サンマは不良だが、9月にスタートした苫小牧沿岸の秋サケ定置網漁が好調で、
関係者によると、先月20日までの水揚げ量は前年同期比の約4倍!!
数年ぶりの「大漁」に、関係者はその持続に期待を寄せているという
さて、苫小牧の隣町、白老の「アイヌ民族博物館」に行けばより詳細な資料があるが、
日本人は、昔から鮭を食べ、鮭こそ日本人にとって数少ない貴重な栄養源の1つだった
それだけに、北日本の各地から鮭の図柄を石に刻んだ「鮭石」が多く出土している
鮭そのものの化石はめったに出土しないが、こうした鮭石の存在からも、日本人が、
いかに鮭から恩恵を授かっていた!ということがわかるが、鮭の旬を知らない!
という人も意外と少なくない。鮭の旬は「秋」ということを覚えておいてほしい
これは、養殖のチリ産サーモンが一年中市場に溢れているからであり、回転寿司でも
脂のりした外国産養殖サーモンに人気が集中!それが誤って「鮭」として認知され、
いつの間にか季節感などどこかへ吹っ飛んでしまったからだ
ちなみに、根室の回転寿司では、春には北洋で獲れた「トキ(白鮭)」そして、秋には
「秋鮭」の握りを堪能することができる!!これが本当に美味いんだ!!
養殖にはない天然の美味さが凝縮されている。く~~っ!!食べたくなった!!
さて、母なる川を出てから3年ないし4年。海をめぐっていた鮭たちが秋になると
故郷の川に帰ってくる。この旬の鮭を人は「秋鮭」と書いて「あきあじ」と読んだ
秋の味が鮭とは、いかに日本人の鮭との関わりが深かった!ということだよね!
また、鮭は、骨などのわずかな部位を除けば、丸ごと食べ尽くすことができる
特にオイラが好きなのは「いくら」だ。「筋子」と「いくら」の違いは分かると思うが、
雌の卵を取り出してそのまま塩漬けにしたものが「筋子」
卵をひと粒ずつほぐしたものが「いくら」だ。その違いだけで、呼び名がこう変わる
さらに、鮭の恩恵は、食以外にもある。母なる川に帰り、次の世代に命を引き継ぐと、
鮭は力尽きて死ぬ。この鮭の養分が土壌に染みていき、その流域の土壌を肥沃なものにする
つまり、豊かな土地をもたらす魚であるから「土」を重ねた「鮭」という字が付いた
先日、釧路から秋鮭といくらの醤油漬けが送られてきた
旬のサンマ、そして秋鮭(あきあじ)といくら・・・・
ずーっと“コミットできない体型”を維持しているオイラである
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます