もの想う鷲 (A thinking eagle)

自然・環境を科学してみる

9月16日 教育について

2012-09-16 22:06:38 | 日記
9月16日 教育について

昨今、大阪市長の橋下市長が教育について、大改革を行おうとされていますが、これについて私見を述べたいと思います。

教育の目標は、この宇宙論の時代に即して言えば、「宇宙との共生」である。即ち、地球環境を含む宇宙環境との共生、他生物との共生、他国、他民族、他文化、他宗教、他県、他市、他のコミューニティ、他人との共生である。教育は、各人がその特性を発揮して、満足して生きて置ける様な環境にするために、学校とそれを包むコミューニティの全員が、自らの反省を込めて、次の世代に尽くす祈りを込めた行動である。まして、それは、独断と偏見に満ちた、コミューニティの一員でもない、一握りの人間たちが管理できるはずのものではない。 教育の内容は、知識教育、情操教育、道徳教育、等等 多面的であり、すぐ成果の出ないものが多い。教育の成果は短期間に出るものではない。しかも大切な生徒への愛情は、子供達や同僚の先生方にしか判らないのではないかと思われる。したがって、先生の評価は、非常に難しいが、各学校とそのPTA、自治会を中心としたコミューニティに任すしかない。日常を共にする人たちでしか行えない筈である。

今大きな問題になっている「いじめの問題」にしても、いじめてられている生徒達も、いじめている生徒たちも、かけがえのない次世代の担い手なのである。コミューニティが、解決しなければならない問題である。学校、PTA、自治会、婦人会、老人会、子供会、さらには、住職と門徒からなる寺院、牧師と教区民からなる教会、(回教徒ならば)回教の僧侶と信者からなるモスクが、協力して解決する以外に方法はないのである。まして、いじめている生徒を転校させて解決する筈もない。今こそ各学校とそれを含むコミューニティが立ち上がらなければならないと思う。また行政機関はこの方向を目指して、コミューニティに働きかけるべきである。

合掌
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
コメント
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