濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

満月と断捨離

2017年02月06日 | ひとりごと・・
2017年1月11日にUPしたオイラのブログタイトル
自画自賛じゃないが、翌12日、今年初の満月がオイラの行く先を導いてくれた
また、あの日を境に体内のモヤモヤ!?とした嫌な毒素も一掃された気がする

さて、AIをはじめ、現代社会を取り巻く環境は大きく変わろうとしている
しかし、オイラの場合、祭り好きのせいか?合理的な根拠などありゃしないが、
道徳に反する。また、他人に迷惑をかけない!こうした“古代信仰”に興味がある

但し、“迷信”といわれるやつにはまったく興味がない
なぜなら、迷信は、社会生活にも害を与えるし、人々に不安や恐怖に陥れる
つまり、道徳に反するし、まことに不適切極まりないケースが多々あるから

現代、人は皆それぞれ、少なからず、迷信や思い込みやジンクスを心に抱いている
とくに、迷信のなかでも、もっとも顕著なのが“安易に医師を信じる”ことだそうだ
本来、自分の身体は自分で守らなきゃならない

例えば「医師がくれた薬は風邪を治してくれる」などと思うのも迷信の一つである
そう警鐘を鳴らす正直な医師!?も少なくない



ところが、「ネコが顔を洗うと雨」とか、「ヘソのゴマを取ってはいけない」
これも迷信的な諺であるが、実は科学的な根拠があり、言い換えれば先人の知恵だ!
このように、素直に信じると病気や災害を避けられるものも皆無ではない

オイラが言いたいのは、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」といったもの
昔は照明器具が不十分で、手元が見えなく危険だった。また切った爪の行方も見えず、
後でそれを踏むと痛いということもあったはず

確かに、これも単なる迷信と言われればそれまで
しかし、夜に爪を切ってはいけない!というのは、ひとつの作法だと思っている
自分も傷つかない。人にも迷惑をかけない

つまり、「夜に爪を切るな」のように、経験則を総合して「おばあちゃんの知恵袋」や、
タブーが作られたということはそれはそれで良し

しかし、大事なのは、それを聞く人はタブーをそのまま信じてしまう前に、そのタブーが
できた前提条件を正しく理解することだとオイラは思う

その年、初めての満月に断捨離をすると好機が訪れる!!
これにはなんの根拠などなどありゃしない
しかし、踏ん切りのつかない奴にとっては、背中を後押してくれる契機となった

とはいえ、こうした「人生の契機」すべてに古代信仰や迷信を取り入れるつもりなどない
ただし、ときには、先人の経験則と知恵が大いに役に立つ場合もある
今年も「暦」を通じて、こうした先人の知恵を紹介していきたい

1年の始まり

2017年02月06日 | ひとりごと・・
秘密基地の庭に植えたスノードロップが開花し始めた
通称「雪のしづく」、和名は「雪待草」。なんとも奥ゆかしさのなかにも華やかさを感じる
しかし、けして人に贈ってはならない!花言葉は「あなたの死を望みます」・・・・

さて、早いもので、正月が過ぎ、2月にはいり、まもなく1週間が経とうとしている
3日は節分、そして4日から24節気の「立春」に突入した
旧暦では「立春」が新しい年の始まりを意味している

また、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、そして、立冬
立春の前日ばかりが注目を浴びるが、各季節の始まりの日の前日すべてが「節分」だ
さて節分であるが、24節気でもなく、72侯でもない。暦では“雑節”とされる

一般に「雑節」と呼ばれるのは、次の9つである
節分・・・・・各季節の始まりの日の前日
彼岸・・・・・春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間
社日・・・・・しゃにちと読む。春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日
八十八夜・・・立春を起算日(第1日目)として88日目のこと
入梅・・・・・梅雨入りの時期。新暦の6月11日ごろ
半夏生・・・・はんげしょうと読む。新暦の7月2日ごろ。このころ大雨が降るとされる
土用・・・・・四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつをいう
二百十日・・・立春を起算日として210日目。新暦の9月1日ごろ
二百二十日・・立春を起算日として220日目。新暦の9月10日~12日ごろ
※ 二百十日、二百二十日とも、天候が悪くなる農家の厄日とされている

上記のように、昔から、日本の各種行事は「立春」を起点としている
つまり、1月1日「正月」は1年の始まり。そして、「立春」は生活上の1年の始まり・・
少しばかりややこしいが、それぞれの“始まり”の意味は微妙に異なっている

さて、オイラも、新しい年を迎えるにあたり“一大決心”をした
1月末、30数年間勤続してきた会社を退職。2月1日から異業種へ転職した
これを決心したのが今年初めての満月の日だった

それから一気に手続きを開始!!
約2週間で今風に言うならブランドチェンジ!!
そんなわけで、この更新も滞ってしまった・・・

人生初めての転職!!慣れない手続きなど、ややこしい事務処理も一段落
心機一転!これからも“独り言”を続けていくので、ご愛顧のほど、よろしく!!



ちなみに、オイラの秘密基地にはスノードロップのみならず水仙も咲いている
この水仙は地中海沿岸が原産とされている。とくに、ギリシャ神話に出てくる美少年!
ナルキッソスと係わりが深い

森の精霊エコーは、この美少年に恋をする
しかし、いくらアプローチしてもナルキッソスは知らぬふり・・・
これに落ち込んだエコーは肉体をなくし声だけの存在になってしまった

これに激怒したのが復讐の女神ネメシス
彼女はナルキッソスに呪いをかける。すると、ナルキッソスは水辺で死んでしまう・・・
やがて、その身体は水辺でうつむくように咲くスイセンに変わっていったという

勘のいい人は気づいたと思うが・・・
自己陶酔型の人を意味する「ナルシスト」は、ギリシャ神話に出てきたナルキッソスのこと
また、こだまや反響を意味する「エコー」も、ナルキッソスに恋をしていたエコーが語源

いづれにしても、昔から、下を向いて咲く花はあまり縁起がよろしくないようで・・・
水仙も「うぬぼれ」「自己愛」が花言葉。その可憐さからは想像もつかいないけどね
朝、玄関先で水仙を見るたびに自分を戒めてから出社するのがオイラの日課になった