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音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

東京JAZZ2008、無念!

2008-10-04 02:42:09 | JAZZ
先日、地上波放送を熱くリクエストした東京JAZZ。
念願かなってダイジェスト版が放映されたはいいが
意気込んでテレビをつけたら画面が歪みまくり!
字幕はおろか、人の顔すら判別できない。

どうやら近所で建設中の高層マンションが邪魔するらしく
マンションの成長とともに日に日に事態が悪化し、
ついに全チャンネルほぼ壊滅状態に・・

アナログ電波も日によって体調の波があるようで
視聴に耐えうるチャンネルがコロコロ変わる。

昨日は報ステが映らず、今日は東京ジャズが映らない。
ナニコレ珍百景を見られたのが唯一の救いだけど、
今日はNHKを優先的に見せてほしかったぞ

でも、こんな悪環境でもすばらしい演奏に耳が釘付け。
特にフォープレイにグッときたなあ~
10月10日深夜のBS放送はどうにかして見るのだ。
待たれよ、ジョージ・ベンソン様!

コメント (2)
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メトロ銀座で音楽を

2008-02-10 00:18:55 | JAZZ


銀座駅でのフリーライブ、「メトロミュージックオアシスVOL19」。
今回はコットンクラブとのコラボレーション企画だという。
どのへんがコットンクラブなんだろう、赤い絨毯でもひいてあるのかと
チェックしにでかけたところ・・いやまあ凄い人だかりだこと!

ステージより軽く20メートルは人の波で、アーティストは全く見えない。
正面後方には大きなモニタスクリーンまで設置してあり、
ライブが始まる前にコットンクラブの宣伝が流れる。
そして後方の観客はモニタでライブを観るという算段だ。
なるほど、こういうことだったのか!

今回のジャズライブはギターと女性ボーカルというシンプルな構成。
とてもいい声の可愛い方でしたが、できればバンド編成で聴きたかったような・・
(ス、スミマセン)

ついつい人垣を離れ、近くの雑貨屋を物色して戻ってくると、
いつのまにかハーモニカとパンデイロがゲストに加わり
アンコールでノリのいいボサノバの演奏が始まった。
・・やはりパーカッションの入る音楽が自分は好みだなあ!

次回はこのメトロライブも20回目を迎えるとのこと、
「仕事帰りの密かなお楽しみ」がずっと続きますように。
東京メトロさん、いつもありがとうございます。

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メトロスーパーストリート

2007-11-23 02:53:42 | JAZZ
毎度おなじみ銀座駅でのフリーライブ、メトロ・ミュージック・オアシス。
今回は数組のアーティストが入れ替わり登場するらしい。
猛ダッシュで会場のコンコースに向かうも残念ながら時すでに遅し、
目当てのパーカッションバンドの出番は終わってしまったようだ。

一瞬帰ろうか?と思ったものの、せっかく来たのだからと
トリのジャグバンド(ジャグバンド?)、バンバンバザールを観ることに。
登場したメンバーは、メインボーカル兼ギター、ウッドベース、ウクレレ、
ピアニカ兼キーボード、ウォッシュボード(=洗濯板)、トランペットの6名。
そのへんにあるものを楽器にして演奏するのを「ジャグ」というらしい。

・・いや~、これぞGOOD MUSIC!聴くと自然に笑顔になる。

全くの門外漢なのでボキャブラリーが貧困で恐縮ですが、
ニューオリンズジャズ風ブルース歌謡曲(?)という感じ。
二拍子のリズムが底抜けに明るく楽しい実力派で、
オリジナル曲からトシちゃんのハッとしてグーまで歌いこなす。

ライブ後半になると一層ジャズ色が強くなり、陽気な中にも
昭和の夕暮れが目に浮かぶような、ブルージーでムーディーな歌が続く。

芸人ばりのMCで笑わせるボーカルは渋みのあるイイ声だし、
バンドメンバーのさりげないコーラスがまたウマイのだ。
滑舌がよく、日本語の歌詞がはっきり完璧に聞き取れるのも嬉しい。

聴いているうちになんとも愉快な気分になり、手拍子でノリノリ。
音を楽しむと書いて音楽だなあ、と改めて感じたひとときだ。
観られてよかった!初のジャグバンドは楽しゅうございました。

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ネオ屋台村CLUB JAZZ NIGHT

2007-09-16 03:03:45 | JAZZ


東京国際フォーラムの路上に屋台が集まるネオ屋台村。
この日は国際フォーラムで行われるイベント・東京JAZZとの
連動企画ということで、CLUB JAZZ NIGHT。
ズンチチズンチチ、というクラブビートにのる
ターンテーブルも入ったジャズの生演奏が熱い。
うまい飯にウマい酒、屋外で聴く音楽はいいなあ!
その後のステージではDJタイムもあり、
有楽町に大音響がこだましていました。

・・気分よく帰宅しましたが、不調のパソコンが
ついに天に召されてしまい四苦八苦。
楽あれば苦ありの週末です。

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サン・ラー/ジョイフル・ノイズ

2007-02-02 00:15:11 | JAZZ

【SUN RA/A JOYFUL NOISE】

渋谷の映画館・UPLINKで世界各地の音楽ドキュメンタリーを
集めた特集上映、MUSIC DOC.FES.を開催中だ。(~2/23)
個性的な作品が目白押しだが、中でも黒人ジャズアーティスト・
サン・ラーのライブ映像とインタビューを収録した
「ジョイフル・ノイズ」に心惹かれた。
ジャズは全く門外漢の私がサン・ラーに興味を抱いたのは、
有名ファンクバンド、KOOL & THE GANGのメンバーも
在籍していたと何かで聞いたからだ。
このサン・ラー・アンド・ヒズ・アーケストラ、
奇抜な扮装がとても気になる上に、
リーダーのサン・ラーは土星から来たという。(本人談)

何、土星から来た?これは確かめなくては!

映画はビルの屋上でのジャムセッションの様子から始まる。
沢山のラッパ類に超イイ声のソウルフルなボーカル。
レインボーカラーのアフロのお兄さんがウロウロし、
頭から謎のアンテナを生やしたサン・ラーが説法を始める・・
演奏は破れかぶれのようでいて緻密なフリージャズだ。
その音はちょっとチンドン屋的でもあり、
宇宙からのお告げと言われればそのようでもある。
映画はこの屋外でのセッションを軸に、
別のライブ映像や様々な場所で収録した
サン・ラー自身の言葉をさし挟んでゆく。

サン・ラーは音楽の天才であると同時に、
宇宙の真理を語る媒体でもあるらしい。
その真理を語る手段である彼の音楽は、
極めて純度の高いものでなければならないのだろう。
実際、映画の随所に登場するサン・ラーのライブ映像を見ると、
自分のような素人が聴いただけでも
とんでもなく高純度な音楽だと分かる気がする。
この音を生み出すために、バンドメンバーは「生活より音楽」
を優先し、非常にストイックな日々を送っている。
また、そういう規律を守れる人間をサン・ラーは重んじる。
一流のミュージシャンであるバンドメンバーは、
常人にはなしえない音楽を生み出すリーダー、
サン・ラーに無条件に従う、と断言する。
一方、近所の人が「宇宙とかにカブレちゃってるけど、いい人達だよ」
と語っているように、皆どこかユーモラスで明るい感じだ。

若干アサッテの方向に向かっているのかと予測したが、
穏やかな表情で語るサン・ラーからは
エキセントリックな印象は意外にも受けない。
彼は神になるつもりはないというが、
リーダーとしての役割は強く意識しているようだ。
「人民の人民による人民のための政治」には
"リーダー"の居場所がなく、それゆえ自分には
地上に居場所がないのだ、と淡々と語っている。
だからこの星(地球)を通りすぎようと思った、とも。

サン・ラーの言葉は平易で簡潔だが、
ストレートに理解できる(気がする)部分と、
茫漠として意味が理解できない部分とが混在している。
彼は個々の社会的な問題には言及せず、
古代エジプトやギリシャの神話から人類は学ぶべきことが多い、
という趣旨のことを繰り返し語っていたが、
教養のない自分には残念ながらピンとこなかった。
いっぽう、規律を重んじ、音楽の質を重んじる
求道者のようなサン・ラーの”音”に対する真摯な発言には、
感覚的にではあるが共感を覚える点も多かった。
彼は自分の主義主張を訴えるというよりは、
なんらかの理(ことわり)を述べている印象だ。
従って、押し付けがましくなく素直に受け止められる。

途中、サン・ラーがスタジオでエレピをびゃらびゃらと
弾きまくっている映像は圧巻だった。
地上のどこでも聞いたことのないような不思議なメロディなのに、
全く違和感なく「音楽」として自分の耳に飛び込んでくる。
ひょっとしてこれは宇宙からのメッセージなのかも、
と本気で思った瞬間だ。まさにサン・ラーマジック。

小さな映画館ゆえに決して大きなスクリーンではないが、
アフロビートやジャズの音の洪水に酔いしれた
アッという間の1時間だった。
タイトル通り"喜びの音"、ジョイフル・ノイズだ。
映画の予告編に「全てのブラックミュージック・ラヴァーズに捧ぐ」
とあるが、確かに見てよかったと思うし、
秀逸なライブビデオとしても、また観たくなった。

追記:冒頭のライブでの紫色のマントの彼は
   クール&ザ・ギャングのトランペッター、
   マイケル・レイさんではないでしょうか?
   とっても楽しそうに演奏されていました。

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メトロの夕べ VOL 2

2006-03-29 00:30:09 | JAZZ
東京メトロ 2nd Anniversary
Metro Music Oasis Vol.6

今回で6回目を迎える、銀座駅コンコース内での無料ライブ。
"Funky Night"の題目につられ、先日にひき続き
ひょこひょこと出かけていった。

サックスの土岐英史さん以外、メンバーも曲調もガラリと変わり、
ベースのぼんぼん弾けるファンク節炸裂の演奏。
特に、キーボードがハネまくり、ギターがウネリまくる
2曲目と4曲目が楽しかった(曲名は聞き取れなかったのですが)。

ただ、意外にも一番印象的だったのはファンクではなく、
アンコールで演奏された、アップテンポのジャズっぽい一曲だった。
ゲストとしてサックスの女性を迎えての素晴らしい演奏には、
ジャズのことはまるで分からない自分も、思わずノリノリに
なってしまう程だった。

前回のジャズで拍子をとるのは敷居が高かったのに、
今日はなぜ楽しくノれたのだろう?
ジャズにもウナズキ系、ノリノリ系など、
ジャンルがいろいろあるのだろうか?など、
帰る道すがら考察を試みたが、いかんせん知識がないので
よくわからない。

あれこれ考えているうちに眠くなってしまい、
結論はでないまま電車の中で爆睡したのであった・・



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メトロの夕べ

2006-03-24 01:02:15 | JAZZ
東京メトロ 2nd Anniversary
Metro Music Oasis Vol.6

今回で6回目を迎える、銀座駅コンコース内での無料ライブ。
地下鉄構内に貼ってある素敵なポスターに惹かれ、
2日ともいくぞ!と固く決意。1日目のJazz Nightは、
なんとか2ステージ目に間に合った。

会場に着くと、既に黒山の人だかり。
人いきれで熱気ムンムンの中、演奏が始まった。

いやー、すごい!私のようなド素人に、
ジャズ演奏の何たるかについて語る資格は何もないが、
複雑なリズムの上に響き渡るサックス、
特にドラムのソロが圧巻で、強烈な印象が残った。

火曜日のFunky Nightは、メンバーも変わり、
また違ったライブになるそうで、今からとても楽しみだ。

ブラジル音楽をテーマにした「メトロ・デ・ブラジル」
も本当に良かったし、ずっと続いてほしいイベントだ。




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