さて 大学 子ども未来学科に入った拓真くん。
幼稚園と小学校の教員資格が取得できる。
今日、ピアノのレッスンのクラス分けがあった。
小学校途中でやめて、この2月から再開したけれど
教室のレッスンではバイエル70番くらい。
大学のレッスン進度は早いから、全く弾けないことにして
初級クラスに入るように指示をしていた。
「先生 わからないところがあるんです。レッスンをお願いします」と
なんか 慌てているようなメールが。
ある曲を弾いてクラスわけがあって、
その曲は、みんなが「それなら 弾ける」と口々に言うものだから
それじゃ みんな弾けるなら僕も 弾けない振りをしなくても
そこそこに弾いてみようと思って弾いたら、
みんな途中で全滅。 僕、最後まで弾けちゃったみたいなんです。
そしたらすぐに先生がバイエルのハ長調の音階を弾きなさいといったので
これって、教室でもやったばかりのど真ん中じゃないですか・・
弾けてしまって、 すると次はこんな課題を出されたんです（汗）
と、教室に来て見せてくれた課題は
ハノンの39番。 私も長い人生幾度となくというより
いつもお付き合いしている、 スケール。
和声的と旋律的をざっと説明して
カデンツも 「起立、礼 、直れ」のパターンだから頑張るのよ。
どんな調でも一緒なんだから。
このまえ 全調で「カエルのうた」を弾いたでしょう。
それとおんなじだから・・
半ば強引にレッスンをして、 あとは修行あるのみと送り出した。
大学のしょっぱなから スケールなんですか・・
頑張って下さい。
1年でバイエルをして ブルグをかじって、
最後の課題は、ソナチネアルバムの中のモーッアルトのソナタですよ。
あら すごい進度ですね。
で クラスわけで弾いた曲は？
「ねこふんじゃった」
誰でも弾けそうですが
ある意味 大いなる遊び心と情熱がないと出来ない曲ですよ。
子ども心を忘れずに
またいきなり18歳で弾けたなんて すばらしいですよ。