こんばんは。
今年3月くらいのネタを思い出したのでひとつ。
今年、主人が長期出張に行くので、子供の面倒の手伝いとして母が応援に来てくれたんです。でも、割りと高齢なので、まぁ、当てにせず・・・・
そのうちのある日、とても天気がよかったんです。
その日は母と子二人と祖母4人で、旅行に行った帰り、上の子が習い事に出かけてしまって、その間に家を掃除しておこうと、下の子が寝た隙を狙ってはじめたんです。
二階から掃き掃除を始め、一階を掃き、拭き掃除をして、やっと玄関の番になりました。玄関を掃いて、玄関の生け花を切りそろえ水を換え、少し日に当てて、水を撒こうとしていました。そして、玄関から水を撒き始めたとき、
ふっと、後ろに誰か立っている気配がしました。
それも、インターホンのあたりに最初いて、そのまま、
「あのー」
と、言いながら、庭に上がってきたそんなイメージでした。
しかし、実際見たものは、
庭先で、昇る煙のように消えていく人でした。
それに見とれていると母が出てきて言いました。
母「今、ピンポン鳴ったわよ」
私「鳴ってはいないけれど、人は来たようだったよ」
母「え?猫も誰かが来たようなそぶりで振り返っていたんだけれど」
私「うん。じゃぁ、その人の鳴らした音、お母さん聴こえたんだ」
母「で、その人は?」
私「その人は、私が振り返ったら、庭先で、頭からすっと消えて行ったよ」
母は、言いました。
「猫だってちゃんと来ているのわかっているのよ。お前のとこにいると、本当に不思議なことがよく起こるわね。しかも、日常のようにお前が受け入れているのがよくわからないわ」
私も言いました。
「物取りとかじゃなきゃ、いいことにしておこうよ。実際に刺身包丁もって立っているわけじゃないし」
母が笑いました。
「もし刺身包丁持って立つ人がくるなら、マグロも一緒に持ってきてくれると、もてなし甲斐があるわね」
私「・・・・・・その場合、ご近所含んでマグロ祭りですな」
本当は来たのが誰の霊かはどうでもよくて、あらぬ方向に妄想ばかり走る母娘でした。
では、また今度。
tomo
今年3月くらいのネタを思い出したのでひとつ。
今年、主人が長期出張に行くので、子供の面倒の手伝いとして母が応援に来てくれたんです。でも、割りと高齢なので、まぁ、当てにせず・・・・
そのうちのある日、とても天気がよかったんです。
その日は母と子二人と祖母4人で、旅行に行った帰り、上の子が習い事に出かけてしまって、その間に家を掃除しておこうと、下の子が寝た隙を狙ってはじめたんです。
二階から掃き掃除を始め、一階を掃き、拭き掃除をして、やっと玄関の番になりました。玄関を掃いて、玄関の生け花を切りそろえ水を換え、少し日に当てて、水を撒こうとしていました。そして、玄関から水を撒き始めたとき、
ふっと、後ろに誰か立っている気配がしました。
それも、インターホンのあたりに最初いて、そのまま、
「あのー」
と、言いながら、庭に上がってきたそんなイメージでした。
しかし、実際見たものは、
庭先で、昇る煙のように消えていく人でした。
それに見とれていると母が出てきて言いました。
母「今、ピンポン鳴ったわよ」
私「鳴ってはいないけれど、人は来たようだったよ」
母「え?猫も誰かが来たようなそぶりで振り返っていたんだけれど」
私「うん。じゃぁ、その人の鳴らした音、お母さん聴こえたんだ」
母「で、その人は?」
私「その人は、私が振り返ったら、庭先で、頭からすっと消えて行ったよ」
母は、言いました。
「猫だってちゃんと来ているのわかっているのよ。お前のとこにいると、本当に不思議なことがよく起こるわね。しかも、日常のようにお前が受け入れているのがよくわからないわ」
私も言いました。
「物取りとかじゃなきゃ、いいことにしておこうよ。実際に刺身包丁もって立っているわけじゃないし」
母が笑いました。
「もし刺身包丁持って立つ人がくるなら、マグロも一緒に持ってきてくれると、もてなし甲斐があるわね」
私「・・・・・・その場合、ご近所含んでマグロ祭りですな」
本当は来たのが誰の霊かはどうでもよくて、あらぬ方向に妄想ばかり走る母娘でした。
では、また今度。
tomo
