今年のGWもコロナ禍で感染防止措置が求められます。
そんな中、密を避けて、奥さんと二人で「登山」に行ってきました。
恒例となっていたGWの登山も2年振り。
登ったのは「韓国岳」。
宮崎県と鹿児島県の境界にまたがる霧島山の最高峰(1700m)です。
「韓国岳」は私自身は2度目の登山となります。
1度目は、2017年の5月下旬に当時の鹿児島の職場の仲間と「大浪池登山口」から登り、結構きつかったのですが、天気にも恵まれ、ミヤマキリシマの花がきれいに咲いていたのを思い出します。
(2017年の韓国岳と大浪池)
今回は、まだ登ったことがない奥さんのリクエストで決定したのですが、えびの高原側にある「韓国岳登山口」からのルートで登ります。
夜中のうちに車で移動。真夜中1時過ぎ、登山口近くの「えびのエコミュージアムセンタ」に到着。
駐車場は1日500円で駐車可能(帰りに支払います)です。
既に何台か駐車していましたが、早速空きスペースに駐車し、この日はシュラフで車中泊。
朝、6時過ぎに起きると続々と車が駐車場に入ってきます。
やはりGWということで、混雑しそうです。
朝食をとって、準備を済ませて出発します。
(もちろん「マスク着用」、「手指消毒液」持参です!)
7時45分、「韓国岳登山口」から登山開始。
無理せずゆっくりと進みます。
30分ほどで「硫黄山火口展望所」に到着。
噴煙を上げる「硫黄山」の火口とその奥には「甑岳」が見えます。
更に20分ほどで「四合目」に到着
「五合目」まで登ると、遠く錦江湾の先に噴煙を上げる「桜島」が見えてきました。
更に登って「八合目」
真っ青な「大浪池」が見えてきます。
その反対側には「韓国岳」の火口跡が見えます。
ゆっくりと登って、頂上には、約2時間後の10時前頃に到着しました。
頂上からの眺め。
「新燃岳」の火口からは噴煙が上っています。
その向こう側は「高千穂峰」。
「大浪池」の向こうには「桜島」。更にその奥にはうっすらと「開聞岳」も望めます。(肉眼では見えていました)
この日は、前日までの荒天と違って、正に登山日和の「晴天」となり、山頂からの眺めもバッチリでした。
そのせいなのか、山頂は登山客で混雑状態となっていました。
少し離れたところで休憩。
お湯を沸かして、カップヌードルを食べ、コーヒーを飲んでおやつをいただきました。
11時過ぎに下山を開始。
ルートは大浪池側に降りて、「つつじが丘登山口」を目指します。
こちらは急な下り坂となり、階段や段差もあり、結構、膝に負担が掛かりますので、下りもゆっくりと下山します。
1時間弱で「韓国岳避難小屋」に到着。
ここからは「大浪池周回ルート」もありますが、「えびの高原」側に向かいます。
更に約1時間を掛け13時頃に「つつじが丘登山口」に到着。
駐車場に戻ったのが13時15分。
全行程6.3㎞、時間は約5時間30分(うち2時間程度が休憩)でした。
下山後は、近くの「新湯温泉 新燃荘」の温泉で疲れを癒します。
温泉もコロナ対策で人数制限があり、30分程度待って入ることができました。
その後は「何か地元の美味しいものを食べて」というのがいつものパターンですが、やはりコロナ禍ということもありますので、そのまま帰宅することにしました。
コロナ禍とはいえ、感染防止対策をしっかりとして、天気にも恵まれ、久しぶりに「登山」を楽しむことができました。