、言うなれば法治国家ではなく人治国家ではないかと思いたくなる。目先の選挙結果よりも政治に関心のない人にどうやって関心を持ってもらうか考えるのが重要ではないか。」「民主党が与党時代に次第に自民党と変わらなくなっていったこと、維新の党には自公政権の暴政の後押しが目立つこと、小選挙区比例代表並立制という選挙制度などを考えると、今度の選挙は自民、公明両党を政権から引きずり下ろすよりも、左派の議員や政党を1人でも増やすことを重視して投票した方がよいのではないか。その方が、長い目でみれば、小選挙区制を廃止し、自民党政治を根本から変え、自民、公明両党を政権から引きずり下ろし消滅させることに資すると思う。」といった発言がありました。
さらに、戦前の社会主義者、堺利彦(1871ー1933)が投獄されたときに外国語を必死で勉強し、それが後に多数の欧州の名著の翻訳につながった話を参加者の1人がされたときには、堺の意思の強さや努力に参加者の多くが感服した思いになりました。
このように、1人の参加者の来歴から日本の社会や政治の現状を垣間見て、そこから市民としてどのように考えるべきかを活発に議論ができました。
(kdak)