父の容態がおもわしくなく、再入院することに。
再入院したらもう我が家に帰ってくることはない
可能性が大きいが
安定したら絶対にたとえ1泊か2泊でも
もう一度連れて帰ってこようと母と決意し、
病院へ迎う。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
なんとか家で看取ることはできないのか。
終末期医療についてちゃんと調べておくんだった。
終末期、なんてこうして文字を打ち込むだけでも怖くて避けてきたけど、
向き合うときがきた。
道中、間違っても急ブレーキなんか踏まないように
そーっとそーっと運転した。
「お前も病気なのに何もしてやれなくてすまないね」
と助手席の父が言う。
私の術前にも父はこれを何度も言ったけど、
こう言われるととてもツライ。
乳がん自体よりこっちのがツライかもしれない。
涙で視野がちょっとかすんだけど、
「私の病気は取り去ったから、もう私は病人じゃないし~」
と答えておいた。
がん患者ががん患者の病院の送迎をする。
がんは国民病なんだなぁと実感。
病院へ行くとすぐに父の主治医が現れる。
こじんまりとした総合病院で
「こんなとこで大丈夫なの?」と思うこともあるけど
先日まで都市部の大きな病院に入院していた私は
地方の病院の良さも感じるようになった。
いつ行っても同じ先生が診てくれる。
じっくり父の訴えに耳を傾けてくれる。
研修医やらなんやらの大名行列に父のやつれた姿が
さらされることもない。
そのかわり「ここの医療は最先端なのか?」
「今までにこういう症例を扱ったことはあるのか?」などの
心配はつきまとうわけで、一長一短。
ダメモトでお隣の県の大きな病院へ行ってみる?と話し合ったことも
あったけど、もう本人が隣の県すら行く体力がなくなってきているので
断念。
患者の身体の自由がきかなくなってくると
転院やセカンドオピニオン聞きに行くことすら困難。
是非はともかく、私は自分の意思で遠くの病院へ行けたことに感謝。
再入院したらもう我が家に帰ってくることはない
可能性が大きいが
安定したら絶対にたとえ1泊か2泊でも
もう一度連れて帰ってこようと母と決意し、
病院へ迎う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
なんとか家で看取ることはできないのか。
終末期医療についてちゃんと調べておくんだった。
終末期、なんてこうして文字を打ち込むだけでも怖くて避けてきたけど、
向き合うときがきた。
道中、間違っても急ブレーキなんか踏まないように
そーっとそーっと運転した。
「お前も病気なのに何もしてやれなくてすまないね」
と助手席の父が言う。
私の術前にも父はこれを何度も言ったけど、
こう言われるととてもツライ。
乳がん自体よりこっちのがツライかもしれない。
涙で視野がちょっとかすんだけど、
「私の病気は取り去ったから、もう私は病人じゃないし~」
と答えておいた。
がん患者ががん患者の病院の送迎をする。
がんは国民病なんだなぁと実感。
病院へ行くとすぐに父の主治医が現れる。
こじんまりとした総合病院で
「こんなとこで大丈夫なの?」と思うこともあるけど
先日まで都市部の大きな病院に入院していた私は
地方の病院の良さも感じるようになった。
いつ行っても同じ先生が診てくれる。
じっくり父の訴えに耳を傾けてくれる。
研修医やらなんやらの大名行列に父のやつれた姿が
さらされることもない。
そのかわり「ここの医療は最先端なのか?」
「今までにこういう症例を扱ったことはあるのか?」などの
心配はつきまとうわけで、一長一短。
ダメモトでお隣の県の大きな病院へ行ってみる?と話し合ったことも
あったけど、もう本人が隣の県すら行く体力がなくなってきているので
断念。
患者の身体の自由がきかなくなってくると
転院やセカンドオピニオン聞きに行くことすら困難。
是非はともかく、私は自分の意思で遠くの病院へ行けたことに感謝。
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