僕が影響を受けた詩人その一。
高見順の『死の淵より』。この詩集が僕の詩を読んだ原体験です。思春期のころで精神的にも不安定だったので、この徹底的に暗く絶望的な詩の数々にはまり込んでしまいました。「死」という文字が出てくる詩はもちろん、出てこない詩にもどこかそういうにおいを感じさせるところが好きでした。今読んで見ると、当時感じていたほど絶望的な詩集ではないのですが、きっとその頃はそういった詩ばかり心に残っていったのでしょう。ただ覚悟の強さ、凝縮された暗さ、そこからくることばの美しさは今でもしっかり感じます。
今ぱらぱらと読んでいてふと目に留まりました。
「円空が仏像を刻んだように 詩をつくりたい」
当時は円空のことを知りませんでしたが、今は知っている。そしてこの言葉がふっと心におちる。不思議な縁を感じます。
高見順の『死の淵より』。この詩集が僕の詩を読んだ原体験です。思春期のころで精神的にも不安定だったので、この徹底的に暗く絶望的な詩の数々にはまり込んでしまいました。「死」という文字が出てくる詩はもちろん、出てこない詩にもどこかそういうにおいを感じさせるところが好きでした。今読んで見ると、当時感じていたほど絶望的な詩集ではないのですが、きっとその頃はそういった詩ばかり心に残っていったのでしょう。ただ覚悟の強さ、凝縮された暗さ、そこからくることばの美しさは今でもしっかり感じます。
今ぱらぱらと読んでいてふと目に留まりました。
「円空が仏像を刻んだように 詩をつくりたい」
当時は円空のことを知りませんでしたが、今は知っている。そしてこの言葉がふっと心におちる。不思議な縁を感じます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます