ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

オプラに謝ったエルメスはほんとに反省したのだろうか?

2005-09-21 14:30:36 | 海外&外国語
[アメリカのテレビ] エルメス、人気司会者O・ウィンフリーに平謝り=入店拒否問題 - goo ニュース

どういう結末になるのか注目していたが、やはりエルメス側の平謝りですか。ことの真相はあくまでわれわれにわからないので、以下書くことは全て想像に基づく私見であるが、パリのエルメスのような超高級ブティックでは有色人種への失礼な態度って日常茶飯事ではないのだろうか?ヴィトンの店で店員にしかとされたり品物をほり投げられた日本人の友人がいた。エルメスの店員も、黒人の客に対していつも通りの対応をしたらそれがたまたまアメリカの腰を抜かすような大物だった、ということではないのか?これを機にパリのこういう店が反省して態度を改めるというようなことには決してならないだろう。そもそも謝ったというのも米国エルメスである。本国とはかなり温度差があるのではないのか?われわれエルメスが黒人の芸能人になんで頭を下げなきゃいけないのかって今も思ってたりして。調べたわけじゃないけど、エルメスの本国のホームページでは謝罪してなかったりするのじゃないのか?でももしそういう態度だとしたら、伝統だか格式だか知らないがあんたらほんとにどうしよもない勘違いですねって言いたい。ずっと昔ある作家が、パリでは有色人種を差別はしないが区別するというようなことを言っていたが、もし今もそうなら、パリの未来は真っ暗だね。これがもしオプラでなく泉ピン子ならどうなっていただろう?店員は同じように入店させなかったのではないか?それに対して彼女は激しい抗議をしただろうか?有名人風を吹かした、傲慢で無茶な抗議ならやめてほしいが、正当な理由のある抗議ならぜひやってほしいところだ。もしオプラと同じような抗議をしたとして、エルメスはどう出るだろう?泉ピン子のクラスだったらエルメスは謝らないのではないか?今回米国のエルメスが平謝りというのも、人種差別的な態度を心から反省してのことというよりはオプラの巨大な影響力がビジネスに甚大な悪影響を及ぼすことを恐れてではないのか?やっぱり相手を選んで謝ったのだと思う。わかりやすすぎるが、胸くそ悪いね。

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