合掌
今日の昼過ぎ、16年の生涯を終えて我家の三男が永眠した。
1994年4月に二男の誕生日プレゼントとして、名古屋市動物愛護センターで厳しい抽選に勝ち抜いて、我家の一員となった『ゴン』。
我家の新築のために矢切に仮住まいしていた時、花火の音に驚いて家から飛び出して、4日間どこかをさまよっていた。 もう帰らないかとあきらめていた早朝、開けておいた玄関から飛び込んできた『ゴン』。
新築の我家に戻って、雷の音におびえてあちこちの壁を引っかいて、大きな穴を開けた『ゴン』。
お嫁さんにきた『トモ』に主導権を握られ、いつも小さくなっていた『ゴン』。
心臓肥大で毎日薬を飲んでいたけれど、腹水がたまり次第に衰弱していったが、近所の公園へのお散歩は楽しみで、よろよろよろけながら毎日いったね。
私の手の中で、静かに息を引き取った『ゴン』。
我家の家族をいつも癒してくれた『ゴン』。
いつまでも私たちの心の中に生き続ける『ゴン』。永い間ありがとう。
もう苦しまなくて済むね。
ゆっくりと天国で休んでください。さようなら。冥福を祈る。 合掌