絵本作家としての総括的な文章本。相変わらず楽しかったけど、非常に気になる箇所がふたつ。
五味太郎語で言えば、おもしろい=真面目にやる=お茶を濁さないでやる。ということ。まったくもってその通りだね。肝に銘じておく。
「生理的、身体的感覚が欠如した大人の言い草って、かなり滑稽だし、ちょっとグロテスクだよな。」
忘れないようページ数メモっとこ。161p169p。
煙草を燻らす。
ゲルの傍ら。
地平線を見つめ。
音は風と馬の息。
九杯目の馬乳酒を。
飲干す。
変わらない内に。
変わる何かが。
おまえには。
見えないのか。
年を重ねた。
ひとり。
星と共に今日も。