Kameの独り言

思いついたことをありのままに

戒名

2014年12月19日 11時24分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

記録的な大雪の日。母の二七日を迎えるにあたり、戒名を考慮しなければならない。

金剛禅式葬儀で見送った関係で、菩提寺から戒名を戴くことはない。

生前の積徳と信仰心により拝受する戒名。居士・大姉で40万~。院号はそれに100万プラス。

父の葬儀の折、「代々院号を戴いていますので父も院号を付けてください」とお願いしたところ拒否され、「200出していただければおつけしましょう」にプッツン。「結構です」ということで居士を拝受。 菩提寺との心のつながりはここで終結。表面上のお付き合いのみとなる。

菩提寺は曹洞宗の寺院だが、先代和尚は父のところへ毎日将棋を指しにきた親しい間柄。その先代が亡くなられてすぐの和尚とのやり取り。 

母は高野山の遍照尊院に、先祖の供養をお願いしていた。真言宗なのに?

さっそく遍照尊院に生前戒名を頂戴していなかったか尋ねるも、残念ながらなし。

そこで 燈峰榮蓮大姉 戒名拝受。金剛禅式葬儀を司った導師が授与。

家族や周囲の民に燈(灯り)を高い峰から隅々に照らし与え、蓮に乗って成仏をする榮。

父に院号が付いていないので、母も大姉のみ。

今後の葬儀の在り方や、寺院とのお付き合いなど社会的に変化の風潮が見られる。

小生の折には、葬儀不要、戒名不要、そのまま斎場へ送り出してくれればよい。

残る家族に世話をかけることは無用であると考える。