
コンパクトディスクレポート。
さっそく聴いています。
このCDはヤバい。何がヤバいって、鹿子裕文著『ブードゥーラウンジ』とのリンクぶりがヤバい。この曲順から物語が立ち上がってくる。特に最後の方、「街」から「ロックスター」そして「青い春」が来た時は感無量で込み上げるものがあるな。映画のサントラのようでもある。映画『ブードゥーラウンジ』。とんでもなく馬鹿でいとおしい映画だろうな。妄想だけど。
これは絶対本とセットがいいと思う。正しい姿。どちらが先でもいい。同時だとなおいい。オススメ。
個人的には「とどかぬ想い」が音源で聴けるのがうれしい。
実はアートワークもこだわりまくっているつくり。
ブードゥーラウンジの扉を開くとあの螺旋階段が現れる。そしてさらに開くとブードゥーラウンジで繰り広げられている馬鹿な祭の写真の数々。何がいいって、人もまばらな通常運転のラウンジサウンズの写真もあるところ。やっぱり阿鼻叫喚の祭りは、いつもの平日ラウンジサウンズがあるからこそ輝くんだ。僕は通常運転のラウンジサウンズも大好きです。
とにかく旧ブードゥーラウンジへの愛が詰まりに詰まったすばらしいCD。
こんなCDつくってくれてありがとうございます!
また本も読んで楽しみます。