キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

満足

2011-10-08 18:35:28 | 日記

データー復活も済んで、久しぶりに友人とウオーキングに。

JR東海主催さわやかウオーキング。今日は「秋のこうた 筆柿の里を訪ねて」。

JR幸田駅スタート・ゴールの11.9キロ。

9時10分到着。友人と9時20分に合流。すぐにスタート。

この畑の奥に見える山の向こうをぐるりと回って戻ってくるほぼ里山巡りのようなコース。

小さな峠を越えると里に出る。周りに温室栽培(イチゴ)、柿林、栗、なす、など多種多様な野菜や果樹が実っていた。

一軒の温室の入り口に蜂が飛んでいるのに、中の女性は何事もなく働いていたので、中で何を栽培しているのか声をかけた。

こちらの問いかけにそばまできて、イチゴだよ。と言いながら女性の目の前にあるブドウを「もってゆくか?」と言いながらひと房とってくれた。

ここは筆柿の産地という触れ込みだが、ほかに人情という豊かさが+。

先に進むと桜。

続いて梨の花。

季節感おかしい。

途中、この地区の名物大凧を倉庫の外に飾ってウオーキングを歓迎。15畳の凧。倉庫の中に古い凧が仕舞ってあり、そちらには16畳あると言っていた。地区全体須美郷というらしい。凧の左下に人の頭で隠れているが確かに須美とある。

この凧飾りものではない。実際に上げるそうだ。駅の近くの田んぼで。

この先に、神社あり。“蘇美天神社”(そみ)。先ほどの須美とこの蘇美、語感が似ているが・・・。

由緒書きによると神社横の小山が古墳だったようで石棺が露出したとき(明治36年)中から出土物があったので役所に届け、一部が東京の国立博物館に収められているとのこと。

神社はこの地区の産土神として崇敬されているようだ。

神社から少し行くと、ふれあい(老人)会館に出る。人の気配ないがと思っていると人の声。反対側に回ってみるとなんとお寺。渡り廊下でつながっていたのだ。

中は広くよく手入れされている。中にいた女性に「住職は?」と尋ねると、無住・無檀で地元の人たちがおもりしているとのこと。阿弥陀仏を中心に安置。右隣に“光堂阿弥陀如来”像があり村指定の仏像だと説明してくれた。女性の口吻では、国宝・重文にも匹敵すると自慢の仏様のようであった。

奥の部屋に女性たち数人いて我々ウオーキング者に対するお茶の接待に集まっていたようだ。感謝。

ウオーキングも終盤になってきたが、どうも配布されたコース案内図と違うように思え、JRの案内図は当てにならないとブツブツ言っていたところ、なんとコース案内図を逆コースから見ていたことに気付く。自分のミスを棚に上げ文句を言うのは老人特有の勝手さ?やれやれ。

ようやくゴールが見えてきた。さすがに12キロは長かった。

天気最高、楽しいウオーク、ブドウも貰った。言うことなし。

自宅着14時40分。(自宅出発7時45分) 約7時間の旅でした。

 

 

 


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