nekomitu日記

ポンコツ日記

自分の感情と向き合う

2016-03-12 15:25:08 | 日記

私は、自分の感情と向き合う一人の時間をとても大切にしています。

自分では「内省タイム」と称していますが(笑)

時には、無音の中で何時間も何時間も…下手すると何日も…自分の言動を振り返り、じっと自分の感情と向き合う…とても大切な時間です。

この習慣が身に付いた理由の一つは、「何故いつも同じ壁にあたるんだろう?…」と自分の言動を疑問に思うようになったことがきっかけでした…。

人間関係の軋轢、仕事のやり方…はたまた恋愛…などなど…

瞬発力はあるけど、どこか衝動的で…気がつくと「あれ?また同じ事繰り返してる…」と

同じタイミングで毎度同じ壁に遭遇する…「こりゃ何か理由があるはず…」と思うようになったんですね…

時には、自分のその時の感情を書き出す…じっと見る…深く観る…客観的に観る…

自分の言動を深く省みることで、必ず何らかの気付きや学びがそこには必ずあるんです。

そうなると、自分と向き合う事の大切さというか、色んな辻褄が合うことの楽しさがわかったんですね…。

これを「内省」とか「内観」ともいいますが、特に
学んだわけでもなく…後でそんな言葉を知ったのですが…(笑)


そして、気がついた事のひとつに、私がこれまで出会った人で「素敵な人だな…」と思う人は男女問わず、この「内省力」が高いな…と思う人なのです…。

相手の気持ちや背景を察し、その状況に応じたピタッとくる言葉を投げ掛けてくれたり、場の空気を読んだり…感謝の念を感じたり、伝えたりする頻度が高い…。偏見がない…礼節が身に付いている…謙虚である…自己開示できている…

そして何よりそんな人と一緒に話をすると、安心感があり、穏やかで優しい気持ちにさせてくれるし何より元気になるんですね…。

話は少しそれますが、私は仕事柄、有り難いことに、沢山のハイパフォーマーや人間力の高い経営者の方とお会いする機会があり、そのどちらにも共通して「それ」を感じるのです。

きっと、両者とも「ダメな自分や苦難と向き合い、そこから逃げなかった」方達なんだと感じるのです。

まさに、内省力の高さ=人間力の高さと思うのです。

人間力が高いな…と思う人は、いつも自然体で謙虚。感性は柔軟であり、自他ともに感情の機微が分かり、明るく笑顔で思考が前向き…与える事に喜びを感じ、その素晴らしさを知り、人に貢献したいという意思がある…等々…の特徴があります。

だから、そこに人が集まる…賛同する…感動する…感謝する…成長する…人が能動的に動く…
といった感じですね。

一方で、上手く内省したり気付きが得られない…成長しない…という人もいます。

得てしてその状態の方は
上手くいかない原因を他人や環境のせいにして同じ事を繰り返すのでは?と思うのです。

そして、間違った自尊心とか建前が邪魔して、自己開示できない…相談しない…本音で語らない…助けを求めない…の悪循環。まさに負のスパイラルに取り込まれてしまいます…。

それでも「今の自分をどうしても変えたい!」と強く思う人には「コーチング」が有効なのですが、如何せん、そのような方は、はなからそのようなサポートすら斜めに解釈し素直に受け入れる事ができなかったりするんですね…。

そもそも…そんなに自分自身をがんじがらめにする鎧兜や鎖なんか要らないのに…。脱ごうとしても周りからの評価が怖くて…不安で…また鎧を着てしまうのでしょう…。

思いきって…その鎧を脱ぎ楽に自由にシンプルに…なれば人生楽しめるのですが…

脱ぎたいけど…脱ぎ方がわからないなら、じっと着たままにしないで、自分の全てを受け入れてくれて、一緒に鎧を脱がせてくれる人に助けを求めればよいのです…。
なんなら…その脱いだ鎧を一緒に粉々に壊してくれる人に…

因みに私は…出会った方々の力をお借りしながら自分で粉々に壊して不燃物の日に出しました…(笑)

なので、もう二度と着たくても着れないのです…♪