濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

気になること 2017年

2017年01月10日 | ひとりごと・・
年が明けて10日が経ったが、日本はもとより、世界中でいろんな出来事が起きている
なかでも、オイラが気になった3つを紹介する

その1.2019年から「新年号」
昨年、大きな反響があった天皇陛下の譲位についてのご発言
どうやら、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に、皇太子さまの天皇即位に
伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入ったそうだ

きのう、両陛下はお元気なお姿で両国の国技館で大相撲を観戦になられた
とはいえ、われわれとは異なり、元日の早朝から休む間もなく、正月行事が目白押し
それにも関わらず、お疲れの様子など見せることなくお出ましになられた

こうした真摯なお姿を拝見するたびに胸が痛む・・・
オイラも高齢となられた陛下のお望みを尊重するところであり、一日も早く!
国璽行事をはじめ、その重責から解放される日が来て欲しいと願っている

その2.南極の巨大棚氷に亀裂!
英国の研究チームは、大陸からせり出した巨大な棚氷に入った亀裂が日を追うごとに
急速に広がっていると発表した

簡単にいうと・・
いままでは陸続きだった氷の塊が、陸から分離!氷河と化して海面を漂い始める
氷河といってもタイタニックが座礁したものとはレベルが違う!!

氷河といっても侮るなかれ!!その面積はマンハッタン島の10倍という・・・
マンハッタン島は、幅約4㌔・長さが約20㌔あり、ちょうど山手線の内側と同じ面積だ
その10倍にも相当する氷河が誕生しようとしている

面積だけではないッ!その氷塊の厚さも350m!!とハンパじゃない!!
この分離で最も警戒しなくてはならないのが内陸部に堆積された氷河の流出だ
これまでは氷塊が「堰(セキ)」の役割を果たしてきたのだ

しかし、その堰がなくなれば、一気!に内陸部から氷河が海中に流れ込んでしまう
となると、計算上では、全世界の海面が10㎝も上昇するという
すでに海抜ゼロメートルとい国(島)もあるが、こうした島々は完全に水没してしまう

その3.指紋認証に関する噂
近頃では携帯も指紋認証で作動させる時代である
そんななか、写真のピースサインから、指紋が認識され、悪用される可能性があるという

ある研究機関によると、3mはなれたところから撮影したピースサインから、正確に!!
特定の指紋を検出することが可能だという。流石のオイラもこれには驚いた!!

これまで、スマートフォンの認証には指紋のほか、顔の画像、模様が人によって異なる
「目の虹彩」なども利用されて、また、こうした生体情報は行政機関や一般の企業でも
入退室管理にも利用されている

そのため、個人の生体情報を盗み取るには従来、その人に接近して撮影する必要があった
ところが、近頃では、携帯のカメラでも超!鮮明に撮ることが可能となり、下手をすりゃ、
自撮り写真など、ヤバい輩にとっては最高のご褒美に成りかねない

写真を撮るとき、こうした犯罪に巻き込まれないよう!!
くれぐれもピースサインはしないのが賢明かも・・・

続ハレとケ

2017年01月10日 | ひとりごと・・
オイラの過去の記事であるが、ここ数日“ある記事に限って”の検索回数が急上昇!!
そのタイトルが「ハレとケ」である。ハレ(晴れ)は、儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、
ケ(褻)とは、ふだんの生活、つまり、「「日常」を指す

理解しやすいよう「餅つき(祭りごと)」を例えに記事を書いたものである
改めて、これについて触れるつもりはないので、気になる方は過去の記事から検索願いたい
さて、今回のテーマは、餅(モチ)について

ハレとケ・・でも書いているが、もち(餅)には、「望」という意味が込められている
家族みんなが幸せで、其々の望みが叶えられるように・・・そう願って餅をつく!!
ついた餅は神仏にお供えするなど、おめでたい儀式には欠かせない重要なアイテム!!

さて、正月と云えば鏡餅であるが、この鏡餅とは・・
鏡餅とは、歳神様へのお供え物であり、歳神様の依代(よりしろ)とされている
この依代とは「魂が宿るところ」を意味する

また、丸餅が、銅鏡にも似ており、神様の魂は「鏡」に宿る・・・
これともリンクして、さらに説得力を増し「鏡餅」という名に定着したという

つまり、元日の元旦にお越しになった歳神様は、我が家の鏡餅にその魂を宿るってーわけ
このことから、たんなる「お餅」ではなく、霊験あらたかな魂の象徴ともいえる
人々は、こうして鏡餅に宿った歳神様の魂を分けていただくことになる

歳神様から分けていただく魂の正体とは・・・「年をとる」ということである
その名残が“数え年”である。なぜならば、正月には、誕生日など関係なく、誰もが平等に、
ひとつ年をとるということであるが、この風習、歳を重ねるごとに若干の抵抗がある

ということで!?正月行事もいよいよ終盤を迎えつつある
年末から「煤払い」「年越しの大払い」「年越しそば」「除夜の鐘」・・・
そして、年始は「初日の出」「初詣」「おせち」「おとそ」「初夢」「七草粥」に「十日戎」

と、ここまで新春(正月)に関連する行事が粛々と行われてきたが・・・・
いよいよ、明日(11日)は「鏡開き」だ

ご承知のとおり、「鏡開き」とは、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、
それを食べるという風習のことである。神様に供えた食べ物には力が備わると考えられ、
神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって「無病息災」を祈願するもの

ここで気を使わなくてはならないのが・・・
コチコチになった餅を木槌で割るということ。けして、刃物で切らないこと
刃物で切るということは即ち「切腹」を意味し、これじゃご利益などありゃしない

また、1月15日は「小正月」。元日を大正月というのに対して呼んだ名である
松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」とも呼ばれている
この日、多くの地域で「ドンド焼き(ドンドン焼き)」が行われる

ドンド(ドンドン)焼きとは、一般的に神社で正月飾りや古いお札などを燃やすことをいう
横浜市南区南太田に昔ながらの「ドンドン商店街」があるが「ドンドン焼き」とは無関係!
商店街の近くを流れていた川の名が「ドンドン川」に由来する

ちなみに、その昔、元服の儀式は1月15日の「小正月」に行われていたとされる
そのため「成人の日」が1月15日、国民の祝日に制定されたわけであるが・・・
いつからか?「成人の日」は1月第2月曜に変更!増々「小正月」との関係も薄れつつある

寒の内(うち)

2017年01月10日 | ひとりごと・・
年末年始の行事も一段落した感があるきょうこのごろ
暦のうえでは12月13日「正月事始め」から、1月7日「七草粥」までが「松の内」、
その間、鏡餅や門松を飾って歳神様をお迎えし、おもてなしする

ちなみに、正月の「正」には「年の始め」という意味があり、正月とは1月の別名でもある
さて、歳神様が我が家にお出ましになるのが“元日の元旦”と云われている
元日は1日のこと。元旦とは“1日の朝”であり、歳神様は元日の朝に降臨される

つまり、晦日に夜更かし、元日の昼まで寝正月しているような輩にご利益はない!!
さらに、最悪なのは「正月に掃除」をする輩。元日に掃除をすると福を掃き出してしまう!!
こうしたシキタリを知らず、ダブルで過ちを犯してしまった輩も少なくないのでは・・・

さて、いよいよ本格的な寒波の到来である
例年になく穏やかだった三ケ日であったが、きのうまでの3連休は全国的に大荒れの天気
関東近郊でも箱根などでは雪が降って事故が多発!!道路もいたるところで通行止め!!

予報によると、今夜(10日)から明日以降、さらに強烈な寒波が日本列島を覆うとか・・
いままで比較的“暖冬”傾向にあっただけに、急激な気温変化に身体もついていかいない
オイラも、この3連休は風邪気味でダラダラと過ごしてしまった

こうした時に参考になるのが「暦」である!!先人たちの知恵にはいつも驚かされる
多くの人が“お正月”イコール“寒さ”と、脳にインプットされているのでは?
確かに定義のうえで正月は1月のことなので間違いではないが・・・

しかし、ここでいう「お正月」とは一般的になりつつある「正月三ケ日」のこと
暦では、1月5日から「小寒(しょうかん)」、つまり、1月5日ごろが寒の入りであり、
小寒から節分(2/3)までの30日間を「寒の内」としている

このように、本当の寒さは正月三ケ日が明けてから!
先人たちは、こうした微妙な季節の移り変わりを経験則から学習、こと細かく暦に遺した
きょうから72候は「水泉動(みずあたたかをふくむ)」

寒さが身に染みる時期ではあるが、暦では地中で凍った泉が動き始めるころとしている
とはいえ、あと10日後には「大寒」がやってくる!!
冬来たりなば春遠からじ・・・寒さも今しばらくの辛抱