
決勝の後は表彰式が行われ、
その後1時間ほどでちんどんコンクールの
フィナーレであるチンドン大パレードが始まる。
今日も天気がよく、最高のパレード日和だ。
平和通りを左に向かいずんずん歩くと
歩き始めたばかりのブラスバンド隊とすれ違う。
さらに歩くと素人ちんどんの方々が集結している。
ここがパレードの源泉だ!
始点でチームを紹介するMCがイイ味を出しており
なかなかの話術で笑わせてくれる。
それにしても、素人ちんどんの衣装はスゴイ。
素人の部はひと組3人の制限がないため
いきおい仮装行列もド派手なものになる。
特に私の目を惹きつけてやまないのが
恐らくベリーダンス系の素人チームの方々。
大好きなゴレンジャーの怪人
(注:「大好き」は「怪人」にかかります)と
見まごうばかりの、素敵な仮面の皆さまに釘付けだ。
残念ながら今年は素人ちんどんコンクールを
ほとんど見ずに終わってしまったが、
彼らを見なかったのが実に悔やまれる。
いったいどんなパフォーマンスだったのだろう?
次回こそは要チェックである。
しばし仮面の皆さまを夢中で追いかけたが、
残念ながら一チームだけにかまけてはいられない。
後ろ髪をひかれる思いで始点に戻り、次々に
登場するプロのチンドンマンの後をついてゆく。
熱心に後をつけつつ途中でカフェイン切れを起こし
(ちょうど午後3時くらいだったから)、
コーヒーの屋台にかけこむのもまた楽し。
晴天のパレードルートは縁日のようなにぎわいだ。
パレード終盤で、東京からきたチンドンチームが
大人数でひと塊となり、楽しげに練り歩きながら
合同セッションを繰り広げるのに遭遇した。
「ビューティフル・サンデー」をはじめ(他の曲目は失念)、
アップテンポで力強いサウンドが素晴らしい!
・・いついつまでも彼らにひっついて歩く幸せよ。
舞台で芸をみるコンクールもいいが、
やはりチンドン屋さんは歩いている時が最高だ。
そんなことを改めて感じたパレードだった。