お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

南里さんって強い人だ。老猫専科読んで

2019-05-22 16:10:06 | 
猫の學校2 老猫専科 (ポプラ新書)
南里秀子
ポプラ社


うちのチビも多分来月で18歳を迎える。
猫は人間の4倍の速さで歳を取るからもう100歳近いね。
この本はそういう老猫と暮らしてる人を力づけてくれる本だ。
私は病気の猫は病院に連れて行って全力で治療を受けさせる。
チビが肥満細胞腫という皮膚癌に罹患したときは病院に連れて行き手術を受けさせた。腫瘍を除去しなかったら死ぬからね。
それから10年。元気で生きてる。今年の正月は強烈なカリシウィルスに感染して熱が出て舌が荒れて涎が出てぐったりして食事もとれず水も飲めず、もう死ぬかと覚悟したけど、病院が始まったので、連れて行ってインターキャットと炎症止めと点滴で助かった。
こういうときは病院のお世話になる。

でも病院に行くと、腎不全の猫ちゃんに点滴に通ってくる人とかけっこういる。

はっきり言って、チビの腎臓もかなりいかれてると思ってる。
多飲多尿だし、吐くし、これは腎臓悪化の症状だ。
でもチビは病院が嫌いだ。だから腎臓について医者に相談したことは無い。尿検査するのだって大騒ぎだからってこともあるけど。

チビはカリカリも好きだけど、水もたっぷり飲むからいいウンチをする。

でも歳だからよく眠ってる。寝てるか食べてるかトイレに入ってるかって生活だけど、それはそれでいいんじゃないかと思う。チビが苦痛さえ感じてなければ。

なので、無理な延命とかは考えないことにした。そういう勇気を与えてくれる本です。

今、飼い猫の平均寿命は15年。チビは3年も余計に生きてる。これはもううボーナスです。好きに生かしてやりたい。

でもまあ、たまにはおとなしくブラッシングさせておくれ。

著者の南里さんはライオンのような女性と言われたことがあるらしいが、私も同感だ。しかもライオンクイーンだ。
ライオンは猫科でも珍しく群れを作る。彼女は紛れもなくリーダーの雌ライオンだと感じた。

老いたご母堂に引導を渡すところは見事だった。私だったら泣きじゃくるだけだろう。


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