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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

永遠の命の代償

2007-06-28 15:46:09 | tomo的霊現象考
こんにちは。


tomoです。

眠くて眠くて仕方が無い私が、どうしても午後行っておかなくてはならない場所があります。医者です。私を過大評価してくれる唯一の存在であるW氏の紹介で出かけていった心療内科の先生です。

彼氏は、極限状態の心理に詳しい元医務官です。
ですので、非常に話も簡潔でわかりやすく、決して答えでもにょる事がありません。

で、それに会うまで起きているのですが、眠くて仕方が無い私が見たニュースで、ちょっとショックを受けました。

それは、ミイラが女王のものだったという記事でした。

記事には、ミイラの顔が出ていました。




私はミイラが大嫌いです。元々人の死体が大嫌いです。国立科学博物館が嫌いなのは、あそこにミイラを飾っているからです。何十年も前からあそこを通るたびに、非常に嫌な思いをしました。

ミイラには魂がないし、魂魄はそばにいないのでしょう?だから大丈夫なのに。からっぽよ。


違います。私の根本的にミイラの展示を嫌がるのは、あれが死体だからです。あれは、装飾用ではありません。エンバーミングの昔の基礎は、遺体を長く保つことにより、生き返ることができると思われて行われていました。

それがいつしか、エンバーミングを行う米国で、亡くなった有名人がエンバーミングを施され、まるで「見世物」のように、見える棺で運ばれてパレードをして埋葬されました。

もし、あなたが今、死ぬとして、死んだ後の美しさを自分でコントロールできると思いますか?心筋梗塞で死んだ場合、胸をかきむしり、のどから随分長い舌がでちゃいます。でも、それで、エンバーミングされて、もし、何十世紀もの後、人前にさらされたら、・・・・・・どう思いますか?

その頃、とっくにあなたは転生というものを繰り返し、その頃の記憶も定かではなくなるでしょう。でも、あなたが遺していった遺体が、今、現在のあなたの前に痛烈に置いてあったら、どう思いますか?

土葬の習慣のある国では仕方がないでしょう。それもそうですが、棺の中で腐らない死体。土に還るべきものが土に還れない。

私はとても嫌なのです。本来、死ぬ時願ったのは永遠の命。こうして、醜く病に冒されていく自分のしわだらけの手先を見て、女王はどう思ったでしょうか。

それが、現在の世にだされ、糖尿病だと言われ、顔写真を世界中に広められ。

もし、それが私だったら悲しく思います。

こんな風なことを永遠の命として願ったのではない。私は、若く美しく生き返り、そしてまたこの生活を楽しもうと思ってしてもらったのに、私はどうして、こんな風に横たわり、あらぬ解析にまわされてしまうのか。これが、私が願った永遠の命の代償なのか。


現在も、何十年後に起こしてもらう予定で、ポットに氷結されて寝ている人がいると聞きます。ですが、病気が治るかどうかわからない、果て待ては、興味本位に起こされる事もあります。もし、この先大惨事が起きた際、起きる前の生き証人としてだけ起こされる可能性もありです。

それが、高い代償を払ったツケなのでしょうか。
人々の前に老いた体を横たえる恥辱。あえて私は幼稚園の頃からそう思ってきました。あってはならない。こんな風に博物館で、「見る」ためのものではない。

愛する人が土に還るのは悲しいことです。ですが、誰もが土に還るのです。タイムマシンのように扱われ、解析されることが私にはとても耐え難いです。

ミイラを私は見ることが怖いです。
さて、あなたはどう思いますか?

tomo@ツタンカーメンは毒でやられたまんま、エンバーミングだよ、どんだけぇ。

PS:人体博物館悲しすぎる。行けない。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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転生 (しまちゃん)
2007-06-28 18:25:21
宗教によっては「転生なんてありません」て断言しちゃってるからねぇ。今回1回こっきりってことになると、まあイロイロやりたくなるんでしょうな。
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転生 (tomo)
2007-06-29 13:39:25
今度転生しても、地球人がいいや。

宮崎賢治にあるのだが、

「おら、おら、こんど生まれてくるどきは、こんなにくるしまんように生まれてくる」

って言葉を思い出しました。
あっ私が今いうとしゃれになりませんね。すみません。
返信する

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