10月末から11月中旬にかけて
近隣の小学校の音楽会や中学校の文化発表会が開催されています。
教室からは小・中学校あわせて9人がピアノ伴奏をします。
毎年のことなんですが、早いところでは夏休み前から
ピアノ伴奏の選考がはじまって、そのための準備で大わらわでした。
面白いのが、中学生になると お年頃なのか
小学校のときあれほど伴奏に選ばれるのに燃えていたのに
とんと興味を示さなくなる子もいます。
中学校によっては
音楽の時間にアンケートが実施されて
1.是非 伴奏を弾きたい
2.弾きたい
3.どちらでもよい
4.弾きたくない
こんな感じで問われるそうです。
弾けそうなのに弾いてみようとしない子にきくと
小中学生とも、「学校での普段の練習を端っこでしたくない。
みんなで歌ったり合奏するほうが楽しい。」とのことです。
う~ん 確かにピアノは体育館の舞台下、端っこですね。
学校によっては体育館でなく、ホールを貸しきって開催するところもあります。
この伴奏者の選考にあたる裏話や、レッスンの様子など
書けばいろいろあるのですが
この度は、合唱の伴奏をする生徒さんの
前奏部分のみの練習動画を掲載してみました。
歌が始まれば、合唱とピアノのバランス等、気をつけてほしいこともありますが
前奏部分でいかに雰囲気を出すか、ピアノの聞かせどころだと思います。
前奏、命! っておおげさですが
前奏をきいてくださいね。
合唱 「あなたにありがとう」 前奏部分のみ 澪ちゃん(小4)
昨年より伴奏を担当することによって
ずいぶんと、普段の練習から音色を意識し始めてきれいな音が出せるようになりました。
合唱「地球の歌」 前奏部分のみ ゆずさん(中1)
小学生から伴奏は数多くしています。
小さめの手なんですが、責任もって弾いています。
バスケットの部活とうまく両立できているようです。
合唱「ここにいる幸せ」 前奏部分のみ たまきさん(中1)
小規模校でクラスでピアノは、彼女しかいないのです。
だから 来年も再来年も弾きます。ご苦労様です。
合唱曲は歌詞があるし内容も中学生にわかりやすく
イメージしやすいので表現に役に立つと思います。