7月21日に室堂へ行ってきた。立山三山縦走が目的。
数日前からも天候が不安定だったので心配していたが当日は抜群に良い天気で雷鳥荘を出発できた。
気温も想像していたより高く、室堂あたりならTシャツだけでOK。
みくりが池付近の遊歩道。
雪渓が残っているとの情報は得ていたので念のため軽アイゼンは持っていった。必要となるとしたら雷鳥坂と予想しており、一ノ越への道中の雪渓は整備されていて全く問題ない。都心部で雪に降られた方がよっぽど危ないくらい。
道が掘られており普通に歩ける。
途中、一ノ越し山荘で出発直前の小学生の登山集団に出くわした。もう終業式が終わって夏休みかと思ってたけど地域差があるみたい。
ピョンピョンと登って山頂到着。
雄山山頂。さすが平日、数名しかおらずガラガラ。
午後からは天候が悪化するとの情報があったので山頂で祈祷してもらってすぐ出発。
このあたりは室堂や別山と違って風が強い。
大汝山手前から見た黒部ダム。
大汝から見た剱岳。
ささっと富士ノ折立に到着。
ここまではテンポ良くささっと来ることが出来るが、ここから先は長く感じる。
真砂岳方面。この景色はトレッキングっぽくて好きだが歩くと結構単調で長く感じる。
真砂岳の頂上。
本当に長いのはここから別山までの間。しかし、このあたりから雲が出てきて時折覆われてしまう。
雲の中では流石に結構寒い。ここで半そで半ズボンの元気な外人が「こんにちは」と声を掛けてきたので「コンニチハ」と答えたら知ってる日本語はそれだけだったのかいきなり英語全開で質問の嵐。別山はどっちだ、このまま行って御前小屋に着くのか?そこから右は剱岳で左は雷鳥でいいのか?と雲で周りが見えないから不安だった模様。
そうこうしてるうちに別山到着。
剣沢にはいくつかテントが見える。
剣御前小屋から黒百合のコル方面はまだ厳しそう。
小屋から剣御前の頂上までは約5分。途中で雷鳥発見。
剣御前からの剱岳は雲の中で全く見えなかった。何羽か雷鳥見れたのでまぁOK。
下山開始ということで雷鳥坂を下るとまた雷鳥!
どいてくれないと通れない。
雷鳥坂では2箇所雪渓を通ると聞いていた。
1箇所目はほとんど解けていて2mほど越えるだけ。
雷鳥坂終盤の雪渓は結構長く100mくらいかな?アイゼン無しで全然OKだった。
雷鳥坂を下りて川原のところにも雪。
ここから見る景色はいいね~。
雷鳥沢にはまだ雪が残っているが、中央付近は地面が出ておりいくつもテントが張られていた。
ドライではないので結露しそうな雰囲気。
雷鳥荘を起点にぐるっと回って約12キロの行程。時間にして約8時間だがGPSウォッチによれば正味移動時間は4.5時間ほど。
雷鳥荘からの別山。