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音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

スガシカオ FUNK FIRE '09@新木場スタジオコースト

2009-11-15 00:26:23 | ソウル・ファンク
今年も友人に誘われ新木場STUDIO COASTに来たわけは、
スガシカオがお届けするファンクの祭典”FUNK FIRE”!
昨年と同じく今年もバラード一切なし、ノリのいい曲だけで
攻めまくる怒濤のオールスタンディングライブである。

スガシカオというと、R&Bに繊細なボーカルを合わせた
独自のウェットな芸風とのイメージがあるが、CDからは
ライブでのはっちゃけた姿はまるで想像がつかないだろう。
ざらついた声質はそのままに繊細かつ大胆、いっけん細そうで
実は強そうなノドを自在に操りギターを弾きまくるシカオちゃん。

しかもスガシカオ&バックバンドではなく、「FUNK FIRE」
という一つのバンドとしてのまとまりが本当に素晴らしい。
雷神・岸田容男さんのドラムに坂本竜太さんのファンクベース、
ウィンウィン唸るどこか懐かしいエレクトリックシンセ。
そして極めつけはどの楽器にも負けないシカオちゃんの声!

個人的な趣味だと思われるワシントン・ゴーゴータイムも最高で、
爆笑もののラップを交えてユルユルと長時間きかせてくれた。
MCもあまり交えず、曲間をあけずにどんどん続けていく姿に
FUNK FIREのブレのない明確なコンセプトがみてとれる。
ファンク色も前回より一段と濃くなったようで嬉しい。

曲調はやはりファンクというより大部分はポップロックに近いが
バッキングは熱くファンキーで、皆思い思いに踊り狂っている。
爆音に身をまかせて踊り続けるうちアッという間に終了、
気づいたら2時間が過ぎていた。いや~、楽しかった!

ワシントンゴーゴーのライブにもがぜん行きたくなったが
マイナーゆえ、日本ではFUNK FIREと千葉のおやぢバンドしか
ゴーゴーファンクを演奏するバンドがいないらしい。
(日本のダンドゥットバンド並みにレアなのかしらん?)

次回GO GOの方々が来日したら今度こそ絶対行かねば。
あのリズムで何時間踊れるのか、試してみたいぞ!
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二度目のNe-Yo

2009-10-27 00:33:20 | ソウル・ファンク
前回の武道館に続き、急きょお誘いいただきましたはNe-Yo。
6時半の開演に合わせてさいたまスーパーアリーナへ出かけたが、
ななんと、前座が3組で約2時間15分!京都まで行けるぞ。
8時半をとうに過ぎても一向にNe-Yoが現れる気配はなく、
あやうくキレかけたところでようやくメインアクトが始まった!

グレーのスーツと帽子でシックに決めたNe-Yoは元気いっぱいで
ハイトーンの美声は安定感抜群。優雅にステップを踏みながらも
寸分たりとも声がブレることなく完璧なボーカルをきかせる。
マイケルトリビュートの「オフ・ザ・ウォール」も実に本物らしく、
あれだけ動きながら息継ぎの音すら聞こえない。

ヨッパライの真似をしたり茶目っけたっぷりに会場をあおったりと
ユーモラスでサービス精神旺盛なのも前回と変わらない。

ステージのバックは高輝度スクリーン兼ヤグラ?となっており、
ホーン隊を含む8名のバックバンドはヤグラの上層に位置する。
巨大なスクリーンが深紅に染まり、スタイルのいい女性ダンサーが
シルエットで映し出されるさまはハッとするほど美しい。

前回もそうだったが、ステージは基本的にシンプルで、
要所要所に華やかなダンサー達との絡みがあるものの、
Ne-Yoの歌をじっくり聴かせることに重点が置かれている。
そしてライブ後半になるほどバンドの比重が増してゆき
ジャズ~ラテン系のアレンジで生音の良さを伝えてくれる。

躍動感と落ち着きが同居するステージを観て、この方なら
50になっても60になってもずっと独自のポジションで
活躍し続けるだろうと思った。バックバンドの構成からして
小さなクラブでも十分魅力的なライブができるであろう一方、
あまりにも豊かな歌唱力は小さなハコに到底おさまらず、
アリーナクラスでこそ真価が発揮されるとも思う。

究極の神声シンガーソングライター、Ne-Yo。
彼が歳を重ねて、さらにどんな進化を遂げるか楽しみだ。
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ファンキージャネット見参!

2009-10-06 23:19:47 | ソウル・ファンク


ひさびさにマイケル以外の人(※妹)が登場。

先日行われたVMAでの鬼気迫るMJ追悼パフォーマンスが
記憶に新しいジャネット・ジャクソンですが、MJ風という
彼女の新曲をようやく聴いたところ、これがすばらしい!!

【公式サイトで聴けます】
Make Me/Janet Jackson
http://www.janetjackson.com/gift?give=gift

1980年代前半風のハイテンポながっつりファンク。
「今夜はドントストップ」へのオマージュと紹介されていますが
むしろルイス・ジョンソンのGet On The Floorではなかろうか?
全体のベースラインがどことなくシックをも思わせる、私大好物の
「ダンスフロアで踊りましょう」的アッパーチューン。

彼女を聴いていたのはデビュー作~リズムネイション時代ですが
新曲"Make Me"は間違いなく「ジャネットこの一曲」に入る、
最高のトリビュートであると同時にベストソングでありましょう。

アルバムリリースやPVが待たれるところです!
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Kirk Franklin@ビルボードライブ東京

2009-09-23 17:42:51 | ソウル・ファンク


昨年、ゴスペルについて調べた際にたまたま知った
コンテンポラリー・ゴスペルの雄、Kirk Franklin。
キャッチーなメロディとファンクな曲調にハマった彼の
よもやまさかの来日公演があるという。これは行かねば!

・・というわけで、やってきました超満員のビルボードライブ。
最上階の壁際にしつらえた席からはステージが見づらいが、
そんなハンデを感じさせない素晴らしいライブだった!

ステージにはオルガン・キーボード類にターンテーブル。
ヒップホップ系のライブになるのかな?と思えばさにあらず、
楽器6名が繰り出すのは生音バリバリのバンドサウンド。
そこに2名の男性コーラス、4名の女性コーラス、そして
おなじみの「ハレル~ヤ」とか「ホ~ッ」と雄たけびをあげる
ハンチングを被ったカーク・フランクリンの計13名。

カバー曲・EW&FのSEPTEMBERから始まったライブは
新世代ロック・ゴスペルの様相を呈している。
一曲を長くアレンジして聴かせるところはファンクだが
ギターソロでジャンプするなどノリはむしろロックに近く、
ジャズもあればオーソドックスなゴスペルもあり実に幅広い。

ジーンズ姿の小柄なカークは掛け声担当かと思いきや、
ムキムキクネクネと独特の振りで踊ったり、渋い声で
キーボードを弾き語るなど、かた時もじっとしていない。
歌いながらサインをし、お客に歌わせ、あおり、ハグし、
またサインをしまくる(笑)サービス精神旺盛でパワフルな、
ゴスペル・エンターテイメントの司祭である。

また、驚いたのがバンドに負けないお客さんのノリのよさ。
日本のゴスペル界大集合の趣きで、手の叩き方や合唱、
合いの手ひとつが日本人離れしていてビックリした。
これだけノリがよければカークもきっと満足だろう。

また、女性コーラス4名にド肝を抜かれた。めっさ上手い!
カークも恐らくそれを見越してソロの時間をたっぷりとっていたが、
各人が歌い始めると目の前に違う光景が現れる気がするくらい
「歌ぢから」が際立っており、ソロもライブの目玉といえよう。
"Don't Worry"を「心配~しな~いでっ」と歌ったのが印象的だ。

序盤はスローが多かったが中盤以降ハチャメチャに盛りあがり、
皆で手を繋ぎ、叩き、歌い、ジャンプし陶酔のひととき。
ファンクだと思っていた"Brighter Day"等がタテノリの
ロックに変わっていたのは驚きだが、いずれにせよ楽しい。
ノリにノッたカークが階段の中段まで上がってお客さんに
囲まれながら歌う姿にゴスペル界のカリスマを見た!

アーバンゴスペルのリーダー、カーク・フランクリン先生。
エネルギッシュなステージをまた見せてください!
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日比谷の夜はダンス天国

2009-08-13 00:48:54 | ソウル・ファンク
昨年に続き、日比谷シティで行われた
70年代~80年代ダンクラの野外イベントに出没。

今年はダンスステップのレクチャーあり、
JBトリビュートあり、MJトリビュートありと
前回ともひと味違う盛りだくさんの5時間。

おかげで、いつも群舞を柱の陰から見ている自分も
皆様と共に人生初?ステップを踏めて大満足。
次回もまたレクチャーしてくれないかな?
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CON FUNK SHUN2009【余韻】

2009-08-09 17:59:22 | ソウル・ファンク
【前回の続き】

書きたいことは数あれどなかなか追いつかぬ昨今、
まずは先週のライブも記憶に新しいCON FUNK SHUN。
ライブのときに頭をふっとばされた2曲目は何だろうと
調べた際、最近の映像が出てきました。

Con Funk Shun - Candy (LIVE)

フェルトン・パイレートさんの鮮やかなステップ、
重厚で華やかなホーンズ、すんごいベースソロ・・
コットンクラブでの興奮がよみがえる!

来日が待ちきれず寂しくなったらこの映像を。
全メンバー揃ってのライブをお待ちしております。
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CON FUNK SHUN2009@COTTON CLUB

2009-08-04 13:14:06 | ソウル・ファンク


コットンクラブで観た数あるアーティストの中でも
一・二を争うほど好きなコン・ファンク・シャン。
3年連続の公演がきまったときは大喜びで
毎日行くぞ!鼻息を荒くしていた。
(←2007年の感想、2008年の感想

公演一ヶ月前にはテンションが最高潮に達し
CON FUNK SHUN気分が盛りあがる筈だったが、
思いもよらぬマイケルの訃報に気勢をそがれ
事前学習がはかどらずライブ当日を迎えてしまう。

しかし、彼らはいつも通り最高だった!
本日はフロント4名が乳牛チックなモノトーンで登場、
特にスマートなエリックさんがカッコイイ(私見)

超強力なホーンズにラテンのパーカッション。
パワフルなのにどこか浮遊感の漂う曲調。
安定感抜群の力強いファンクドラムに、
ぴたりと息の合ったフロントのステップ。
振りつけはタイトに、よりパワーアップしており
観るたび”前回よりスゴイ”と思うライブである。

勉強不足でお恥ずかしいが、2曲目のホーンを
フィーチャーしたダイナミックな歌に魂を奪われた。
後で調べると"Candy"。なんといい曲なのだろう。

「今日はなんでもやりまっせ~」とばかり、
マイケル・クーパーさんもとばしまくる。
全力で皆を楽しませる姿は神々しいほどだ。

おそろしいまでの芸達者ぶりに唖然としながらも
8名が体をはって創りあげてくれたご機嫌空間で
我々は気持ちよく踊らせて頂く。マイケルさんが
「クレイジーピーポー」と笑っていたが、その通り。
ここでクレイジーにならずして、どうする?

メインボーカルのフェルトン・パイレートさんが
テーブルのカクテルをひっくり返しそうになりながら
会場じゅうをくまなくまわるのもディープだが、
エリック・ヤンさんがベースを弾きながら
ひな壇の上を軽々と歩き始めたのには仰天した。
だって、グラスとか食器の合間を縫ってですよ?
エリックさんは猫か。どういうバランス感覚なんだ。

ライブには毎回ダンクラのメドレーが入るが、
加えてまさかのサプライズが。MJ追悼だ。
"Don't Stop"からビートイットのイントロを経て
"Working Day And Night"へ。あのエリックさんの
ファンクベースで聴けるとは、なんと贅沢な。
マイケルの名曲が生身のファンクに舞い降りた。
お揃いの振りつけもユーモラスで愛らしい。

ほぼノンストップの1時間半、こんなライブを
1日2回もやるのだから、ものすごい体力だ。
パーティーバンドの至宝、偉大なるCON FUNK SHUN。
どうかどうか、来年もぜったい来てください!
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FUN,FUN,FUNK!

2009-08-01 02:03:48 | ソウル・ファンク
キング・オブ・コットンクラブ、CON FUNK SHUN
またまたパワーアップして帰ってきました

あの方へのトリビュートもあり超濃密な一時間半。
この幸せをもう一度、二度、三度!


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JAY@吉祥寺サムタイム

2009-07-26 04:17:12 | ソウル・ファンク
ネットで知った2枚のオリジナルアルバムに惚れこみ、
ライブに足を運ぶようになったシンガー・Jay Vergara。
ここからベーシスト・JINOこと日野賢二さんを知ったが
2人揃ったライブを観られず悔しい思いをしていた。
(→当時の嘆き節はコチラ

しかし今回、吉祥寺SOMETIMEで行われるライブは
七色のボーカル・JAYとファンクベーシスト・JINO、
キーボードのPENNY-KとドラムのJay Stixxという、
私がもっとも聴きたい組み合わせである。

初めて足を踏み入れた老舗のジャズバーはお客さんでいっぱい。
2ステージの合間をぬって行ったつもりが”演”たけなわで、
申し訳ないな~と思いつつも、まずは食べて飲む。

実力派の4名だけあって、各パートに聞かせどころが多く
誰に注目すべきか目移りするようなセッションだ。
渋くも伸びやかな、後光のさすJAYの歌声に
ベースが絡み、キーボードが華やかな旋律を奏でる。
JINOがちょっとハスキーで色っぽいボーカルを
意外にたくさん聴かせてくれるのも嬉しい。
特にベースを弾きながらのスキャットにしびれる。

そして驚きがドラム。Jay Stixxさんの代わりに
ドラムセットに座る若武者のようなお兄さんは誰?
宙にふわっと一瞬浮かぶようなファンクグルーヴ。
ジャズからラテンまで緩急自在。繊細で上品、
熱くもクールなリズムに耳が吸い込まれてゆく。

演目はジャズ寄りだが、R&Bのカバーも多い。
ただ、オリジナル曲をもっとやってほしかった。
カバーでもアレンジした間奏部分が一番よかったし、
オリジナルはカバーより数段すばらしいと思うから。

JAY&JINOのセッションはなかなかないが、
9月にも都内でライブがあるそうで楽しみだ。
このメンバーで新しいアルバムを作ってほしい、
と切に願っている。
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地上のファンタジー

2009-06-24 23:20:19 | ソウル・ファンク

【↑のびるほど聴いた、永遠のカセットテープ】

前回と同じくKool & The Gangのサイトで教えて頂いた
BS-TBSの「Song To Soul~永遠の一曲」。
本日の一曲はEW&Fの「宇宙のファンタジー」だという。
再放送を待ちわびていたが、うちでは見られるのかな?

1.電波障害地域なので、ケーブルTVがやってきた。

2.だからパソコンで地デジが見られる。

3.地デジが見られるとBS民放も見られる(らしい)

4.ゆえに、BS-TBSも映るはず!

と絶対の確信を得て、パソコンをたちあげたところ
・・BSはまったく映りません

ケーブルTVがどういう仕組みなのか分かりませんが、
三段論法のどこかに間違いがあったのでしょう。
(どこかどころか、ぜんぶ間違いかも)

楽しみだった"Fantasy"が本当のファンタジーに終わり、
私の夢がかなわず非常に残念であることよ。
地デジはやはり鬼門だなあ・・
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THE BEST OF FUNK / DAZZ BAND

2009-06-21 02:23:22 | ソウル・ファンク

Kool & The GangのサイトでGパパさんが紹介されていた
ダズバンド近年のライブDVD、”THE BEST OF FUNK”。
まずはジャケットデザインが秀逸!華やかなオレンジと
黒くうごめくパーティーピープルにやられ、即購入。

コットンクラブで2年続けて最高のショウを観たが、
曲目もほぼ同じでファンならマストでございましょう。
収録時間は短めながらも、約1,900円とお買い得です。

ただ、ライブのシチュエーションは屋内とはかなり違う。
カリフォルニアはオークランドで行われた
”ストーンソウルピクニック”なる野外ライブで、
緑と陽光降り注ぐユルい感じの楽しげなイベントだ。

しかし観客の皆さんがビーチ椅子にだら~っと寝そべり
帽子をかぶってウチワをパタパタ、これってライブを観る体勢?(笑)
"DISCO DAZZ"あたりからどんどん踊る人が増えてくるも、
力いっぱい踊りたい派には「喝!」を入れたくなる光景。

しかし自分は一曲目からノリノリ、座ってなんかいられない。
案の定パソコンの前に立って50分ずっと踊りっぱなし。
鑑賞一度目は観客のだらだらっぷりに注目するも、
二度目は演奏に集中。蒸し暑い部屋で100分にわたり
ボーカルの二人に煽られるまま手をあげ歌い腹鼓をうち、
ひとり怪しいパフォーマンスを繰りひろげるのでした。

いや~、やっぱりDAZZ BANDは素晴らしい!

暑そうなスケスケシャツをまとうスキップ・マーティンの
鼻にかかったつややかなボーカルとしなやかな身のこなし、
そして気軽に客席まで降りてゆくフレンドリーな人柄。
彼らには長いキャリアならではの歴史が詰まっている。

こういう素敵な演奏を聴くにつけ、由緒あるファンクバンドの
「いま」を伝えるライブDVDがもっと出るといいのに、と思う。
以前同じような”ソウルフードフェスティバル”をご紹介したが
”ソウルピクニック”にも多くのバンドが出ただろうし、
来日するアーティストのライブも、今だからこそ最高だ。

"THE BEST OF FUNK"のいろんなシリーズを出して欲しい。
クール編とかバーケイズ編とか、コンファンクシャン編とか。
あったら全部買っちゃいますよ~~
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パウラ・リマ<黒船来航>

2009-06-04 01:52:02 | ソウル・ファンク


期待していたPaula Limaですが、ヤバイです!
総勢11名の大所帯バンドも噂にたがわぬ
それは見事なライブを見せてくれました。

地球の裏側からやってきたソウルクイーンは
やはりセウ・ジョルジ来日以来の衝撃!!

ブラックミュージック界の熱きサンバ・ゾーンで
終始踊りっぱなしの歌いっぱなし(鼻唄で)。
これは今日も観るしかないかも・・
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ブラジリアン・ファンク前夜祭

2009-06-02 00:18:09 | ソウル・ファンク
”ソウルでファンクなブラジリアン・ディーヴァ”
パウラ・リマの公演がせまってきた!
(→アルバム”シンセラメンチ”の感想はコチラ

Paula Lima SAMBA CHIC in Japan 2009

思えば2005年、渋谷でセウ・ジョルジを観たときも
アツく激しいサンバ魂に衝撃を受けたものでした。

"Samba Chic"と銘打った今回の初来日は
ブラジルのそうそうたるミュージシャンを従え
(特にギターとベースがいいらしい)
日本で活躍する著名なメンバーと行うそう。

Paula Lima姐御のタイトなサンバソウルが
超楽しみですたい!!
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BRICK2009@コットンクラブ

2009-05-30 16:24:25 | ソウル・ファンク


一昨年来日し、極上のファンクを聞かせてくれたブリック。
70年代のバンドということで、4連チャンの最終日は
メンバーもお疲れではないか?と気をもんだが心配無用、
彼らは肉体の次元をはるかに超えた魂のバンドだった!

前回と変わらず、ほぼ時間きっちりに始まったステージ。
ラフないでたちの5名がわらわらと登場し・・あれっ、
キーボードはもしかして日本在住のフィリップ・ウーさん?
本来のキーボードは「飼っている猫チャンが病気で」
来られなくなり(フィリップ談 笑)、代役を務めたそうだ。

イントロでびっくり、ろっ骨が痛くなるほど強烈なドラム。
しかも他の4名そろって音のデカイこと!

前回の印象は「柔にして剛」だったが、今回は違う。
「剛にして剛」。ゴツゴツした岩山が絶えず
噴煙をあげるがごとき、ものすごくハードな音だ。
シンセ音が少ないシンプルな楽器構成のためか
古いバンドなのに時代を感じず、実にカッコイイ。

ボーカル兼ホーンズの何でも屋・ジミー・ブラウンさんは
ヨレヨレ(失礼)でひょろひょろの猫背だが、元気いっぱい。
「低音のエエ声」「ルイ・アームストロング調」はたまた
高音域まで何でもござれ。さらに血管切れそうなサックス、
ペット、トロンボーン、フルートをこなす飄々たる超人だ。
アンコール手前ではラッパを「プア~~」と吹いたまま
ゆっくりとステージを去り、楽屋からそのまま戻ってきた。

プア~~~~~~~~~~~~∞∞∞∞
いったい何分吹きっぱなしなんだ!?

ごっつい大男・ヴィクターさんのファンクドラムも最高。
バチを叩いてから下ろすまでにクッションをかまし、
ほんのひと呼吸「タメ」が入るのがたまらなく心地よい。
おそらくはメンバー休憩のつなぎに長いドラムソロが入ったが、
バチを投げ捨て素手で細かいリズムを刻むなど
長尺を飽きさせない芸達者ぶりで魅せてくれた。
トークも楽しい、でもオンチなお茶目さんである。

フィリップ・ウーさんの前衛的なソロも見逃せない。
まるで宇宙に飛び出すかのスぺーシーな旋律に
ジミーさんもあらぬ空の彼方を見上げるのが面白い。

ギターとベースはまるで楽器で対話しているよう。
エンヤトットのタイミングで片方が斜め前に傾けば
片方が斜め後ろに引く。3名のコーラスも見事だし、
何よりとっても楽しそうな笑顔がいい。

ブリックは沢山の名曲を聴かせてくれたが、
今回も思わず涙ぐんでしまう一曲があった。
それはライブ前半の”HAPPY”。
バッキングはゴリゴリのファンクながらも
ポップで温かいソウルの調べが胸をうつ。
生演奏ならではの曲の良さを感じた瞬間だ。

”We'd like to see your smiling face・・so happy"
なんとシンプルで愛らしい歌なのか。
ジミーさんのHAPPYな笑顔を見ながらリズムに身を任せ、
情感あふれるジャジーなサックスに切なくなる。
これぞGOOD MUSIC!

ラストステージでもブリブリ突き進むBRICKを見て
音楽=生きざまそのものだと痛感した。
もはや年齢など超越した存在にみえるし、
彼らにとっての演奏は呼吸に等しいのだろう。

ブリックは他のバンドよりマイナーなのか
集客が苦しい面もあるかと思うが、
ぜひぜひまた熱い演奏を聴かせてほしい。
コットンクラブでじっくり聴くのにふさわしい、
本当に素晴らしいバンドだと思うから。

地味なジミーさんの華麗なるご活躍を祝して!

追記:フィリップさんが「7ステージ演奏した」と
   言っていて計算が合わないな、と思ったら
   元SOSバンドのTC JASON(→過去記事)が
   1日だけキーボードを務められたそうで、ぜひ観たかったな。
   知っていたら絶対両日とも行ったのに・・
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ファンク前夜祭@コットンクラブ

2009-05-28 21:45:52 | ソウル・ファンク
重量級ファンクバンド・BRICKが来ているというのに
火曜日に行くつもりだったのに
水曜日にも行けず
今日も間に合わず

明日は行けるのか!?

今宵はコットンクラブでの貴重なライブ映像
何度もありがたく拝見しつつ、ファンクへの想いを
深めたいと思います。
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