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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議話100話  第40話 後悔

2008-05-10 21:36:20 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。


先日、夜中2時にトイレに行った。トイレから出た時、かなりビックリした。何故なら玄関からパソコン部屋に入る入り口にとある人が立っていたからだ。
全身オレンジ色で顔がすぐに分かった。
生きている人だった。私は先日その人の恨みを買ったのだ。

買ったのは承知だった。むしろ買う機会を待っていたほうが正しかったかもしれない。でも、ひたすらその機会を待っていた。
何故なら、私はとあるモノに、その人に伝えて欲しいメッセージを聞いていたからだ。

まぁ、その事をその人にストレートに言ってもわからない。だから、そんな機会を待っていた。言わなきゃ言わないでもいいやと思った。だが、メッセージを気づいてもらう前に、手法に失敗があって恨みを買った。

それから、よく立っていた。外出続きで忙しくて帰ると、玄関先でそいつを見る度にちょっと「どよん」だ。
でも、あまり気にしなかった。生霊は即つぶすわけにはいかない。相手にダメージのないように少しずつ待ってやるつもりだった。

・・・・・待った。待っているうちにも色々リアルでも、相手の怒りを実感するほどの行為があった。でも、ひたすら耐えた。縁を切るのは簡単だけれど、どうしても気づいて欲しかった。何故なら・・・・私はその人を尊敬していたからだ。確かにおっちょこちょいで、見栄っ張りで、プライドが高い。で、斜め下に見られても、私はその人の天才性にかなり惹かれていた。

で、私の不具合が出始めた。私は心臓をやられやすい。で、案の定昨日、気がついたら右肩に憑いていた。夢は連続的に、「理屈ではわかってんのよ。でも、感情がついていかないんじゃないの!」と言う嘆きが自分の事のようになって、わめいている夢ばかりだった。私の右肩は凝り始め、気がつくと右半身が固まって体がゆがんでいた。

今日は特に疲れていた。下の子の習い事の後、上の子の習い事に行った。下の息子は特に「上の子と同じに扱いされないと気がすまない性格」である。で、なんとかフォローをしていたのだが、それでも上の子が入れる習い事は下の子は年齢制限がある。
で、ヒステリーを起こし、私はとにかく少しうんざりしていた。

冷えたのもあるだろう。私は家に帰って来て、疲れたのでちょっとご褒美のつもりで美味しいご飯を頼んだ。そして、事は起こった。
突然、子機の電話が「機種に登録されないメロディーで鳴り始めた」。私は慌てて着信のナンバーを見た。ナンバーには何も表示されていなかった。つまり、ただ鳴っているだけなのだ。そして、慌てて切った。確かに切った。出るのは面倒だったのだ。

ご飯を食べて、子供が眠いとぐずるので、寝室に暖房を入れに行った。その時・・・・

今度はパソコン部屋にある親機が鳴り出した。登録されていないメロディで、ディスプレイには「保留中」とある。この種のメロディはとにかく、「内線電話」とのやり取りに発生される呼び出し音である。内線はかけていない。実際保留中でもない。

というより、今の家はとにかく電話のトラブルが多い。霊が電話を掛けるという行為が出来てしまう環境である。(実際何回か掛けられた)
で、私は今回は、受話器を取った。

正直言えばうんざりだった。早く寝たかったし、子供の金切り声に本気で悩んでいた。兄は自分の習い事に対して話したく、弟はその話を聞くと大声で「不当さをわめく」。で、私はこの電話に対して、

「もし、誰か出たらただじゃすまないからな。」という私怨で挑んだ。

結果、何の音も発生しなかった。受話器のプーという音も、相手の待つ息遣いもなかった。単に壊れた受話器に耳を当てたようなもんだった。私はそのまま切った。

寝室の部屋が暖まった頃、私は子供を後ろから着いてこさせた。見た感じ既に、玄関先からパソコン部屋の入り口のそのドアの枠が有り得ないほどゆがんで見えた。
子供は、「あれ・・どうしたんだろう」と言った。そうだ。瘴気でぐじゃぐじゃだったのだ。

途端、私の中でぷちっとキレた音がした。
私は眠かったんだろうと思う。で、思わず、手を出して、その瘴気を一瞬にして粉々に砕いて粉砕させて、言った。

「馬鹿野郎。ふざけるのも大概にしろ」

瘴気が吹っ飛んだかどうか確かめず、私は子供を連れて寝室に入った。寝た。30分ほど寝て、正気に戻り慌ててパソコン部屋のところを見に行ったら・・・・

何と言う表現が適切か分からなかったが・・・・

「ハレルヤ」

な部屋になっていた。何一つもうなかった。しかも、私の右肩から右半身が緩んでいた。

初めは生霊だったんだろうと思う。でも、最後に粉砕したのは生霊も含め群がったものであろう。
相手のダメージを少しも考えなかった。
まぁ、ある種の後悔の念がすぐに出た。もし相手にダメージがなくても、私が悪い。手法を考えなかった私も悪い。

伝えて欲しいというメッセージは以下のとおり。

「何でも指導霊に依存せず、自分で考えて御覧なさい。そして、無防備に思ったことを考えずに口にしてはいけない。でなければ自分の品性を落とす。」


あぁ、無常。失敗してしまった。_| ̄|○


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