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私は、人事コンサルタントとして社員研修をする時、必ず皆に問いかける質問があります。
「そもそもの何故この会社、仕事を選んだのですか?」「どんな人になりたいのかな?」「どんな生き方がしたいと思ってる?」この3つ…。
この質問に明確に自分の意思で答えが言える人は残念ながら殆どいません。皆「はぁ??」って表情で問われて初めて慌てて考えてるんですね…
とはいえ…。
私も、自分を見失いそうになる時があります。そして内省する時、同じ質問を自分に問いかけるのです…。
そもそも私が独立した背景は、長年人の成長と心に関わる仕事を通じ、その経験の中で何度も相手の変化成長を喜び合える「感動」を味わったからなんです。
そして、この仕事をある日をきっかけに自分の天職と思ったからなんですね…。
私は何故独立したか…。
理由は、その「感動」を自分の幸せと感じる生き方がしたいと思ったから…。つまりは…
もっと多くの人に仕事を通じて貢献することで、自分も幸せになる生き方がしたいと強く思ったからです。
何より、仕事を通じて人の笑顔に触れて、元気になる瞬間が自分も幸せと感じるからです。
そんな私ですが…
若いときはそんなこと考えもしなかったし「夢」「志」なんじゃそれ?…。って思ってました。むしろ、「そんなの無くても十分生きていけるわぁ~♪」と思ってました(笑)
そんな私が、自分の生き方、天職とは?どんな人になりたいか?を初めて考えるきっかけになったのが、前職での体験した。
「企業理念」=「自分の生き方」が重なることが自己実現に繋がり物心両面共に豊かになる…という考え方…。
普通の経営から理念経営にシフトした時期でもあり、随分悩みましたし、正直なところ、どこか宗教じみてて、どこか押し付けがましく感じていました。
ですが、当時の私は、社長の想いを受け「理念浸透」の推進役の一人として動いていたので、自分が腑に落ちないことを自分の言葉で人に伝えられるはずもなく…。
明けても暮れても「理念=自分の生き方」を文字に落としたり図におとしてみたり…。
時には、「理念」と聞こえただけで身体が反応するようになり、「理念」アレルギーと言ってた時期もありました(笑)
ですが、あるとき…ふっと腑に落ちたのです…
「あれ?そう言われると私は、自分の仕事を通じて自己実現できてるな…」と…
※詳細は長くなるので止めときます(笑)
それからというもの色んな事柄の辻褄が合うようになり…
初めて、先の問いかけに答えられる自分になっていたのです。
そしてもうひとつ、仕事で迷走した時は、
「この仕事は何のためにやっているのか?」
「この仕事をすることで誰が喜ぶのか?」
という目的に立ち返るという習慣も知らぬ間についていました…。
独立したら、周りに助言してくれる上司も励まし合える同僚もいません…当然…責任を取ってくれる人もいないわけです…。
時々自分がやる気が起きないとき…うまく動機付けできないとき…「あらぁ~ブレブレ…。」って事が多々ありますが「目的に立ち返る」ことで何とか自分を奮い立たせる事ができるのです。
色んな経験の渦中にいるときは、苦しいだけで逃げ出したくて…全く気がつかないことも、諦めずに乗り越えた先というか、
月日が経つと多くの「気づき」がたくさんあり、自分の人生の糧となるんだな…とつくづく思う今日この頃…。
これからも沢山の人の変化成長と笑顔に関われるよう日々学びであります…。
キャパオーバーして、自分ばかり。。とストレスを、溜めてしまったり、ストイックな自分に嫌気が差したとき。。
いろんな壁に直面したときに、なんのために仕事をしているのかと自問自答します。
答え(目的)はいつもブレることなく即答。
「自分のため」です。
生き甲斐も仕事でも家族でも趣味でもなく、「自分」です。
これはサラリーマン時代の上司に教わったことですが、目的を突き詰めると「自分」のためだったんです。
今日、小6の息子の卒園式でした。
なんのためにバスケットボールを頑張ってるのか聞いてみると即答で、「自分のため」と答えました。
更にというと?と聞くと、「上手くなったらいろんな人と友達になれて世界が拡がる」と答えました。
成長を感じるとともに、マネジメントが効いてるな。と嬉しく思いました。
もう中学生になるんですね…♪月日が経つのは早い…まだぜんまい仕掛けのお人形さんみたいだったのに(笑)にしても…さすがのマネジメントですね。アッパレです…。私は独立してからというものだぁーれもマネジメントしてくれません(笑)当たり前ですが時々「本当にこれでいいのかな…」と不安が過る瞬間がたまにあります。
もちろん頑張ったからって誉めてももらえません…だけどそんなことも仕事で繋がった人との縁や相手の笑顔を見るとどーでもよくなります。