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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

二項対立的な“解”はあり得ない ★ 4月読者会へ参加を !!

2013年04月11日 | 読者会定例会
  《 練馬読者会からおしらせ 》

 週刊金曜日練馬読者会は第4土曜日に例会を行っています。
4月の例会はGWのはしりの土曜日となりますが、積極的な参加を !!

images 週刊金曜日練馬読者会4月例会
   日  時:2013年4月27日(土) 18時30分から
   会  場:練馬区立勤労福祉会館二階和室(小)
        (練馬区東大泉5-40-36/03-3923-5511
         西武池袋線「大泉学園駅」南口下車徒歩3分)
   会  費:会場費
   問合わせ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp


 《 3月例会で議論したこと… 》

 3月の例会は、都立養護学校での教員生活の経験から「日の丸・君が代強制」の強まりに抗して立ち上がってこられた渡辺厚子さんの参加を得て、白熱議論。また、大泉地区在住で311以来の被曝と自身の体調不良の関係を自問し続けて来た女性メンバーからは、2年目にしてやっと関西以西(中国地方)へ避難することに決した…との報告がありました。

 渡辺さんは“ブラウス裁判”(最高裁で上告棄却) からはじまって“10.23通達”、“予防訴訟” など石原都教育行政による「ひのきみ強制」、処分攻撃に対する具体的なとりくみについて話されました。併せて、これからも毎年やってくる卒・入学式シーズンに一歩も引かない闘いがいっそう必要になるので、教師集団・父母・地域のしなやかで重層的な取り組みを!との問題提起。

 一方、渡辺さんの提起を受けて質疑を続けるなかから出て来たのは、311事態を現在進行形で経験するなかで、給食食材や学校行事(ゴミ処分場への社会科見学)などの問題をとおして、本来こどもを守るべき学校に対して、「こどもを被曝させないためのお願い」を繰り返さざるを得ない小学生の親の立場からの発言です。
 また、体罰問題・いじめ自殺問題などから窺える学校教育の表に出ない体質への厳しい批判的指摘もありました。

 どれをとってもそこに「ひと」がからむ以上、二項対立的な“解”はあり得ない根の深い問題です。そして、それらは同じテーブルの上で語られることの少ない問題でもありますが、今回、異なった立ち位置や見方から問題を掘り下げる議論を通して見えてきたことのひとつが、《 文科省>>>教育委員会>>>校長>>>教師集団>>>児童 》というピラミッド型の強固な上意下達組織になり果てた学校の姿でした。

 どの視点から見ても、《 主人公はこどもであって、それを支える自律的な教育者集団としての学校 》の姿が見えません…。
 読者会は毎月第4土曜日。よりいっそう多角的に問題を掘り下げる作業が今後も必要です。(イトヤン)

参考:10.23通達
   http://www003.upp.so-net.ne.jp/eduosk/toukyou-10.23tuutatu.htm
   予防訴訟
   http://www7b.biglobe.ne.jp/~yobousoshou/

●安倍「壊憲・教育再生」はゴメンだ!
  私たちの手で未来を4・21集会
   日 時:4月21日(日) 13:00開場 13:15開会
   場 所:東京市民活動ボランティアセンター会議室
       (飯田橋駅ビルセントラルプラザ10階)
   内 容:問題提起筑紫建彦さん(憲法を生かす会)「改憲の内容と動向」
           鵜飼哲さん(一橋大学教員)「安倍流『教育改革』」
   資料代:500円
   主 催:「良心・表現の自由を!」声を上げる市民の会(090-2836-2072)


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