猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

術後1日目

2007年08月24日 | 卵巣嚢腫/子宮筋腫
午前:
点滴以外の管(尿の管、脚のポンプ、心電図、酸素量を測るやつ、硬膜外麻酔)
を外し、体を拭いて、着替えさせてもらう。

一人では寝返りも打てず、パンツまで人様に履かせてもらい、
お水にストローを指し口元まで持ってきてもらう。
こんなこと、1日だけでもイライラするのに
お父さんはさぞかし辛かっただろうなと今さら思う。
1日中天井だけを見ている生活。
一人では一歩たりとも動くことのできない生活。


着替え後、「じゃぁ、ぼちぼちとがんばってくださいね」と言われ
一人残されたものの、ベッドは電動じゃないし(!)、
起き上がれず、しばしボー然とする。

それでもどうにかこうにか自力で起き上がり、ベッドに腰掛けてみた。
ひどくめまいがする。
アブラ汗が吹き出す。
  

再び横になる→起き上がって座ってみる→めまい・アブラ汗
を繰り返しているうちにお昼になり
流動食(重湯とスープ)が運ばれてきた。

前の手術の後もそうだったけど、
食事を取ると、ポパイがほうれん草食べたみたいにムクムクと
身体が力を取り戻すのがわかる。
食後速攻でめまいと脂汗は引いていった。
ごはんってすごいねー。
  

叔母がお見舞いにバッグ(ローラアシュレイ)を買って持ってきてくれた。
お見舞い品がバッグって変わってるけど、
私は物欲の塊なので(心が寂しいから?)果物とかより
嬉しかったりする


午後:
前傾姿勢だけど、まぁまぁ歩けるようになる。

熱が38度。

麻酔科の先生が来る。
・手術中覚えていることはありますか
・網膜外麻酔は痛かったですか
・どの段階で目が覚めましたか
などなどを細かく聞いていく。
落ちる瞬間に頭がクラクラしたことを言い忘れた。

手術前に再建中の胸をガーゼで覆っておいたのだけど
ふと見たら、違うガーゼに変えてある。
胸の傷(激しくミミズ腫れ)のテープも剥がしてある。
麻酔中に胸を見たわね~。
今、一番ヘンテコな形をしてるから晒したくなかったんだけど。
そのために事前に確認して、覆っておいたんだけど。 

夕食は五分粥+おかず。 完食。

なんか疲れたよ…。
もっと歳をとったら手術なんて受けられなそうな気がする。
体力つけておかないとなー。
日頃から疲れては寝込むを繰り返してるし。
もう既に体力年齢60歳ぐらいなかんじがする。


本日のよかったこと

がん友さん2名が「手術終わった?」とメールをくれた
ちゃんと手術日を覚えていてくれたとは嬉しいです






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