大方(おおがた,現在は黒潮町)で開かれた「海辺の日曜市」に参加しました.
正確に言うと,「海辺の日曜市」の出店の1つとして「えこらぼ」が「環境活動見本市」を実施.その見本市の1つの出し物が「ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!」で,この展示を「こうちフィールドミュージアム協会」が担当しました.ややこしいネ.
海辺の日曜市
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/
えこらぼ
http://ecolabo-kochi.jp/
もっと正確に言うと,「えこらぼ」の環境学習車「エコまなぶ号」が出動して店開き.CO2削減をテーマとした展示を実施した.この「エコまなぶ号」積載の備品として「ファーブル」(簡易実体顕微鏡)とか顕微鏡とか大画面テレビがあるので,それを利用させてもらって「小さな生物」の展示をした.
ややこしいから話を先に進めます.
「『小さな生物』の展示」という名称は正確だけど面白みがない.「ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!」は少し長すぎる気がする.やはり「ネイチャーサロン,ミクロの博物館」ぐらいにしたい.
で,先日やった「持ち寄り展示会」のほうは「ネイチャーサロン,もちよりこだわり博物館」.
まあネーミングのほうは再検討の余地ありです.
というわけで,やっと本題.行事報告です.
環境活動見本市 in 海辺の日曜市
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/8630001.html
2010年2月14日9時~16時,入野松原(黒潮町大方)
ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!
by こうちフィールドミュージアム協会
「海辺の日曜市」は9時に始まったようですが,高知市から現地まで行くのに約 1.5時間かかるので,見本市は朝10時頃に店開きしました.
展示品:
(生きた材料)
ボルボックス
ミドリムシ
ゾウリムシ
カイミジンコ
ケンミジンコ
ブラインシュリンプ
プラナリア
(標本)
星の砂
アリ3種(クロオオアリ,クロヤマアリ,トビイロケアリ)
カニムシ(成虫と幼体)
アタマジラミ
マダニ2種(タカサゴキララマダニ,キチマダニ)
(映像展示)
DVD「淡水のミクロ生物たち」 by 岩国市立ミクロ生物館
上記のうちボルボックスとミドリムシは顕微鏡(拡大率100倍)で展示.その他の材料は2台の「ファーブル」と2台の「レイマー実体顕微鏡」(いずれも拡大率20倍)を並べて,見学者が見たいものを各自でステージに置いて観察してもらう,という方式.
顕微鏡の光源はどうするかというと,1台は光源内蔵(電池式)なので問題なし.もう1台はミラー式なので,LEDの懐中電灯を顕微鏡の前に置いて光源としました.
実体顕微鏡の光源は,どちらの機種も電池式だから,いちおう問題なし.ただし「ファーブル」はLEDでなくて豆電球で,しかも特殊な乾電池を使用するため,ランニングコストが馬鹿になりません.この点では「レイマー実体顕微鏡」が非常に便利です.単3乾電池2個とLEDで,けっこうな使用頻度だけれど,電池を取り替えた記憶がない.
「海辺の日曜市」は小さな行事だけど,「ミクロの世界」への訪問者は多くて,特に小学生がたくさん見て行きました.プラナリアは「ああ,これテレビで見たことがある」という人がけっこういました.
ブラインシュリンプを知っている人が1人いました.魚の養殖をしているらしく,稚魚の餌に使っているとのこと.もともと海辺の町だし漁業関係者が多く,近くの道の駅「ビオス大方」でタコクラゲを売っているような所なので,ブラインシュリンプは地元でお馴染みだろうと,じつは予想していました.稚魚にはブラインシュリンプを与えるが,ふ化直後の稚魚はブラインシュリンプでも餌として大きすぎるので,クロレラ(たぶんクロレロプシス)を与えるのだとのこと.う~ん,勉強になりました.
言わずもがなの余談.
大方といえば入野松原.生まれて初めてここを訪問したときは,砂浜のあまりの美しさに茫然としたことを憶えています.その後,台風の被害があったり,松枯れが問題になったり,建物ができたり...地元活性化のためさまざまな努力が重ねられていて,小ぎれいな公園になりました.ただし砂浜自体はもう昔の面影はありません.
地元で努力されている方々に水を差すつもりはありませんが,「何を大切にするか」という選択を誤ったのでないか,という疑念をぬぐえません.
大方のもう1つの名物はホエールウォッチング.漁船を出して,土佐湾に住み着いているニタリクジラを見せる事業です.ホエールウォッチングに関する講演会と交流会(地元では「漁師が開く学会」と呼んでいました)が開かれたこともあります.
正確に言うと,「海辺の日曜市」の出店の1つとして「えこらぼ」が「環境活動見本市」を実施.その見本市の1つの出し物が「ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!」で,この展示を「こうちフィールドミュージアム協会」が担当しました.ややこしいネ.
海辺の日曜市
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/
えこらぼ
http://ecolabo-kochi.jp/
もっと正確に言うと,「えこらぼ」の環境学習車「エコまなぶ号」が出動して店開き.CO2削減をテーマとした展示を実施した.この「エコまなぶ号」積載の備品として「ファーブル」(簡易実体顕微鏡)とか顕微鏡とか大画面テレビがあるので,それを利用させてもらって「小さな生物」の展示をした.
ややこしいから話を先に進めます.
「『小さな生物』の展示」という名称は正確だけど面白みがない.「ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!」は少し長すぎる気がする.やはり「ネイチャーサロン,ミクロの博物館」ぐらいにしたい.
で,先日やった「持ち寄り展示会」のほうは「ネイチャーサロン,もちよりこだわり博物館」.
まあネーミングのほうは再検討の余地ありです.
というわけで,やっと本題.行事報告です.
環境活動見本市 in 海辺の日曜市
http://blogs.yahoo.co.jp/hm_umibe/8630001.html
2010年2月14日9時~16時,入野松原(黒潮町大方)
ネイチャーサロン~ 顕微鏡でミクロの世界を覗いてみよう!
by こうちフィールドミュージアム協会
「海辺の日曜市」は9時に始まったようですが,高知市から現地まで行くのに約 1.5時間かかるので,見本市は朝10時頃に店開きしました.
展示品:
(生きた材料)
ボルボックス
ミドリムシ
ゾウリムシ
カイミジンコ
ケンミジンコ
ブラインシュリンプ
プラナリア
(標本)
星の砂
アリ3種(クロオオアリ,クロヤマアリ,トビイロケアリ)
カニムシ(成虫と幼体)
アタマジラミ
マダニ2種(タカサゴキララマダニ,キチマダニ)
(映像展示)
DVD「淡水のミクロ生物たち」 by 岩国市立ミクロ生物館
上記のうちボルボックスとミドリムシは顕微鏡(拡大率100倍)で展示.その他の材料は2台の「ファーブル」と2台の「レイマー実体顕微鏡」(いずれも拡大率20倍)を並べて,見学者が見たいものを各自でステージに置いて観察してもらう,という方式.
顕微鏡の光源はどうするかというと,1台は光源内蔵(電池式)なので問題なし.もう1台はミラー式なので,LEDの懐中電灯を顕微鏡の前に置いて光源としました.
実体顕微鏡の光源は,どちらの機種も電池式だから,いちおう問題なし.ただし「ファーブル」はLEDでなくて豆電球で,しかも特殊な乾電池を使用するため,ランニングコストが馬鹿になりません.この点では「レイマー実体顕微鏡」が非常に便利です.単3乾電池2個とLEDで,けっこうな使用頻度だけれど,電池を取り替えた記憶がない.
「海辺の日曜市」は小さな行事だけど,「ミクロの世界」への訪問者は多くて,特に小学生がたくさん見て行きました.プラナリアは「ああ,これテレビで見たことがある」という人がけっこういました.
ブラインシュリンプを知っている人が1人いました.魚の養殖をしているらしく,稚魚の餌に使っているとのこと.もともと海辺の町だし漁業関係者が多く,近くの道の駅「ビオス大方」でタコクラゲを売っているような所なので,ブラインシュリンプは地元でお馴染みだろうと,じつは予想していました.稚魚にはブラインシュリンプを与えるが,ふ化直後の稚魚はブラインシュリンプでも餌として大きすぎるので,クロレラ(たぶんクロレロプシス)を与えるのだとのこと.う~ん,勉強になりました.
言わずもがなの余談.
大方といえば入野松原.生まれて初めてここを訪問したときは,砂浜のあまりの美しさに茫然としたことを憶えています.その後,台風の被害があったり,松枯れが問題になったり,建物ができたり...地元活性化のためさまざまな努力が重ねられていて,小ぎれいな公園になりました.ただし砂浜自体はもう昔の面影はありません.
地元で努力されている方々に水を差すつもりはありませんが,「何を大切にするか」という選択を誤ったのでないか,という疑念をぬぐえません.
大方のもう1つの名物はホエールウォッチング.漁船を出して,土佐湾に住み着いているニタリクジラを見せる事業です.ホエールウォッチングに関する講演会と交流会(地元では「漁師が開く学会」と呼んでいました)が開かれたこともあります.
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