moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

スコープテック Ke25mm

2021-06-10 23:30:16 | 天体撮影&観望

アイピースには視野の広さや、平坦性、明るさ、解像度、抜けの良さ、色かぶりなど色々評価するポイントがあるが、多少のことは目をつむってクリアーにすっきり見たいという思いがあったので構造の単純な3枚レンズにチェレンジしてみたくて試しにケルナーを買ってみた。
買ったあとに思い出したのだけど、誠報社のナイフエッジピントテスターについているのがK20だった。しかも2つもある。24.5mmだけど。

Ke25mm

購入したのはスコープテックのケルナー25mm。全面モノコートで金額も金額だしオモチャっぽいものを想像していたが、手にとった瞬間「あれ?重い」というのが第一印象。そのまま覗いてみたが視野の端は綺麗に切れていて中華製のように何かのゴミがボヨヨンと飛び出しているような雑さはない。金額以上に質感は高い。
まずはFS-60Cに取り付けて夕方の外の景色を見たがすごくクッキリ見える。Amazonで買ったSVBONY PL25mmと見比べたがはっきりとKe25mmが明るくクリアに見える。尚、SVBONYのPL25mmも極上ではないが決して悪くはない。
ただリングで調整ができるので問題という程ではないが、他のアイピースとフォーカスの位置がかなり違う。ドローチューブ一杯引き出しても合焦しなかった。測ったらアイピースの座面からout15mm。手持ちでは0〜3mmが多いのだがKOWAのハイランダー用の8mmを飛び越えている。もしかしたらハイランダーで使えるかも?

夜になってハイランダーに片方だけ取り付けてみたら見事に無改造で合焦!
さそり座あたりを見てみたが星の輝きの雰囲気が違う!とてもすっきり綺麗に見える。ハイランダーだと周辺の崩れもそれほど大きくなく9割は良像といってもいいかもしれない。しかし、目の位置がちょっとズレると尾を引くし、何か点になっていないような気がする。左目で強く感じたから乱視かもしれない。

しかし、これは手持ちのアイピースの中でも気持ち良く見えるアイピース上位間違いない。雲が出てきたので撤収したが今度はFS-60CでFUJIYAMA HD-OR18mmと見比べてみよう。これもすっきり綺麗系を狙って買ったがまだちゃんとしたコンディションで星を見れていない。
HD-OR 18mm

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MAXIでアンタレス

2021-06-09 20:11:05 | 天体撮影&観望

5/30にPentax105SDPで南天から天頂にかけてベランダ観望していた。
この鏡筒は撮影メインで眼視にはほとんど使わず、数回惑星を見た程度だった。これにBaaderの2インチアダプタとTeleVueの2インチエバーブライトダイアゴナルを取り付けてさそり座やかみのけ座あたりをウロウロ。
そこでアンタレスの伴星が見えるかどうか挑戦してみた。
アイピースをNAV12.5HWやXW10を挿していた時には「何かがアンタレスの横にあるような気がする」というほとんど気のせいレベルでたぶん見えていなかったのだと思うが、一気に賞月観星のXWA5mmまで上げてみるとジフラクションリングがチラチラ見え始めて左横に何か輝く点があるような気がしてきた。ムム・・・見えているような気がする。
そして更にXW3.5まで上げるとジフラクションリングも3重4重に見えてユラユラしつつも像が安定するタイミングの殆どでアンタレスの横に点が見える。
久々の105SDP

これに気を良くして昨夜STL80A-MAXIでアンタレスの伴星に挑戦してみた。
結果からいうと見えなかった。
WilliumOpticsのミラーに色んなアイピースを試したが、そもそもそよ風で鏡筒が揺れて視野の中でアンタレスが8の字に暴れているひどい状態。
この状況を無視してUWA4mmで強引に300倍まで上げるとくっきりしたエアリーディスクを囲うように何重にもジフラクションリングが見える。もちろんそよ風がおさまり更にシンチュレーションが安定した一瞬のこと。
その安定したタイミングでなんとなく第一ジフラクションリングの左斜め上部分がちょっと膨らんで見えることもあったがあまりに短時間で確信が持てない。たぶん見えてない状態だと思う。

空は霞んでいるので綺麗に見える状態ではないのだが、さそり座だけでなくわし座〜や座あたりに向けてみた。
この鏡筒でのイメージとしては見え方がとてもシャープ。アクロマートでも全然色を感じないし、明るい恒星でも光は散らずに滲みなどなくてとてもシャープに小さく締まっている。
長くて扱いにくいのが難点だがこの見え方は好感がもてる。一発で気に入った。

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STL80A-MAXI

2021-06-03 23:29:30 | 天体撮影&観望

TOA130にするかNP101にするか、ベランダ向きのFSQ85EDPかTV-85にするか色々検討していた。だが、何故かよく考えずに自販機でコーラ買う感覚というか条件反射でポチってしまった。事前に見ていた望遠鏡との金額差が大き過ぎて麻痺していたのも原因の一端。
スコープテックのアクロマート屈折望遠鏡STL80A-MAXI。
これは80mmF15の長焦点2枚玉望遠鏡で、レンズはこのクラスでは珍しく全面マルチコートとなっている。それが今日届いた。


箱デカ!

中身もデカ!けど軽い!

今日は天気が悪かったのでとらっと外の景色を見ただけだが像面に歪みも無くピントが合うと非常にシャープで見方にも寛容で安定して見える。単焦点とは雰囲気が違うと感じだ。小学生〜中学生の頃に使っていた望遠鏡もこんな雰囲気だったかな?記憶に自身がない。恒星のギラギラ輝く様子を観ていたのは覚えているのだが。

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窓から見える雲

2021-06-03 22:01:42 | MISC

窓から見える雲を時々コンデジで撮影していた。特に撮影する/しないの基準は無くて何となく気になった雲を見掛けたらパシャって感じで撮ったもの。
なので理由もなく何となくUPしてみる。


うろこ雲。下界は夕日に染まっているが上層はまだ明るい。

パワーを感じる雲。

下から夕日を浴びているわた雲。

夕日から外れて暗く見えるわた雲。

これは虹。

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