乳房再建

外科の先生に紹介してもらった乳房再建を行っている病院へ
話を聞きに行く。

待合室にいる患者さんが年配の人ばかりで凹む。
本には若い患者が増加って書いてあったんだけど。

写真を見ながら、再建の流れを説明。
中には放射線を当てた皮膚が再建途中で破れている写真など
目を覆いたくなるようなものも。

「今まで生きてきたよりこれから先の人生のほうが長いのだから
一旦何もなくなってしまうけど、一からきれいに作りましょう。」
と先生に言われる。
ほんとだ、寿命まで生きれば、これから先の方が長いんだー。

その後、看護師さんがさらに詳しく説明。
気持ち悪くなったら言ってください、と言われ
実際ちょっと気持ち悪かったけど
避けられない現実なので直視した。

今日ここへ来れば「こんなにきれいに胸が作れるならいいや」
って自分を安心させることができるかなと思ったけど
（外科の先生もそのために手術前に私をここに来させたみたい）
再建乳房は私が想像してたほどきれいではなかった。

現代の医療技術をもってすれば、
どちらが再建したほうかわからないくらいきれいな胸作れる
ものだと想像してた。
期待しすぎてた。

実際には、手術の傷跡も目立つし
再建したほうは形が不自然。

時間もかかる。
術後半年後ぐらいから始めて、完成までに1年数ヶ月だから
胸が出来上がるのは今から約2年後。
気が遠くなるー