ここ最近FSQ85EDPかTV-85あたりの設置や撤収がお気軽でよく見える鏡筒が欲しいなと思っていたが、先日からのシリウスBの挑戦もあって景色を眺めるような観望スタイルも良いが見える見えないを追う観望スタイルの方がやる気が出ると考えるようになった。
するともう少し大きな口径がほしいところでいろいろ考えてみた。
1)以前はシュミカセを持っていたが20cmや23.5cmの集光力はベランダから余裕で惑星状星雲の形がわかるくらい見えるものの恒星は肥大してボケボケのイメージがある。
2)ニュートンは所有したことはないが堅実なMTシリーズやちょっと変わったマクニュートンのような面白そうな鏡筒はなさそう。そもそもニュートンのラインナップ自体が激減してるようだ。
3)大口径のドブは以前に元気村で星空観望のメンバーの方のを見せていただいて木星の見え方に感激した。しかしあの大きさはベランダ向きではないし、元気村へ向かう途中の名古屋高速をアリストの280馬力を駆使して走っていたらスピード違反で捕まったので今後もそれを思い出すことになる。
4)となるとやはり屈折。できればZERO経緯台に載せたいし、重さもハイランダーや105SDPと変わらないTSA120が魅力的。実際に覗いたことはなく球面収差図やスポットダイアグラムくらいの情報で他と比較するしかなかったが図を見る限りイマイチだが人間の目の分光感度に比重をおいたストレール比はTOAと同等とのことでネットを見ると眼視での評判も良いのでベランダ観望の用途に合致しそう。SV1042やMAXIの鋭い星像やハイランダーの抜けのよい視え味、105SDPの全視野で色収差を感じない光学性能など以前より目が肥えてきたのは確かなのでTSA120はそれらと比べてどのあたりに位置するのかとても興味がある。
しかし、一番の問題は全然物がなくて予約してかなり待たないと買えない状況にある。
品不足は車やプレステ5だけじゃなく天体関係も深刻なようだ。
そんななかKYOEI 大阪店のHPを見ると何かトップページが変だ。念の為電話してみると一般論として今はレンズやミラーなど部材が無くてどの鏡筒もだいたい1年待ちとのこと。
そうか、そうなのか・・・じゃこの一本はラッキーなのか。ではポチっとな。
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