もの想う鷲 (A thinking eagle)

自然・環境を科学してみる

8月9日 お寺での読書会

2012-08-09 00:09:33 | 日記
8月9日 お寺での読書会

仏教への関心が薄れて行く趨勢にある今日この頃、私の村でも同じ傾向にあります。私の檀那寺は、私の住んでいる村にありますが、門徒の居住範囲が広く、南北14km、東西4kmに80%の門徒が住んでいて、門徒の戸数も多いのですが、お寺にお参りする人は、着実に減っています。
私は、この檀那寺の責任役員をしていることもあり、素晴らしい仏教の教えを、念仏の教えを、次の世代に伝える必要があります。そのために、御院主さんの了解を得たので、今月から毎月1回、門徒による読書会 をお寺で 午後7時から2時間の予定で始めることにしました。篤信の門徒を一人でも多く出すためです。最初の教材は「妙好人の世界」(宝蔵館発行、楠恭、金光寿郎共著)(このブログの2011/3/4の日記に記載)です。真宗信者にとって、阿弥陀仏(自身の心と体の奥にある仏性)に全てを託す(蓮如上人の言われる「一念の信心」を得る)にはどうしたらよいかが最大の難関です。この本は、登場する妙好人の方々が、いかにしてそれを獲得したかが、夫々の妙好人が残された歌、語録、逸話を通して、克明に描いているのです。それをヒントにして、我々自身も全てを阿弥陀仏に託して、我々自身の思考を今なしていることに集中する術を獲得することを目的にしているのです。
読書会の様子もここで報告するように致します。

合掌
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 
コメント
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