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音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

フィリーソウルふたたび

2007-11-24 01:17:37 | ソウル・ファンク
地下鉄東京メトロのイベントページをみると、
さっそく次回の銀座駅メトロライブ告知が。

なんと、先日行われたフィリーソウルナイトの続き
(クリスマス編)があるというではないですか!
出演はケイリブ・ジェームス&フィリー・ソウル・サーチャーズ。
きっと素敵なソウルを聴かせてくれることでしょう。
メンバーが前回と若干違うのにも、また期待。

ああ、当日が忘年会と重なりませんように・・(笑)
無事にフィリーソウルが楽しめますように。

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DAZZ BAND@コットンクラブ2007

2007-11-11 23:10:20 | ソウル・ファンク


昨年来日し、モノスゴイ演奏をきかせてくれたDAZZ BAND。
好評を博して再登場したのもうなずける。(→前回の感想はコチラ

前回は意外にもジャジーでアダルトな印象だったが、
今回は往年のアップテンポなサウンドそのままに
パーティーファンク色を全面に出した感がある。

ボーカルの妙とバンドの圧倒的な技量もさることながら、
今回一番感動したのはオーディエンスの盛り上がりと、
そんな観衆に負けじと徹底的に客席を楽しませてくれる
スキップ・マーティンはじめメンバーのエンタメ魂である。

6人のメンバーが登場するや会場は一気にヒートアップ。
一曲目からいきなり観客の大半が立ちあがり、
愉快な振り付けの"Let It All Blow"になだれこむ。
おお、この曲を聴けるなんて!なんて楽しいんだああ~!!

"Let It All Blow"のビデオよろしく両腕を前に出したり引っこめたり
完全に踊る阿呆と化した私、そのままアンコールまで
ほぼ立ちっぱなしで暴れっぱなしだ。
ファンクのライブは、やっぱこうでなくっちゃ

ファンクという大鍋の中にジャズのダシを利かせたスープ。
渋くジャジーなインストのときも、元ギャップバンドのドラマーという
レイモンドさんのパワフルで硬質なファンクドラムが
俺達の基本はファンクなのだ!と主張しているかのようだ。

ファンクの大鍋に自分も一緒に放りこまれ
ぐるぐるかき回されながらも、よ~く耳を澄ますと
ギターソロには強いロック色、ホーンズにはジャズ、
シンセのなにげないフレーズにAORやフュージョンの姿が浮かぶ。
すべてがいい塩梅に煮込まれているので意識させないが、
パーティーファンクのダシをとる具材は実に奥が深い。

ボーカル兼パーカス兼ペットで大活躍のスキップの
“客いじり”もすばらしい。フルパワーで歌い踊り、
「いち、に~、さん、しっ」と日本語で音頭をとりながら
観客にも大いに歌わせる。超一流のパフォーマーだ。

スキップは会場のテンションの高さを感じてか、
何度もなんども「ありがとう。皆すばらしい」と言ってくれる。
いっぽう我々はそんなスキップの人柄のよさを肌で感じ
思い思いに楽しく踊ることで、彼らに気持ちをフィードバックする。

楽器同士の見事なアドリブに、観客とのコラボレーション。
ライブはその場で全員がつくりあげるものだと改めて思う。

音楽評論家の吉岡正晴さんが昨年、ダズバンドのライブは
ハッピーピープルが来るところだと書かれていたが、その通りだ。
(吉岡先生、それは脳天気という意味ですか? 笑)
幅広い年齢層のお客さんの顔が、明るく輝いている。
自分もそんなハッピーピープルの一員になれて幸せだ。

コットンクラブにましますファンクの神様、
今宵もすばらしいライブをありがとう!

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素晴らしきDAZZ BAND

2007-11-10 03:32:20 | ソウル・ファンク


コットンクラブで行われたダズバンドの公演に行ってまいりました。

・・それはもう大変な盛り上がりでした!

帰りぎわに、コットンクラブオリジナル携帯ストラップを買いました。
音符のマークを見ると思いだすDAZZ BAND♪

これから行かれる皆様、大いに楽しんでいらしてください!

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CAMEO来日!

2007-10-31 00:22:31 | ソウル・ファンク

えんえんインド映画のレビューを書き続けるつもりでしたが、
ファンクバンドの思わぬニュースに今日は予定を変更。

ビルボードライブ東京でCAMEO公演決定!
うわー、カメオだカメオ~!!
(”カメオ”でいいんでしょうか?キャメオですか?)

つつしんで、これから予習します!

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名曲はとまらない

2007-10-07 14:05:49 | ソウル・ファンク
ケイリブ・ジェームス&フィリーソウルサーチャーズのライブで
"Ain't No Stoppin' Us Now"を聴いてから、この曲が頭から離れない。
カバーでもアレンジが必要ない、完成された名曲だと感じる。
演奏があまりにもよかったので、オリジナルを探したところ・・

Mc Fadden and whitehead最期のライブ映像だという。
渋く味わいのあるパフォーマンスです
http://jp.youtube.com/watch?v=Tox2PBP3mOg

ルーサー・ヴァンドロスによるカバーもすばらしい!
http://jp.youtube.com/watch?v=HxdhxWgN160

共通していえるのは、いずれもオーケストラをバックに
歌っているということ。ゴージャスな演奏で曲のよさが
最大限に引き出されており、何度観ても飽きない。
ただ残念なことに、みな近年相つぎ50代の若さで亡くなっている。
このようなパフォーマンスを見ることは二度とできない。

それはとても悲しいことだけれど、彼らの歌声はメディアの中に
生きていて、新たなファンを獲得し続けるだろう。
そして、ソウルクラシックの名にふさわしいこの曲も
時代を超えて、新たなリスナーを感動させることだろう。

Ain't No Stoppin' them Now!

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銀座でフィリーソウルナイト

2007-10-06 12:57:31 | ソウル・ファンク


ブラックミュージックファンのはしくれとして、
音楽評論家・吉岡正晴さんのブログを愛読している。
その日記・Soul Searchin Diaryに頻繁に登場する
「ケイリブ・ジェームス&ソウルサーチャーズ」
というグループが日ごろから気になっていた。日本人なのだろうか?
・・なんとその人たちが銀座の無料ライブに登場するという。
願ってもないチャンスだ!絶対行かねば。

今回で13回目をむかえるメトロ・ミュージック・オアシス。
銀座駅の地下コンコースで数か月に一度行われ、
さまざまな質の高いライブを楽しませてくれる粋なイベントだ。
今宵はフィラデルフィア美術館展とのタイアップで
Philly Soul Night in Ginza。

混むだろうと予想し早めにコンコースに到着したが
案の定、手拍子もままならないほどの混みようだ。
人いきれで汗がふきだす中ジッと待つこと20分、
黒ずくめの大柄なブラザー&シスターが続々とステージに現れた。

メンバーはリーダーでキーボードのケイリブさん、
パーカッション&サックスのゲイリー・スコットさん、
男性ボーカルのグリニス・マーティンさん、
女性ボーカルのハイトーンなアージー・ファインさんと
低くハスキーな声が魅力的なポーラ・ジョンソンさん。
日本語交じりの軽妙なトークで会場を沸かせながら
フィリーソウルの有名曲を次々に演奏していく。

当初ちょっとライブに固い感じがあったものの
さすがは5名すべてがメインボーカルをはる実力派、
ほどなくリラックスした楽しい雰囲気になると同時に
ライブのテンションがグッと上がったようだ。

5名がそれぞれ個性的なボーカリストだが、特に
恰幅のよい”ラブリー”グリニス・マーティンさんの
火の球のようにアツく、かつ技巧的なハイトーンボーカルときたら!
血管が切れそうなくらい激烈にソウルフルな生声だ。
彼の歌うテディ・ペンダーグラスに鳥肌がたつ。これぞソウルだあ~
また、アージーさんも終始ニコニコしながら
高音のすばらしく伸びやかなボーカルをきかせる。
彼女の美しい笑顔に終始眼が釘づけだった。

そしてリーダーのケイリブさん。「ミーアンドミセスジョーンズ」では
歌詞をアドリブでアレンジし、やんやの喝采を浴びていた。
ギャグを盛り込みすぎて曲の終わりが適当になったりしてるけど(笑)、
これがまた楽しい。徹底したエンターテイナーだなあ!

ノリのいい音楽好きとしては、パワフルなコーラスが見事な
"Ain't No Stoppin' Us Now"に一番感動した。
文字どおり「ずっと演奏してほしい」と思いながら
予定時間を大幅にこえて、1時間以上にわたる
フィリーソウルナイトを楽しんだ。

東京メトロさんそして主催の皆様、いつも素晴らしい企画をありがとう!

追記:グリニス・マーティンさん、どこかで聞いた名前だと思ったら
   かのスーパーベルズの名珍ラップ、「老ラッパー」で
   ゲストボーカルとして愉快なラップを聞かせていた方でした。
   音楽の世界は思わぬところで繋がっているのだなあ・・

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BRICK@コットンクラブ鑑賞記

2007-09-24 23:07:12 | ソウル・ファンク


70年代にファンクシーンで活躍したというBRICK。
私がその名を知ったのは昨年。後追いもいいところだが、
ごりごりのファンクサウンドは非常に気になっていた。
その伝説のブリックがコットンクラブにやってくる!

あろうことか時間に遅れ、すでにステージが始まっていたが
コットンクラブに入った瞬間、全身が耳になった。

えらいこっちゃ!!

メンバーは5人、ファンクバンドとしては人数は多くないが、
繰りだされるのは重量級のどファンク!
全メンバーがとんでもないテクニシャンで、音に一分の隙もない。
しかも重量級にもかかわらず音に険がなく、非常に柔らかい。
柔にして剛とはこのことか。
超ベテランらしく、メンバー皆にこやかでとてもよい表情だ。
ノリのいい"Sweat"で早くも私はまいりました状態、
こんなイイ演奏を聴けた感謝の気持ちで涙ぐんでしまった。

演奏中強く感じたのは、古きよきファンクバンドなのだな、ということだ。
5名の繰り出す音には熱い生の血が通っている。
テクノロジーで唸らせるのではなく、テクニックで唸らせる。

ランニング姿のコワモテ、でも「気は優しくて力持ち」系の
ヴィクターさんのドラムは力強く、且つやわらかにハネる。
彼の表情豊かなラテンテイストのドラムソロは、凄まじいものだった。

メインボーカルのヒョロリとしたジミー・ブラウンさんは
サックス、トロンボーン、トランペット、フルートという
実に4種の楽器を自在に持ちかえ、ふいてふいて吹きまくる。
彼のサックスはとてもジャジーで、フルートも
期待どおりピ~ヒョロピ~ヒョロロと大いに歌う。
そんな彼を左右からはさみこむベースとギターも一流のひとこと。
このフロントの3名が楽器を鳴らしながら
ハイトーンの素晴らしいコーラスを聞かせ、同時に
軽やかなステップを踏んで踊るのだ。すごすぎる!

アップテンポが続いたあとはフロント3名は小休止、
キーボードのグレンさんがジャズピアノを弾きだしたかと思えば
とつぜん素晴らしい声で朗々と歌いだすではないか!
この人も歌うんだ・・みな本当に芸達者だ。
彼が弾き語る"Love Ballad"を聞いてまたもや涙が出そうになる。
最後に他のメンバーが楽器で加わると
名バラードになんともいえないグルーヴが加わり、さらに感動的だ。

続く三拍子のグルーヴィーなジャズが演奏されると、
コットンクラブがグッと渋いジャズの空間に変貌した。
DISCO + JAZZのうたい文句どおり、
この方達はジャズ畑の人々でもあるのだなと思う。

お約束?の"Dazz"、"Dusic"もふくめて
おそろしいほどハイレベルな演奏を聴かせて頂いたが、
できればもう少しブリック自身のオリジナルが沢山あると
もっともっと嬉しかったかな?
・・などと贅沢を言ってはいけないのだろう。

分厚くジューシーで柔らかい、極上のステーキのような
素晴らしい演奏を聴かせてくれたBRICK!
早くも次回の来日を心待ちにしております。

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BRICK@コットンクラブ

2007-09-23 00:28:41 | ソウル・ファンク
コットンクラブで行われたブリックの公演に
さっそく行ってまいりました。
・・すばらしすぎて、ちょっと涙が出ました。

熱き血潮たぎるファンク!
欲をいえば、もっともっと聴いていたかった・・

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ダイナスティ@コットンクラブ

2007-09-03 00:39:21 | ソウル・ファンク


70~80年代にソウルシーンを賑わせたソーラーレーベルの
ヒット曲の多くを提供したというダイナスティ。
自身はそれほどの大御所にはならなかったようだが、
先日初めて彼らのベスト盤を聴いてみたところ、
どの曲もツボにはまりすっかり夢中になってしまった。
そのDYNASTYの公演だ。絶対観ておかねば!

・・というわけで訪れた初日の1stステージ。
開演の大分前から店頭の赤絨毯を見張っていたが、
誰も出入りする気配がない。
・・ま、まさかお客さんが数人だったらどうしよう!?
ダイナスティは大いに応援したいが、さすがにそれはツライぞ。
店に入るかどうか変なアブラ汗を流しながら悩むことしばし、
エイヤッと勇気を出して入ったコットンクラブは桃源郷だった!

宣伝では「ソーラーのレビュー」となっていたが
ステージはのっけからダイナスティ自身の曲が続き、
彼らの曲を聴きたい私にはとても嬉しい選曲だ。

中核メンバーはソングライターとして名高いという
ボーカル兼キーボードのウィリアム・シェルビーさんと、
キラキラしたジャンパーを羽織ったケビン・スペンサーさん。
彼らのボーカルを女性コーラス2名とドラム、ベース、
キーボードという布陣が手厚くサポートしている。
レイクサイドのときにパフォーマンスを見て
私が大ファンになったウィリアム・シェルビーさんは
今回も、シャイな観客を優しく上手に盛り上げてくれる。

ソフトで力の抜けた、安定感抜群のドラム。
生真面目な表情で周りを確認しながら正確に刻み続けるギター。
そして、自身もぽんぽんと弾みながら軽やかな音をつむぐベース。
実にイイ表情のこの3名が柱となって基本のグルーヴを作り、
その上にシンセの和音が流れるようにかぶさって
円を描くようなリズムにさらに広がりをつけている。
ファンタジックな楽曲に生音のキレが加わり、一層心地よい。

シャラマーの公演でも感じたことだが、
職人気質のこのバンドもとてもバランスがよい。
決して誰かが突出することなく「調和」を重んじている。
それは、このバンドの特徴というよりはむしろ
ソーラーサウンドの特徴なのかもしれないと思う。

ライブではシャラマーやウィスパーズの名曲も数多く披露された。
恥ずかしながら知らない曲も多いが、どれも音を真空パックして
そのまま家に持ち帰りたいような名曲揃いである。
ああ、こんなにイイ曲なのに・・何の歌か後で調べたいのに・・
どんなメロディだったか自分はすぐに忘れてしまうのだろう。
トリ並みの記憶力しかないのを、これほど恨めしく思ったことはない。
永遠にとどめておきたい宝物のような生演奏を
CDにできないかと本気で願ったひとときだ。

ライブ前は「知らない曲ばかりだったらどうしよう」
と不安だったが、今はむしろ知らない名曲を教えてくれた
ダイナスティに感謝の気持ちでいっぱいだ。
今宵のコットンクラブは、宝石のようなソーラーの名曲が
ぎっしり詰まった音の玉手箱だった!

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ダイナスティ@コットンクラブ(とり急ぎ)

2007-08-29 00:14:01 | ソウル・ファンク
ダイナスティのコットンクラブ初日公演、
さっそく行ってまいりました。

めっちゃイイです!
ザッツGOOD MUSICです。

ダイナスティのお好きな方、そして
シャラマーのお好きな皆様に超・超オススメ!
華やかなソーラーサウンドにまみれて
夢見心地になること請け合いです

行くかどうか迷っている方はこの機会にぜひ!

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Jilty Soul

2007-08-25 03:06:21 | ソウル・ファンク


夜半にふらりと訪れた、丸の内TOKIAビル。
2Fにあるコットンクラブのチラシでも貰おうかと
エスカレーターを昇りかけたところ、
階下からなにやらバンドの生音が聞こえてくる。

・・???
不思議に思いつつ階段を地下へ降りると、
音の出どころは半屋外にあるカフェ・PLANET 3rd TOKYOだった。

メンバーは大きなアフロヘアのベース、
泣きのサックス、ジャジーで流麗なキーボード、
キレのいいドラム、ギター、そしてラップ兼MCの6名。
若い彼らが繰り出すのは、ぶりぶりの生・ジャズファンクだ!
生音の熱さと相反するクールな音楽性に惹かれ、
杭を打たれたようにライブ終了までその場から動けない。

なんといってもこのバンド、楽曲がめちゃめちゃイイ。
スウィングジャズのようなイントロがあるかと思えば
疾走感あふれるファンクあり、生で打ちこむハウスビートあり、
R&B(というかブラコン風)ありとさまざまだが、
すべてジャジーで涼しげな質感で統一され
気持ちよい風が吹く夏の終わりにピッタリだ。

ボーカルの低い声は自分の位置からは聞き取りにくいが、
彼のラップは驚くほど演奏とマッチして、あたかも
声自体がひとつの楽器のように心地よく響く。
シャンパン片手にゆれるようなグルーヴに身をゆだねる人々で
カフェのある一角は幸せな空間と化していた。

このバンド、すごくいい!何という名前だろう?
貼ってあるチラシに目をこらすと、
「SHADE & JILTY SOUL」だという。
プロフィールはネットでも調べられるだろう・・と思い帰宅したが
甘かった。どうやら結成されたばかりのようで、情報が少ない。
チラシには確か来年頭にアルバムを発売すると書いてあった。

思わぬところでまたよい音楽に出会いました。もっと聴きたい!

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今宵はスピナーズ

2007-08-24 00:19:32 | ソウル・ファンク


友人のご実家が膨大な所蔵レコードを整理した
とのことで、シングル盤を頂きました。
猫山が好きそうなジャケット(よくご存知で 笑)
だという理由で選んでくれたのはスピナーズ6連発。

とても嬉しいのですが、レコードプレーヤーが無い!
シングル盤をひっくり返しながら悩むこと数日、
ふと思いついてナップスターを漁ってみたところ
A面もB面も大体の曲が確保できて大満足。

恥ずかしながらスピナーズ、殆ど知らなかったのですが
どこかで耳にしたことのある曲やカバーで聴いた名曲が多く、
心の琴線に触れるエバーグリーンなメロディーに感激。
ジャケット裏のまったりとした日本語の解説も
当時の世相やヒットチャートをしのばせてくれます。

古きよき時代にしばしタイムトリップ。

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本日の一曲

2007-08-10 00:30:36 | ソウル・ファンク
ここしばらく今は亡きリック・ジェイムスを偲んで
「一人リックジェイムス祭り」を開催中ですが、
何かに憑かれたように数十回みたビデオがコレ↓
テンプテーションズと共演した"Standing On The Top"

一曲ずっと8小節ほどの同じフレーズの繰り返しなのに
わたくしの魂をワシ掴みにしてくれます。
何度見ても、何十回聴いても飽きません。
この繰り返しがファンクの真髄なのか??
"We want the funk and nothing else will do"

・・やはりこの方は、稀代のソングライターだと思います。


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Rick James "Anthology"

2007-08-07 00:44:20 | ソウル・ファンク

夏が来るたび一人のアーティストを思いだす。
1980年代前半にプリンスのライバルといわれた
モータウンレコードの異端児、リック・ジェイムス。
彼の突然の訃報から今日で3年が経つ。
(→DVDのレビューはコチラ

パンク・ファンクを自称するリック・ジェイムスは
言動の過激さだけで語られることが多いが、
彼の作るメロウな節回しが大好きだった。
アルバムを聴きこんでいたわけではないけれど、
そこそこ有名な曲は全部好きだ。
イキのいいファンクベースにジャズのリフやAOR、
ロックやラテンまでまじる独特のポップなサウンドは
「リック・ジェイムス節」とでも名づけたくなる。
経歴から察するに、音楽的に相当幅広い人だったのだろう。
"Mary Jane"なんてマリファナ賛歌だとは信じられないくらい
それはそれは美しいミディアムナンバーだ。

6年前にマライア・キャリーのアルバム"GLITTER"に
まさに”オレ節”としかいいようのない
個性的な一曲を提供しているのを発見したときは、
「リック・ジェイムス健在」に喜んだものだが・・
ほどなく訃報に接することになるとは思わなかった。

写真のアルバム"Rick James Anthology"は
2枚組28曲収録という、ベスト盤の決定打。
彼の魅力的なファンクの世界を存分に堪能できる。
日本盤には、アルバム収録曲を自身が詳細に語る
生前のロングインタビューも付いていてお薦めです。

・・で。彼の人生を追う伝記映画"Super Freak"の制作が
昨年末にようやく開始されたはずですが、
公開のほうは一体どうなったのでしょうか?
極東の地でひたすら待ち続けておりますので
制作及び配給会社の方々、どうかひとつ宜しくお願い致します。

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ダイナスティ勉強中、そして・・

2007-07-30 18:47:26 | ソウル・ファンク
The Best of Dynasty
Dynasty
Sanctuary Midline


"DYNASTY"と聞いて真っ先に思い出すのが
中国のロックバンド(それは「唐朝」Tang Dynastyだ)や
香港の甘味処(それは糖朝。Sweet Dynasty)だったりする
いい加減なソウルファンではございますが、
8月にコットンクラブにやってくる
ソーラーレーベルのダイナスティに興味津々です。

なんといっても、先日レイクサイドのライブ
サブボーカルとして大活躍されていた
ウィリアム・シェルビーさんが中心メンバーだという。
シェルビーさんファンとしては是非行きたい。
が、ダイナスティの名前を知ったのはつい最近だ。
いいのか、こんなことで?

というわけでこのベスト盤を聴いてみると・・
う~ん、素晴らしい!!

濃密なのに爽やかなソーラーサウンド!
多重コーラスの美しい、ダンサブルな曲ばかりで
どの曲も軽くて末広がりなのが魅力的。
地面に向かう重みのあるファンクではなく、
両手を夏空に向けて、目線を上げて踊りたい感じ。

・ソウルトレインの映像
 Do Me Right(名曲です)

ダイナスティの活躍期は1970年代後半~80年代前半
だと思いますが、音に全く古臭さを感じないのは驚き。
それだけサウンドプロダクションがしっかりしている、
ということなのでしょうか、とにかく良い楽曲ばかりです。

いや~、まいったな~、また行くしかないな~
しかも!コットンクラブのスケジュールを覗いたら、
BRICKの公演まで決まっているではありませんか!

いや~、まいったな~・・

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