横浜元町という街は、「ハマトラ」のブームによって知名度が飛躍的に高まる以前から、
「ファッション通」の人たちにとっては特別な街であったような気がする
特に地方から首都圏にやってきた若い女性たちにとって、元町は一種憧れの街で
あったかもしれない
そのお洒落なイメージ、ちょっと高級なイメージは、「一見(いちげん)さんお断り」的な
雰囲気も少々あって、元町を「使いこなす」ことはひとつのステータスであり、
おそらくそうした元町のイメージは現在もあまり変わってはいない
ここが「横浜であって東京ではない」ということもまたひとつ大きな意味があるのかも
しれない
「東京発」のファッショントレンドに安易に与することなく、その歴史の中で培われてきた!
独自のセンスというものに、人々は惹かれ、憧れを抱くのではないか?